初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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2023年も挑戦します

再挑戦する?

2022年に初挑戦した北海道ツーリングは、自分にとって本当に貴重な経験となりました。バイクは初心者、ツーリング未経験、キャンプ未経験という三重のハンデがあり、少々のトラブルはありながらも、なんとか大した事件もなく、成功に終わったと思っています。

もともと北海道ツーリングに挑戦しようと思ったのは、40過ぎに思い立って免許を取って、バイクを手に入れたのはよいけど、さっぱり乗らず、このまま乗らなくなって手放す前に、何かやっておきたい、という気持ちからです。

これからどんどん頭と身体が衰えていく前に、自分なりにバイクを堪能したいという想いがあり、このままでは終われないと思ったのです。

で、昨年2022年7月、約半年の準備期間を経て、往復17日間のツーリングを敢行したのですが、どうでしょう、やりきった感はあったでしょうか?

 

ん~~~、まだ、ですね。

 

北海道は、想像以上に、広大すぎて、懐が深すぎて、とても2週間やそこいらでは堪能しつくせない、と感じています。

ということで、2023年も挑戦します!

偶然見つけたステキな道

前回の反省点

なぜやりきった感がないのでしょう?

自分なりにつらつら思い起こすと、

  • 未体験の土地だっただけに、先に進むことばかりに重きを置いていたため、ルート上の土地の観光や食事を十分に楽しめなかったところがあった
  • 天候が悪かった絶景ルートがいくつかあり、本来の良さを味わえなかった
  • 雨キャンプを避けたかったので、現地14泊中、キャンプは4泊だけにとどまった(ドーミーイン巡りをしたかったというのもある)
  • まだまだ行きたい場所があったが、天候が7月末に向けてどんどん悪化してきたのと、2週間過ぎたぐらいで疲れてきたので、断念した

といったあたりだと思います。

天候とか、対策が立てにくいものもありますが、すべてを解消できなくても、もう少しやりきった感が欲しいと思っています。

そこで、対応策を考えてみました。

行程プラン

よく「余裕を持ったプランにしましょう」というアドバイスがありますが、実際には、なかなかそうも行きません。

余裕=時間的余裕があると、時間や、せっかくの晴天がもったいない、という焦りの気持ちが出てしまい、ついつい欲張って、先に進みたいと考えてしまいました。

なので、前回は、フル積載状態での移動日だらけになってしまった感があります。

フル積載ですと、バイク自体の運転に気を遣いますし、ややストレスに感じます。また、ただでさえ遅いエストレヤと私の組み合わせだと、上り坂などでは如何に良いタイミングで抜かせるかについても心を砕く必要もあります。

逆に、良かったなと思えたパターンは、連泊で、中日(なかび)は身軽になったバイクで周囲を軽快に走るとか、天気が悪いなら休憩の日として周囲をぶらぶらする、というものでした。例えば身軽になって訪れた美幌峠は、天候の良さもありましたが、本当に気持ちの良いライディングとなりました。

また、連泊というスタイルについては、キャンプ場をベースキャンプとし、数日周囲を走るということをなさっているライダーさんもいらして、これは採用したいなと思いました。

今回の方針:

  • あらかじめルートを決めるのではなく、方面別に行きたいところだけ決めておいて、現地で天気予報を見て、天候のよい方面に移動する
  • 宿泊地は、可能なら連泊ができそうなところに設定する(ドーミーイン巡りは意識しない笑)

宿泊スタイル

特に昨年の7月は晴天が例年より少ないと現地の方々もおっしゃっていて、私の場合、雨予報ならホテル泊→ホテル泊なら予約せねば→予約したら雨でもそこに行かなければ→雨ツーリングは楽しくない、という悪循環になってしまいました。

雨の中の移動は、それはそれで経験になりますが、楽しくはないので、雨の中を移動するぐらいなら近場でホテル泊か、雨キャンプも経験として、ありと考えてみようと思うことにします。

そういえば、参考になるライダーさんの話として、私より上の年代のご夫婦ライダーさんが、バンガロー限定でキャンプ場泊をなさっているということを伺ったので、それもよいなと思いました。

今回の方針:

  • 雨キャンプを恐れない(バンガローが空いていればぜひ利用)

ツーリング日数

ツーリング日数についてですが、前回は当初、期限未定!と息巻いていたのですが、だんだん里心というか、ツーリング以外の活動もしたいとか、妻に託した猫が心配(妻じゃなくて猫かい!笑)とかで、最後の方はモチベーションが下がってきました。

思い起こせば、学生時代の最後の長期休暇でも、卒業旅行と称して、期限未定でスキー放浪をしたことがありましたが、あれも2週間ぐらいしたら、だんだん飽きてきて帰ってきたということがありました。

自分の場合は2週間ぐらいがちょうどよいのだと思います。

そして昨年は、帰る!となってからフェリーを予約したものですから、希望の部屋が空いていなくて、他の部屋クラスを体感できたのは良かったですが、二度目はなくてよいかなと思っており、やはり希望の部屋クラスを取りたいと思います。

帰りの日程を決めていない幸せはもう味わったので、今回はあらかじめ帰りの便も予約しておきます。どうしても延長したいとか、早めたいとか、そういった事態になれば、一度までは無料で予約が変更できるので、その手を使いましょう。

今回の方針:

  • 現地滞在日数は2週間ぐらいとする(帰りの便のフェリーも予約する)

天候と時期

天候について、人間はどうすることもできませんが、計画段階でできることとして、天候の傾向を把握し、ツーリングする時期を調整する、というのがあるかなと思います。

前回は、北海道は寒いと考え、7月の中旬をスケジュールの中心に置いていたのですが、あまりの天候の悪さに打ちひしがれました。後で調べると、傾向的にその頃は天気がよくなく、天候が安定するのは6月で、5月下旬から7月上旬がおすすめという、というご意見もありました。


www.youtube.com

また、前回さんざんだった道東については、そもそも夏に晴天を期待するのは無理があるそうでした。

「釧路地方の夏(6〜8月)」(釧路地方気象台)

ということで、今回は以下の方針とします。

  • ツーリング実施時期を前回より早め、6月下旬から7月上旬にかけて設定する
  • 道東に晴天は求めない

時期とフェリー料金との兼ね合い

時期については、フェリー料金も考慮しなければなりません。

昨年の反省

前回は、行きが7月上旬、帰りの日程が7月下旬だったため、帰りのフェリー料金が高かったのです!

帰りが高かったというよりも、行きが割引などで安かったという言い方のほうが正確かもしれません。

価格差の要因は3つもあって、

  1. 料金期間の違い
  2. さんふらわあ就航50周年割引」(商船三井フェリー)
    2022年4月1日~2022年7月14日 20%オフ
  3. シングルプレミアム/スーペリアキャンペーン」(商船三井フェリー)
    2022年4月1日~2022年7月14日 船室貸切料が無料

商船三井フェリーさんとしては、日程に自由度がある人には、どうしても2022年7月14日までに乗ってほしいようで、昨年はそこまで気が回らず、痛い出費になってしまいました。

「船室貸切料が無料」というのを補足しておきますと、船室には定員数というものが設定されていて、定員未満で専有したい場合は、定員数との差の料金の半分を負担しなければならない、それを船室貸切料と言いますが、このキャンペーンでは、2名定員の部屋については船室貸切料が無料!つまり、一人分の料金でよいってことなんです。万円単位の割引なので、これは大きいですよね。

今年は、昨年に比べてフェリーの料金も上がっているようなので、昨年のような時期によるコストアップは避けなければなりません。

ましてやサラリーマンを辞めた無職のオジサンですから、夏休みゾーンにかかるようなことをしては、現役のみなさんの迷惑です!

2023年のフェリー料金

さて、2023年はどうなるか、すでに2022年の年末ぐらいから気になっており、まずは2023年1月20日に期間と料金が発表されました。

それによると、大洗発・苫小牧発とも、安いB期間は「・・・、6/1-7/13、7/17-7/20、・・・」と表示されています。間の7/14-7/16は高いC期間になっているので要注意ですね。

そして、シングルキャンペーンについては毎年1月の下旬に発表されるので、公式サイトをモニターしていましたら、出ました。

「シングルプレミアム/スーペリアキャンペーン」実施のお知らせ(2023年4月1日~2023年7月20日)(商船三井フェリー)

私のようなソロツーリストには本当にありがたいキャンペーンです。往復とも絶対に適用を受けたいです。

ただ、今年は50周年割引がないな~なんて思っていたら、商船三井フェリーさん、やってくれました!

「さんふらわあ初夏割」実施のお知らせ(2023年6月1日~2023年7月20日)(商船三井フェリー)

昨年の20%割引には及びませんが、15%割引でもありがたいです!

HOKKAIDO LOVE!割

もうひとつ、2023年の7月前半までの旅行なら、ぜひ覚えておきたいのが、こちら、「HOKKAIDO LOVE!割」(キャンペーン終了)です。

全国旅行支援の北海道版でしょうか。また5月8日以降の利用については、ワクチン接種の条件も撤廃されましたので、証明書の準備とかも不要となりました。

ま、私は副反応に苦しみながらも3回受けたのですが、ついにワクチン接種の証明書が役立つことはないまま終わるようです。ガックシ。でも、ワクチンのおかげなのか?無職になったおかげなのか?東京の都心部生活して、毎日外出していたにもかかわらず、まだコロナにかかっていないので、よかった?と思います。感染していたかもしれませんが、発症しなかったので助かりました。かかった友人の話を聞くと、酒が不味くなるということで、絶対にかかりたくなかったので、今のところセーフです。

さてこの北海道割、いろいろ制約があるので、要注意です。

一番気になるのが、予算の上限に到達し次第、終了になるというものです。特に私のように適用期間の最後の方に利用する可能性があり、ぎりぎりまで予約を取らない人だと、もう予約するときには終わっているかもですね。ま、仕方ない。

それと、対象となる宿泊施設が決まっているのと、それぞれに適用条件があるようなので、ひとつひとつ注意して予約しないと適用外となってしまう可能性もあります。

宿泊代は、旅の費用として単価の高いサービスですので、ぜひ活用したいものです。

ただ、北海道割が使えるプランが限定されていたりして、そのプランがそもそも通常プランより割高で、実際のお得額は大したことないという、残念なケースもありますので、よ~く比較検討する必要があると思います。別途取得できる割引クーポンがあって初めてペイするようなものだと、クーポンの利用先も限られますし、いまいちかなーと感じています。

なお、フェリーも新日本海フェリーさんが対象事業者だそうです。航路がそちらの方はぜひ使いたいですね。私の場合は大洗・苫小牧の商船三井フェリーなので対象外です...。

「平日にもう一泊」キャンペーン

全国旅行支援ほどはインパクトはないかもしれませんが、「平日にもう一泊」キャンペーンというものがあるようです。適用できる範囲が限定されているっぽいので、たまたま使えれば程度に覚えておきます。

実施時期を決定

以上のことから今年2023年の時期は、6月下旬から現地2週間、遅くても7月13日(木)には乗船して帰るということで参りましょう。

細かい話としては、私が往復とも使う「夕方便」はこの期間は、大洗発も苫小牧発も日曜日が運休日なので、そこでは乗れません。

また、運行する船には、「さっぽろ」と「ふらの」の2種類があり、今回も両方とも乗りたいと思っています。

前回は行きが「ふらの」、帰りが「さっぽろ」だったのと、船内ショップで販売していたものが違ったので、今回は運行スケジュールを見て、その逆で行ってみたいと思います。ここまで来るとフェリーマニア的になってきましたね。笑

 

実施時期は決まったので、次は行きたい場所について検討していきます。