初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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実録2023!Day5 札幌→中山峠→ニセコ

2023年6月30日(金)

札幌を出る

さあ、今日は午後から北海道は全面的に雨。午前中が勝負ですね。

それでも、早起きをしない私。昨日のライブの疲れをしっかり睡眠で癒やしてから動き始めます。

まずはジャンボ1000にバイクを取りに行きます。

駐車場では隣に隼のお兄さん。かっちょえーですわ。挨拶をして、軽く天候の話題に。日本海側か道南方面しか天気が良くないみたいなので、そのお兄さんは今日は函館に行くとおっしゃっていました。さすが隼。最短でも250km、寄り道すると300kmを超えると思いますが、隼なら長距離得意そうなのでよいですね。エスト君でも行けなくはないですけど、疲れてしまいそう。

バイクを回収し、ホテルに戻り、積載が終わって出発は9時半。

さあ、今日も中山峠を抜けてニセコを目指して行きますよ。100kmぐらいしかないので、休憩入れて時速40km/h換算で2時間半ぐらいでしょうね。今日は金曜日の平日。市内中心部はそれなりに車が混んでいます。

また、札幌の街では、あちこちでビル建設工事が行われていて、車線規制によく出くわしますので、走行は注意。昨日泊まったホテルも真横で絶賛工事中でした。おかげで夕方に入った風呂場は騒音が響いてちょっと「ととのい」が低かったかなと。

でもこれだけ盛大にあちこちで工事しているっていうことは、札幌の街にお金が入ってきている証拠ですね。観光でも世界的に有名ですし、まだまだホテルやら商業施設やら新築・更新工事が必要でしょうね。活気があってよいです。

昨年は札幌を出るのに渋滞に巻き込まれて異様に時間が取られたのですが、今年は比較的スムーズに進めました。

お、前方に重ったるい雨雲が!あの雨雲の中につっこんで行くのかぁ。やばいなー。

雨雲

信号待ちで雨雲レーダーをチェックすると、小さい雨雲がポツ・ポツある程度。まだ本格的な降りではないようですが、時間の問題ですかね。

カーナビの表示が「59km先を右」だそうです。カーナビが壊れているかと思うような案内ですよね。北海道あるある。

札幌の市街を抜けるとことで、あっ、降ってきましたねー。

雨具を着るかなー。でも雨雲レーダーの予測ではそれほどでもない。突破しよう!

降ってきた

このまま行くと、12時半到着。2回休憩する予定なので到着は13時ぐらい。チェックインは13時半ですが、荷物でも降ろしているうちに時間は過ぎて、チェックインさせてくれるでしょう。昼飯を食べた状態で入れば完璧。

対向車線にマスツーリングの一団が、皆さん激しく手を振ってくださるので、こちらもヤエー返し。こんな天気が悪いのに元気ですねー。マスツーだと、こんな時でもインカムとかで楽しく会話してモチベアップされるのかもですね。

ヤエー

定山渓に近づくと雨も止み、重い曇天の中を走る。緑のいい香り。雨が降ったばかりなのでなおさらです。

森の香り

今日午後は雨でテントにこもるので、午前中にどこかで食料の調達をしないとですね。

去年なら絶対ホテル泊にしたのですが、今年はなるべくキャンプ。北海道は梅雨がないと言われますが、この時期結構雨が降ると思います。なので雨を気にしていたら、せっかくのキャンプ天国の北海道でキャンプできないです。

また、今年はキャンプについても、やりきった感を出したいという思いもあるからです。今年で一旦ツーリングプロジェクトを完結させると、キャンプもしなくなってしまうので、もうキャンプはいいや!というぐらい、しっかりやり切りたいというのがあります。

また今年は積丹半島を回りたいという希望がありました。今年で一応北海道ツーリングをやり切りたいという思いがあるので、去年行っていない積丹半島に行けないと心残りになりそうだったからです。そしてウニを食べたい!

積丹半島周辺のキャンプ場では、できれば海の見える「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」を取りたかったのですが、金曜・土曜の二連泊ですと、予約が一杯という状況で、次点のこれまた海の見える「神恵内青少年旅行村」は、ヒグマ対策のため今年度は閉鎖という状況。

積丹半島を狙いやすく、自然を感じられるキャンプ場ということで、海ではなく、山に目を向け、ちょっと料金が高めですが私設の「ニセコ サヒナ キャンプ場」に予約を取りました。逆にこういった高規格キャンプ場に泊まったことがないので、そういう体験もいいかなと思った次第です。

中山峠

国道230号線で定山渓を通過し、中山峠を目指します。もうここは3回め。

前にも後ろにも車がいません。走りやすくてよいですねー。シカさん、出てこないでね。クマは論外。

中山峠へ

一方、道のほうは、一度来たところは、わりとちゃんと記憶するほうなので、非常に気が楽ですね。

風がまあまああるのもあって、ちょっと寒い。毎回ここらへんは空気が冷たいですね。

さあ時間は10時半。走り始めて1時間。到着予定時刻が11:55ですが、あと2回休憩すると多分13時ぐらいの到着なんでしょうなー。

午後はテントで沈没。夕食はどうしようかなー。昼頃に買うので、時間が経ってもあまり状態が悪くなりにくいものを買わないとね。まあ最悪カップ麺とか?おにぎりぐらいだったら大丈夫かな?

天候がずっと悪いと、今日は風呂に入れない可能性もありますなー。ま、いいか。昨日しっかりサウナ入ったし。

お、視界が開けるとキレイな景色。いいねー。白樺の林を抜けていきます。

中山峠から

途中工事区間もちょいちょい出てくるので、時々「徐行」の表示。うん、エストレヤは徐行が標準ですから、ハハハ。

少し暖かくなってきたかも。この先の中山峠の道の駅に入って休憩して何か食べようと思います。「揚げ芋」が名物らしいので、じゃがいも好きの私としては、素通りできませんねー。

さて、道の駅「望洋中山」到着。時間は11時ちょい前。順調ですね。

で、店内に入ると、なんと!食堂が開いてません(臨時休業だったかも)。じゃ、テイクアウトの「揚げ芋」でも食うかと。食券の販売機の前に行ったら、「揚げ芋」の他に「いも餅」というものが目に入る。なぬ、餅好きの私としては、これも素通りできん、ということで、揚げ芋といも餅の二品頼んでしまったら、その揚げ芋ってのが、予想外の大きさ。あー、またやらかしました。でっかいどう北海道なんだから、一品もでかいのよ。揚げ芋、でかすぎ。これ一本で二人前よ。

揚げ芋

団子のように3個あるけど、この1個が普通のじゃがいも1個のサイズ感なんですよ。

作り方としては、おそらく、茹でたじゃがいもを一度ほぐして丸め、アメリカンドッグのような衣を付けて油で揚げ、それを串に刺しているのかな。

これは食べ盛りの中高生向けですな。途中で飽きてくる。出入り口付近に味変用の調味剤でなんとか目先を変えながら、食べます。

一方、いも餅は、ニョッキ風に仕上げたじゃがいもの「餅」をみたらし団子風に仕上げたものですね。一粒は揚げ芋の殺人的なデカさに比べれば大したことはないですが、そこらへんで普通に食べるみたらし団子よりかはずっと大きいです。ちなみに「みたらし」の「たれ」は通常のみたらし団子に比べると、粘度が低くて、さらっさらで、タレにピチャピチャ付けて食べる感じですね。これも最後のほうは飽きてくるんですけどね。

じゃがいも好き、餅好きの名誉にかけて、年甲斐もなく、なんとか完食(ヤメトケ)。

一気に頼むクセをやめて、今後は逐次オーダーするよう心がけよう(といいつつ、すぐ忘れそう)。

ニセコへ

食べすぎて重くなった腹をバイクに「積載」し、出発は11時半。このまま行くとキャンプ場到着は12:40。途中でセコマで休憩がてら食料を調達すると、13時過ぎぐらい?ま、到着して積載を解いているうちに13時半のチェックイン時間になるのかなという感じですね。

午後はテントで沈没ですが、何するかなぁ。明後日以降の予定の検討ですかね。

天気予報的には日本海側ぐらいしか晴れマークがないので、道北、その手前の留萌あたりを目指して行くのかなぁといったところです。そして礼文・利尻島に行ければ最高だけど天気的にどうなるか。一方で南方の襟裳岬にも行きたいので引き裂かれる気持ち。

冒険度的には礼文島に行きたい気持ちもありますが、フェリーで自分のバイクを持って行き、島でキャンプすると、稚内での宿泊も含めて日数的に襟裳岬に行けなくなるかもですね。

襟裳岬も天候、というか風に左右される場所なので、穏やかな日にピンポイントで行くしかない難しい場所です。

そうなってくると、東の方の知床リベンジは難しそうになってきました。Twitterで見ていても知床方面の霧が酷いツイートが出ていましたので。まあ昨年知床には行ったには行ったのでいいかな。

むしろ襟裳岬方面に行ったことがないので、行きたいですね。礼文・利尻にしても、昨年対岸から眺めたには眺めたので、襟裳岬方面は「やりきった感」のためには必須かもしれません。

そんなことを考えながら中山峠を降りる。中山峠、走りやすいですね。よく整備されていて、道幅も広く、ちょいちょい沿道に駐車場があったり、私のように遅いバイクでも抜かさせやすいです。

中山峠を降りる

さー今日は雨キャンプですね。

これでタープの必要性についても自分なりの回答が出るかもしれません。雨撤収のときに雨を避けて作業ができる、特にインナーテントを濡らさずに畳む、ということが重要のようです。

ただ、今回はタープを持ってきていませんので、もし撤収の朝に雨が降っていたら、そのまま延泊申し込みをして、雨が上がるまで撤収しない作戦かなーと思っています。どうせ雨が降ったら利用者も予約キャンセルしたり、来なかったりなので、空いているでしょうし。簡単に延泊できるのは、時間を味方につけている無職ッカーの必殺技ですね。ハハハ。

さて、今日は、このまま中山峠から賀茂別町、真狩町、ニセコ町という順番で、一昨日通った羊蹄山南側の道を逆に西進します。

30日のルート

賀茂別町を抜け、国道276号線に入り、雨雲に覆われた羊蹄山を遠くに見ながら真狩に向かいます。

賀茂別へ

羊蹄山の近くまで来ました。両側はじゃがいも畑、畳んだ防雪柵ごしに羊蹄山がみえます。この防雪柵、去年初めて見た時には何だろうと思ったのですが、冬はこれを壁のように展開して、吹雪いても道路がホワイトアウトしないようにする設備だそうです。

羊蹄山

羊蹄山の南東を囲む道道97号線に入り、ニセコ町16kmとなりました。時間は12時。これなら買い物を入れても13時ぐらいにキャンプ場には着けるでしょう。

道道97号

いやしかし虫がぜんぜんぶつかって来ません。気温がずっと低いからでしょうね。牧場・畜産エリアではないということもあるのでしょう。まあところどころ牛臭い場所はあるにはあるのですが。

真狩にさしかかりました。先日はここで細川たかし大先生の銅像を拝みました。今日はこのまま行きますよ。

真狩

右手に「焚き火キャンプ場」の表示。「焚き火」をつけるあたり今どきな名前ですね。キャンプブームにおいて、焚き火の楽しさが一役買っていると思うのですよね。

私は焚き火はしない方針です。持ち運ぶ道具が増えるのと、夜はさっさと寝たいということもあります。焚き火に関するルールもいろいろあり、後片付けも面倒で時間を食うのでやりません。

焚き火は、小学生の頃に、自宅の庭で一生分やったので十分です。昭和だったこともあって、近所では庭のある家庭だと、落葉を焚き火で焼くのが普通でした。土日の夕方とか、あちこちで焚き火の臭いがしたものです。あの臭いを嗅ぎながら家路を急いだ風景が思い起こされます。

また、ウチでは専用の焚火炉を常設していて、キャンプファイヤーぐらいできる大きいサイズでした。時々、焼き芋とかを作ったのも良い思い出です。最近の「焚き火」はあまりにもサイズが小さくて、私的には物足りず、それでいて手間は同じぐらいですから、イマイチやる気にならないのというのもあります。

羊蹄山のふもとのフラットな道、道道66号をニセコ町に向けて進みます。

羊蹄山のふもと

沿道の右側にそば屋が。

そば屋

今は夏なので北海道そばの端境期とはいえ、こういうところで食べたかったです。さっきの中山峠で、とんでもない量を食べてしまったので、無理です。惜しみつつスルー。

国道5号との交差点で、セルフのホクレンがあったので、ここで給油します。バイクってのは車と違って車体の左右どちらからでも給油できるので、スタンドへの進入がスムーズでよいですね。

セルフなので電子マネーを使おうと思ったら、いつものiDは使えず、QR決済しかできないようです。しかもちょっと操作にまごついてしまったのですが、QR決済だと、量指定給油しかできないようで、満タン給油ができないようです。仕方なくクレジットカード決済で満タン給油。うーん、ホクレンさん、ちょっと不便よ。

で、この先1kmぐらいのところにあるニセコ町のセイコーマートで食料調達をしてキャンプ場へGO!です。

セイコーマートを出たのが12:45。あと10kmなので13時頃の到着予定。チェックインは13時半で時間的には余裕なのですが、これから降る雨が気がかり。雨が降り始めるまでに設営したいです。

あ、ちょっとポツポツ来ましたが、これぐらいなら大丈夫。なんとか持ちこたえて欲しい。

ニセコ大橋

ニセコ大橋を渡る。

ちょっと雨粒が大きくなってきました。うー。

そして長ーい緩やかな坂道を登る。エスト君にはちょっと苦手な道路。

ニセコの坂

この先、ニセコのリゾートホテルや別荘が多数あるエリアに入っていきます。今日のキャンプ場は、ニセコ昆布温泉という地域を抜けていってすぐのところにあるそうです。おそらく温泉街っぽくなるのですぐわかるでしょう。

ニセコパノラマライン

山の中なのに、なんで昆布なんでしょうね。後で調べてみたら、昔、アイヌの人びとが森の中を歩く時に、道標として、木に昆布を巻き付けていたからだそうです。森に昆布があるはずもないので、目立ってよいかもですね。
あらら、結構降ってきたですよ。設営大丈夫かなぁ。

降ってきた

ヘルメットのバイザーにはしっかり撥水剤を塗ってあるので、水滴が左右に流れて気持ち良いですが、設営を控えた今だけは降ってほしくない。
温泉ホテルっぽい建物を通り過ぎ、蘭越町に入った表示。もうすぐだ。

あ、そういえば、蘭越と言えば、地下水が噴出して大変なことになっている地域ですよね。水柱は見えるのかしら。

キャンプ場~到着しました~ぶるわぁ~(脳筋さん風)

サヒナキャンプ場

地面の砂利は固く締まっていますが、一応スタンドプレートを挟んでサイドスタンドを立てて駐車。

ニセコサヒナキャンプ場

ニセコサヒナキャンプ場、さすが高規格キャンプ場!キャンピングガイドのレーティング通り清潔度5★の実力通りきれいです。これまで公営のところメインでしたので、受付からして雰囲気が違いますね。

チェックインまで30分ぐらいあるので、センターハウスで待っていてくださいとのこと。「センターハウス?」初めて聞いた用語ですが、行ってみると、共有のキッチンダイニングルームですね。またこれがおしゃれな内装と照明。そしてジャズボーカルの音楽が流れてて、オトナ空間が広がっています。う~ん、素晴らしい。ここで受付までゆっくりしました。

チェックインして、一通りご説明を受けると、サイトへもわざわざご足労いただいてのご案内で大変恐縮。はー、これが高級民営キャンプ場ね。一泊3,000円也!(広めで景観の良いサイト+大人1名)

場内で見かけるスタッフの数も多くて、しっかり挨拶されるので気持ちの良いところですね。その価値はありますよ。

ちょうどその頃、雨が小降りになってくれていたので、ハイスピード設営!設営手順にもだいぶ慣れてきました。

テント

このキャンプ場は、各サイトが背の高い草木で仕切られていて、プライベート感があり、またサイトには直火焚き火ができる炉が設けられているのも特徴的です。

炉

私の予約したサイトは天気が良いと羊蹄山が見えるらしいのですが、残念ながら雨なので見えません。

サイト

しばらくは雨も小降りのようなので、近くの日帰り温泉に速攻で入浴。キャンピングガイドにも割引クーポンがついてはいるのですが、キャンプ場で提供されるクーポンのほうが幾分有利になっていますね。

入った温泉は「ニセコ昆布温泉ホテル甘露の森」。さすがホテル仕様なので、新しくはないもののメンテが行き届いていて、良い風呂に入れました。

しかし風呂に入っているうちに雨が強くなってきてしまい、帰りはレインスーツを着て雨の中のバイク移動。

いよいよ大雨の様相なので、テントでメシを食う雰囲気ではないなと思っていたところ、さっきのセンターハウスを思い出す。ガスバーナー使用可とのことでしたので、食料関係をセンターハウスに持ち込んで食べることにしました。キャンプなのに雨を優雅に避けることができ、暖かくて本当に助かります。

センターハウス

おしゃれなゲートの向こうにエスト君がおります。後になって気づいたのですが、カバーをかけ忘れてて、エスト君、ごめん。

さあ、バーナーで湯を沸かして温かいカップ味噌汁でも作って、セコマで買ってきたホットシェフ弁当を食べよう。

このセンターハウスのおかげで雨キャンプとは思えない優雅な時間を過ごせました。

センターハウスでバーナー

しかし、北海道は全域で雨模様。ひどいね、こりゃ。昨年も台風が釧路を直撃してひどかったけど、今年も雨・雨・雨ですよ。Twitterでも現在北海道ツーリング中の皆様から雨のご報告でいっぱい。

天気

今晩大雨が通過すると、明日は曇の予報なので、積丹半島を回ろうかなと。

雨キャンプ

さあ、19時過ぎたので、テントに戻ってごろごろしながら寝ますか。傘を持ってきてよかった。いくらレインスーツがあると言っても、傘があると助かりますね。

テント前室に入って全身についた雨水をマイクロファイバークロスで拭き取り、インナーテントへ入る。

今日は雨キャンプということで、インナーテントの中にも厚手のグランドシートを敷いて、万が一インナーテントに下から浸水しても、荷物やシュラフなどが濡れないようにしています。そして、シュラフは絶対に濡らしたくないので、シュラフカバーもかぶせます。これ以上ない防水対策。これでダメなら諦めます。

防水対策

さあ、寝る体勢でシュラフに入って、明後日以降をどうするか検討しながら寝る。雨がどんどん強くなって音がうるさいので耳栓。

19時半ごろ、恐るおそるグランドシートをめくると、やはり浸水が始まっています。テントの下に敷いてあるグランドシートの上に浸水しているようで、下から水がしみてきています。特に頭と足のほうのインナーテントは底辺部分がフライシートの下からちょっと露出しているので雨が直接当たっている可能性もあります。

浸水

21時ごろ、さらに雨は強く、どうやらインナーテントの上のほうにも、フライシートに浸透した雨水が滴っているようです。かなーりピンチ。インナーテント内に縫い付けられている小物入れポケットにも水が伝って、水滴がシートの上に落ちてきたので、小物入れを防水グランドシートの外に押しやります。

小物入れから水滴

23時、フライシートは完全にびしゃびしゃになっているようで、インナーテントも相当濡れてきています。ですが、もうこれ以上何もできないので、腹をくくって寝ます。勝負は明日の朝に判明するでしょう!

おやすみなさい!