費用の定義
北海道ツーリングにかかった費用について、2023年の分についても集計してみます。
ここでいう「費用」の定義についてですが、以下の項目とします。
- 宿泊費:ホテル代・キャンプ場代
- フェリー:大洗・苫小牧の間の往復(バイクの運賃も含みます)
- ガソリン:エストレヤはレギュラーです
- 高速道路:自宅から大洗までの往復。現地でかかるかどうかはルート次第です。
また今年から以下の項目も含めました
- 風呂:
キャンプ泊の時は、だいたい日帰り温泉に入ります。帰りが遅くなって入れなかったこともありました。またホテル泊でも部屋のシャワーでは味気ないので近くの日帰り温泉に行ったこともありました。 - 洗濯:コインランドリー代
洗剤は数十円で有料という場所もありましたが、自宅にあった洗剤のパックを数個持っていったので買わずにすんだので入れていません。コスト的には知れているので無視してよいと思います。洗濯物の量が多いときに、街のコインランドリー屋さんで一度大型の洗濯乾燥機+シューズ洗濯+シューズ乾燥機を使ったこともありました。ホテルの小さい乾燥機だととても時間がかかることが多いので、大型の洗濯乾燥機で一気にやって時短をしました。 - 駐車場:ホテルや(提携)駐車場に払う駐車料金です。今回は観光地での駐車料金はかかりませんでした。
したがって、以下のような項目は含まれていません。
- 食費:
この項目はまあまあ大きな金額になると思うのですが、何を食べるかは人それぞれでばらつきが大きいですし、日によっても変動が大きいので、外しています。 - 入場料:観光施設などの入場料です。今回は襟裳岬でかかったぐらいでした。
- 土産:
これも人によってばらつきが大きい項目なので外しています。
また、ツーリング準備のための装備費用も含まれていません。
- バイク関係の装備
- キャンプ関係の装備
- デジタル機材
- GoPro機材
- 書籍・アプリ使用料
費用集計
集計結果は以下のとおりです。
<全体>
総合計で約24万円でした。
昨年の集計項目に揃えると約22万円です(昨年は27万円)。日数が2日多いにもかかわらず5万円ぐらい安く済みました。
<宿泊費>
宿泊費は12万円。
昨年は17万円だったので日数が2日増えたにもかかわらず5万円安くなっています。キャンプ率が昨年3割だったところ、今年は5割になったのが主な要因ですね。キャンプ万歳。
ホテル1泊の平均も昨年17,303円から13,459円に下がっています。昨年は、ちょっとお高めなドーミーイン系列に泊まる計画だったので仕方ないです。今年は、ドーミーは帯広の2泊以外は、普通のビジネスを使ったので下がっています。それにしても、昨今のサウナブームもあってドーミーの強気が止まりません。
一方でキャンプ1泊の単価は昨年693円から2,643円にジャンプアップ。昨年はすべて公共のキャンプ場を利用したのですが、今年は、公共でも、バンガローを利用したり、施設整備にお金がかかっているキャンプ場だったり、有料の私設キャンプ場を利用したことが単価上昇の原因です。コロナ明け、かつキャンプブームということもあるでしょう。とはいえ単価が知れていますので、コスト削減に大きく貢献しました。
<フェリー>
今年は7万6千円。
燃料高騰による運賃上昇にもかかわらず、昨年とほぼ同じの2千円アンダーです。これは復路とも安い期間、シングルプレミアム期間で予約したことによります。昨年は行きは2ヶ月まえに予約したのでシングルプレミアムが取れましたが、直前の予約となってしまった帰りは一段高い時期になってしまい、またプレミアムの予約が一杯で、空いていた1段下のグレードにもかかわらず、やや高くついてしまいました。
<ガソリン>
合計1万2千円。これは走行距離とガソリン単価次第ですね。
今年は走行距離2565Km(北海道では2325km)で、給油量は70.16Lだったので、平均燃費は36.5km/Lでした。エストレヤにしてはやや低めだったのは、高速道路にも慣れて90km/hで走った区間が長かったからと思います。
なお気になる平均単価は168.5円/Lでした。ホクレンフラッグとステッカーをゲットするため、ホクレンをメインで使っていて、9回の給油のうち7回はホクレンでした。ホクレンさんでは、セルフでは事実上iDとかの電子マネーが使えず、クレジットカードでしか払えないので若干不便でした。
<高速道路>
9千円。
昨年は北海道では有料の道路をたまたま走らなかったのですが、今回は余市から旭川にワープするときに有料の高速を使いました。自宅から大洗の往復でもかかっています。自宅と大洗の往復は、行きと帰りのルートが異なるため微妙に代金に違いがあります。
<駐車場>
5千円。
ホテル泊のときに駐車料金がかかることがあります。バイク駐車場がないところは提携先の駐車場や街の駐車場、ホテルの敷地内に停められるときでも別料金が取られる場合があります。
なお、今回は観光地での駐車料金はかかりませんでした。あっても100円程度なので知れていますが。
まとめ
費用的に一番インパクトあるのは、やはり宿泊費ですね。ホテル泊とキャンプ泊の2択の私の場合(つまり、ライハ、とほ宿、民宿などは使わない)、いかにキャンプ泊にできるかどうかかと。雨キャンプを避けたいとなると、費用も天候次第ということになります。ツーリングのルート、満足度、コストのいずれにおいても天候が如何に重要かということが身にしみました。