初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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実録2023!Day4 定山渓→札幌市街

2023年6月29日(木)

今日は定山渓から札幌市街への移動日。札幌市内での移動なので距離がたったの30kmです。北海道キャンプツーリングの番外編といったところでしょうか。

ツーリング中のライブ参加

昨年はコロナ禍でしたが、今年はコロナ開けということもあって、音楽シーンでは有人観客ライブ(声出しもOK)が全面的に再開されました。コロナ禍は2020年2月ぐらいからでしたから、ライブに行く人々には約3年分の「ライブ行きたい欲」が蓄積され、壮絶なチケット争奪戦が繰り広げられています。

私も普段なら東京近辺の会場の日程でエントリー希望リストを埋め尽くすのですが、もしかしたらどれにも当たらない可能性がいつもより高いと思い、地方遠征ライブのつもりで、札幌をチェックしたら、ちょうど北海道ツーリングの日程でやっているではないですか!

半分シャレで、第3、第4希望に札幌を入れたら、札幌のエントリーが優先されたのか、札幌が取れました。ほほお、これも一興。ツーリング中にイベントを入れるのも面白いかもと。今年が初めての北海道ツーリングだったら、とてもそんな余裕はないのですが、2回めなので少し余裕ができてきたということでしょう。

本日の宿も相当前に確保済みです。

天気予報によると、札幌市街では昼ぐらいから雨が降る予報なので、なんとしてでも昼前にはホテルに到着し、荷物を降ろし、バイクを駐車場に入れるところまでは完了させたいです。

このスケジュールなら市街では余裕を持って行動できるので良いでしょう。

札幌市街へ

さて、午前中に移動完了必達としても、30km。あまり早く行き過ぎても居場所に困るのでほどよく時間調整します。

ゆっくりと撤収。しかし、時期が時期だけに、毛虫ちゃんがいっぱい降ってきますなー。木の枝に覆われたサイトということもあるでしょう。毛が長くて、本体が黒っぽい毛虫なので、何の幼虫だかよくわかりませんが、刺されないに越したことはないです。キャンプ用具についていないか裏表をよーく確認し、いたら、あまり刺激しないように、払っていきます。

積載していると、中国の方と思われるご家族一行6名もチェックアウトのようで、その方々は大きなキャンピングカーを借りての移動でした。確かにそれだけの人数だったらキャンピングカーってのもありですね。バンガローにお泊りのようでした。

私もチェックアウトして、ここのステッカーも買ってしまいました。

<ステッカーの写真>

いやー、明け方は少しひんやりしていたので、ちょっと厚着して撤収・積載をしていたら、気温も上がってきて汗だくになってしまいましたわ。ここで一旦シャツを着替えます。今日はホテルで洗濯しないといかんですなー。

積載完了!

積載完了

ほんと良いキャンプ場でしたー。中央の林はロープアスレチック場。

キャンプ場

本来ゴミは持ち帰りなのですが、県外からの利用者については、今回特別に引き受けてくださるとのことです。ありがとうございます!

出発は9時半。11時にはホテルに到着できるでしょう。

そして今日は大雨になるとのことなので、バイクの駐車は平置きではなく、地下かビル内、例えば昨年停めたビル型駐車場の「ジャンボ1000」に駐車しようと思います。

キャンプ用具はサイドバックに入れたままにしようと思うので、ビル内なら平置きに比べればセキュリティ的にはマシかなと思っています。

ただ、キャンプ道具のうち、テントだけは完全乾燥させたいので部屋に持っていきますけどね。多分昨日の夜も少し雨が降ったんではないかと思っています。耳栓して寝たので実際どうだったかはわからないですが。

また、今夜は一泊だけなので、場合によっては、フェリーみたいに一泊分だけの荷物を持ってホテルに入るもありなんですが、洗濯や荷物整理をしたいので、今回はシートバック全体を持ってチェックインします。

さて、国道230号線に入り、定山渓温泉を抜けて札幌に向かいます。

定山渓道路

はー、しかし、札幌ってところはいいねぇ。こんな自然のあるところが中心部から30分のところにあって、食べ物も美味しいし最高だね。移住先の人気都市のひとつらしいですが、それもうなずけます。よそ者にも優しそうだし。

平日の通勤時間帯も終わり、空いている国道をのんびり走ります。国道などの幹線道路は、朝夕の通勤時間帯だと、地元の車が慣れた運転でかっ飛ばしていることが多いので、私のような一見さんは緊張するのよね。

あ、ちょっと肩が凝ってるかも、昨日風呂に入っていないからなぁ。今日はサウナに入れるので楽しみ。ちなみにホテルは「ガーデンズキャビン(Google Map)」という簡易ホテルです。部屋に風呂などはないのですが、大浴場があってサウナがあるそうです。最近できたところなので、キレイだと期待しております。

そんなことを、つらつら思い浮かべているうちに、沿道には建物が増え、あっという間に市街の外縁部に到達。

札幌市内へ

こんな市街地で景観もクソもないところでGoPro撮ってどうすんのって気になってきました。何か喋ればよいのでしょうけど、喋り上手でもなんでもないので、黙ったまま。雑談力がほんっとに低いので、こういう時、なーんも話すことがないです!

雑談力の高い方は、羨ましいですよ、ホント。

適当な信号待ちで、録画OFF。

すすきの駐車場ジャンボ1000

10時半ごろにホテル着。

初めての宿で、どういうところかよくわからず、表は駐車しにくい幹線道路だったので、裏に停めます。一度フロントに行って台車を借り、一部積載を解いて、裏の出入口から荷物を搬入。一旦クロークに預けます。11時。チェックインは15時からということなので、まずはバイクを駐車場に入れましょう。

近くに平置きの駐車できるところはあるようなのですが、これから雨が降るということもあり、また、繁華街の中心で誰でもすっと入れるような場所だと、一部荷物をバイクに積載したままにするのもあって、セキュリティ的に心配。ということで、昨年駐車したビル型の「ジャンボ1000」という大型駐車場に入れることにします。勝手がわかっていると気が楽ですし。

一旦バイクをビル横に停め、駐車場係の方にバイクを停めたい旨を告げ、駐車場所を指定いただきます。昨年は軽自動車用の区画をいただきましたが、今回は入口付近のスロープの途中でした。ま、バイクカバーもするのでよいでしょう。

注意点がひとつありまして、駐車したら、駐車券を一度窓口に持っていき、1日券として事前申請する必要があります。受付の女性にお願いして、券を機械に通してこれでOK。明日出る時にそのまま精算機に入れれば、1日券2日分1,800円(現金)のお支払いとなります。事前申請をしないと時間貸しになって大変なことになるようです。

さて、ヘルメットを持って昼飯でも行くかとビルを出ようとしたところで、降雨開始。結構強い雨です。まあしばらくすれば過ぎるかなと思って待つ。折り畳み傘は持ってはいるのですが、大雨の中を歩いても嬉しくないので、ビルの受付出口でしばし待っていると、なんと先程の受付の女性がいらして、この傘使ってくださいと、ビニ傘をわざわざ持ってきていただきました。うわー、優しい、嬉しい。傘は持っているから大丈夫なので、感謝の言葉をお返ししました。ますますこの駐車場「ジャンボ1000(Google Map)」が好きになってしまいました。

ジャンボ1000

引用元:駐車場ジャンボ1000

しかし、なかなか大雨が通過してくれない。雨レーダーでずっとモニターしているのですが、かなり待ちました。40分ぐらいでしょうか。その間にTwitterで別件をこなしたり、明日以降の予定を地図やスマホで検討したりして過ごす。

そう、明日以降の予定、全く決まっていません。

とにかく、天気予報が悪すぎ。明日30日は西から大きな雨雲がやってきて北海道全体を一日かけて通過する感じ。明後日7月1日は、帯広方面を除いて、北海道全体で天気が曇り空という予報。

そんなことを調べているうちに、傘がなくても帽子程度で歩けるような小降りが一瞬あったので、ちょっと歩いて札幌の巨大な地下街に急速潜航。

寒くて雪も降る札幌では地下街が発達していますね。新宿地下街を彷彿とさせるような風景。適当にご飯が食べられるところでランチを取り、13時。まだ2時間待たなければ。

ツーリングライダー人気の「快活クラブ」ってものに行ってみるのもありかなと思いつつ、まだ雨が降っているので、あまり地上を歩きたくないです。

たまたま近くに去年行ったドトールがあって、地下街を出て眼の前という場所だったので、急速浮上、ドトールへ突入。

明日以降の予定検討

ここで明日以降の予定を再検討。今年は特に襟裳岬に行きたいのですが、そっち方面の天候が良くなるタイミングで帯広方面には入りたいです。襟裳岬方面の天気予報はまだだめっぽいです。

それなら、むしろ行ったことのない積丹半島でウニを食べるというプランも魅力的なので、まだ北海道の西側にいる今ここで狙うというのもありでしょう。

積丹半島を明後日7月1日に周るとして、泊まるべきキャンプ場をキャンピングガイドで探す。候補は「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」「神恵内青少年旅行村」「ニセコ サヒナ キャンプ場」の3つ。

明日の西側は、午前中はなんとか天気は持ちそうなので、午前中に移動し、昼過ぎにチェックイン開始と同時に入村・設営し、雨が降ったらテントにこもる!夜はかなり降りそうなので、本格的な雨キャンプになりそうですが、やってみましょう!

チェックインの15時近くになり、雨も上がってきたので、店を出てホテルに向かう。

すすきの

道すがら候補のキャンプ場に電話する。

まず、「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」は、フリーサイトの予約が2連泊では取れず。今日は金曜ですが明日は土曜日だからでしょう。ツーリングマップルでも「フリーサイトからの海の眺めが素晴らしい」という(余計な?笑)コメントがあるだけに人気なのね。ファミリー中心らしいので、ちょっとにぎやかかもしれませんが。

次に「神恵内青少年旅行村」に電話。なんと現在閉鎖してるとのこと。なんでも熊対策の電気柵がまだ未設置ということで、これだけヒグマの出没情報が多いので、本格対策するということになったそうです。

そこで、海側ではないのですが、昨日行きそびれたニセコを絡めて、「ニセコ サヒナ」。やや高級キャンプ場ということもあって、土曜日含めて2連泊で取れました。

よし、キャンプ場も決まったし、チェックインして、サウナに入ろう。

札幌のライブ

宿泊先の「ガーデンズキャビン」は簡易ホテル。ライブ会場の「札幌文化芸術劇場」から近くて、サウナがあって、新しめで、お高くないところ、ということで選びました。お隣と間仕切りだけの、カプホスタイルの部屋もあるのですが、私は荷物が多いのと、テントを広げて乾燥したいとか、ヘルメットのメンテ用ケミカルが臭いとかあるので、個室を取りました。

期待通り新しくてキレイ。確か部屋には、広い広いダブルベッドとデスクとチェアがあるだけで、トイレや洗面所はフロア共同。清潔で、共同といっても宿泊期間中は誰とも会いませんでした。入浴前に、コインランドリーに洗濯を仕込んで並行実行。ヨシ。大浴場やサウナは地下。時間がまだ15時台ということもあって、残念なことにホテルの隣がビルの大規模解体工事をしていたため、終始爆音が浴室響き渡っており、あまりととのえずです。17時を過ぎたら工事も終わるんでしょうけど、間が悪く残念。風呂・サウナ自体は、機能的で今時な作りで使いやすかったです。1時間以上浴室にいましたがメンテの方を見かけなかったので、今後がちょっと心配かな。

さて、風呂にも入って、洗濯も終わり、明日の準備もできたところで出発。軽くカレーを食ってライブ会場へ。最近のチケットは電子化が進んでおり、転売防止もあって、今回は現地でファンクラブ会員証のICカードをかざさないと席番がわからない仕組みになっておりました。

発券されたチケットを見たら8列6番、かなり前だが、かなり左ってことね。席に行ったらびっくり。座席レイアウト上、前方はすぼまっていて、座席列の左右の角は斜めにカットされていたので、左に2人、前にも2人しかおらず、斜め左の袖の方向には一人しかいません。うおー。これはすごい。こんなステージに近いのは初めてかも。前の座席になった者の義務として、熱く盛り上がらなければならぬと、気を引き締め、ライブ開始!

・・・2時間半後・・・

はー、やばかったー。実際、袖までメンバーが来て演奏してくださったので、大いに盛り上がり、HPがほぼゼロに。たまたまライブ終了時、外の天気は大雨になっていたので、会場ビル内で雨宿りするふりしてHP回復。小降りになったところで、ヘロヘロになりながら、コンビニに寄って軽く買い物、帰宅して、オヤツを食べて、そのままグースカー。