初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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実録!Day3 厚田→増毛→小平泊

2022年7月9日(土)

札幌で朝の渋滞

いつも通り7時頃に起床。朝食は近くのドトールで取る予定なので、ホテルの朝食バイキングは付けていません。ドーミーインの朝食バイキングは、その地方の特色のある食材と料理が出るので非常に魅力的なのですが、もともと朝食をあまり食べない私としては残念ながらスルーなのです。朝食は水分中心で固形物はあまり取らないのです。というか前日腹いっぱい食べているので、バイキングを食べる気になりません。

一通り出発の準備をして、8時前にヘルメットを持ってホテルを出て、近くのドトールへ。路面電車が走っています。本当はローカルなカフェでゆっくりコーヒーでもしばいてから出発したかったのですが、8時頃だとまだ開いていません。勝手知ったるドトールなので、快適に朝を過ごす。店内には観光客もちらほら。土曜日なので、通勤っぽいヒトはあまりいない様子。

ドトールを出て、駐車場に向かう。北海道の信号って板みたいに薄くて斜めになってるんですね。信号の上に雪が積もらないようになっているんでしょう。

板のような信号

離れた駐車場に一晩停めたので、ちょっと心配でしたが、荷物やバイクの状態は大丈夫でした。バイクに乗ってホテルに向かい、荷物を積み込みます。荷物用のカートで部屋を往復して、チェックアウトし、裏手で積載作業。サイドバッグは昨日のままなので、その分楽ですが、出発まで30分ほどかかる。

結局ドーミーを出発できたのは9時過ぎ。ちょっと遅いね。

今日は、まずは石狩に出て、ずーっと海沿いを走り、増毛、留萌を経由過して、小平町望洋台キャンプ場に泊まります。距離にして140kmぐらいです。当初は、もう少し先の、「とままえ夕陽ケ丘キャンプ場」に泊まりたかったのですが、キャンプ場が一部閉鎖しているようなので、さらにその先の羽幌か、苫前の手前の小平のどちらかで考え、初めてのキャンプ泊ということもあり、15時ぐらいの早めの時間で入るべく、小平にしました。ちなみに「小平」は「おびら」と読むそうです。どうしても東京都小平市の「こだいら」と読んでしまいます。

さて、ホテルを出て、札幌市街を、国道5号から直進して国道231号線で、ずっと一本道なのですが、結構混んでいます。自然渋滞のようです。なかなか札幌市を抜けられない。

今回、札幌ではドーミーに泊まるって決めていたので仕方ないですが、今後あるとしたら翌日の出発のことを考えて、なるべく市街地を通らない方面にホテルを取ったほうがよいと思いました。

カシオペアの丘

川を越える橋が出てきたので、石狩市に入ったと思われ、もうすぐ海に出られそう。石狩川を越えた!

しばらく走ると左に海が見えてきました!う~ん、気分が高まってきました。小一時間走ったので、本当はここらへんのコンビニで一息つくべきでしょうけど、まだそういう発想がなく、直進。

途中で231号線が右に迂回するように曲がっていくところを、海沿いにショートカットするような道があり、ナビがショートカットの方向を示しているので、ナビに従う。海に近いほうがよいですしね。

左手に海を見ながら、道は小高い丘を登り、その右手前方には風力発電の白い風車が回っています。ツーリングらしい景色になってきました。その先を進むと、何か小さな展望台のような駐車場があります。バイクが1台だけ停まっているので、自分も停めて写真でも撮ろう。ツーリングマップルによると、ここは「カシオペアの丘」というところらしいです。

カシオペアの丘

天気も良くて、眺めも良くて、ツーリング気分最高です。15分ほど休憩していたら、北の方向からハーレー軍団がいっぱいやってきました。なるほど、ここは人気のスポットのようです。ちょっと賑やかな感じになりそうなので、退散しましょう。時間は10:30過ぎ。

道の駅「あいろーど厚田」

231号線に戻り、北上を継続。そろそろどこかでオヤツ休憩をしないと。かなり気温も上がってきて、暑い。真夏な感じです。気温は30℃ぐらいでしょうか。しばらくすると道の駅「あいろーど厚田」の表示が。ヨシそこで。

道の駅は、道路の右側にあるようなので、積載状態で右折する自信がまだなく、左側にある海に面した駐車場に停めます。海岸は、堤防で湾になっていて、そこが海水浴場になっています。湘南・外房ではあまり見かけないタイプの海水浴場ですね。視界が堤防に遮られて海らしさがないですが、安全そうでこれはこれで良いですね。

厚田の駐車場

道の駅は、新しめの施設で非常にきれい。暑い日だったので、あまり外には出たくないため、2階の屋内テーブル席でジェラートを食べる。

青いジェラート

3階は展望テラスになっていて眺めが良い。遠くには積丹半島が見える雄大な景色。暑いのですぐ室内に。土曜日ということもあり、お昼時に近くなって店内は混雑してきました。ランチをここで食べるのは大変そう。30分ほどオヤツ休憩をして出発。時間は11:30。

どっかでそろそろ昼飯でも食べようかなと思いつつ、北上。

浜益で休憩

走行再開。トンネルがいくつも出てきて、険しい海岸線に無理やり国道を通したことがよくわかる道路となっています。

長ーいトンネルを抜け、浜益という漁村に入る。いい加減腹が減ったので、セイコーマートに入る。あらかじめ食べるところを決めていなかったのがいかんのですが、セイコーマートには行きたかったので初めて入る(今後ほぼ毎日行くことになる)。

噂には聞いていましたが、普通のコンビニとは違うワクワク感があります。北海道の素材を使った食品のラインナップが充実。特にウレシイのは、ホットデリ。コンビニ弁当以上、オリジン弁未満という、ちょうどよいポジションを狙っています。おにぎりが温めてある!しかもデカイ。素晴らしいですねー。具材にもよりますが、私は、特に冬、コンビニおにぎりを一度軽く電子レンジで加熱するので、こういったホットおにぎりは良いですね。ただ、その時はちょっと暑かったので、ホットものではなく、冷たい系おにぎりとオヤツを食べ、駐車場で20分ほど休憩。

駐車場で、先輩ライダーさんと会話。その方はもうバイクは大ベテランのようで、昨年はZで来たとのことですが(Z900のことでしょうかね?)、今年は70ccのカブでいらしたとのこと。もうこの領域まで来ると、弘法筆を選ばずといったところでしょうか。スンゴイ。今日は天塩まで行けるとのことで、え?かなり遠くない?昼過ぎなのに、あと170kmぐらいあるんですけど...と頭が混乱してしまいました笑。

増毛国道(浜益)

さて、エネルギー補給もでき、休憩もできたので、そろそろ行きますかね。時間は12:30。出発したら、なんとすぐ近くに美味しそうな食堂があったではないですか!う~ん、残念。とりあえず通過です。

今回はグルメ情報の下調べがほとんどできていないので、やむなしです。今回の目的は、ざーーっと走って見て回ることなので、美味しそうなお店があっても時間に合わせて到着して、場合によっては並んで、ということがなかなか予定に組み込みづらかったということがあります。

しっかし、本当に海沿いのライディングは本当に気持ちが良い。天気も良いし!ツーリングマップルでも景観の良い道路との表示がありますが、その通りです。海の香りが気持ち良い。

浜益を出る前に一度写真撮影。動物(鹿)注意の表示が。この標識の裏を左下に降りていくライダーさんがいらっしゃる。ツーリングマップルには載っていなかったので、その場ではよくわからなかったのですが、後でGoogleマップで調べると、「はまなす郷土資料館」とのことで、ニシン番屋の建物があるらしいです。

浜益の海2

走行前にやることいろいろ

なお、こうやってちょいちょい停まっているのは、実は走り出す前にやり忘れたことがいろいろあって、いちいち停まっているのです。例えば、

  • エアバッグワイヤーを接続し忘れた
  • ナビを表示していない
  • 音楽を再生していない
  • スマホのUSBケーブルが接続できていない
  • ナビが経由地を通過したことを認識せず、経由地に戻ろうする指示を出し始めるので経由地を削除する

といったあたりが原因です。やることが多いですね。なので、グローブをはめるのは、最後の最後。

それでもやはりナビの操作はグローブをしててもできるようにしたのでホントに便利。グローブ自体は一応スマホ対応になっているのですが、反応が悪いので、スマホ対応の電導性のあるテープを貼っているのです。反応が悪くなったら貼り替えれば復活します。

謎の漂流物

さて、増毛を目指して海沿いを行くよー。天気が良いので、地元らしき軽装のライダーさんもちらほらで、私を追い抜いていく。前方から何台もツーリングライダーとすれ違う。ヤエー。お互いのご機嫌を交換。

国道231号線、増毛まで38km、留萌55kmの表示。前方を走るキャンピングカーに追いつきつつあります。

キャンピングカーで北海道ってのもいいですねー。夢。うちは犬じゃなくて猫を飼っているので、旅行させるのが難しいのだけど、キャンピングカーなら車内がテリトリーになるので、あまりストレスにならないかも?

沿道にさくらんぼ農家があるようで、さくらんぼ狩りの看板が。北海道はさくらんぼのシーズンが遅いですから、まだ採れるんですね。

群別川という川の橋を渡る。谷を降りてくる風が冷たくて気持ち良い。

再び海岸線に出ると、前方の海岸に巨大な黒い物体が打ち上げられています。不気味!これ、ネット記事で見ました。大きな船が接岸、あるいは船同士で隣接する際に間に挟む緩衝材、「防舷材(ぼうげんざい)」とのことです。2022年の春頃にニュースになっていた(北海道新聞)と思います。落とし主が誰か?みたいなことで。個人的には、某国が沖合で密輸をしている時に使っているのが流れたのでは、と勝手に邪推しています。

謎の黒巨大物体

あまりにも大きすぎて、このまま回収してもトンネルを通れないそうで、分解・切断しないと撤去できなくて、これは大変。

トンネルが寒いよー(泣

不気味な物体の衝撃の余韻を残したまま走り続けると、長いトンネルに入った。

寒いよー。これは、昔ファミレスでバイトしていたときの冷凍庫部屋を思い出す。

しかも、地面に縦溝が彫ってあって、これにタイヤが取られ、ハンドルを揺らしてくる違和感。地面も濡れているし、すごーく嫌な感じ。でもこのスジスジがないと、滑ってもっと危ないんでしょうね。

暗いトンネル

かなりしんどい時間。このトンネル長すぎ!後で調べたら4216mの浜益トンネルとのこと。4kmかよ!

寒いー。暗いー。ハンドル取られるー。滑りそー。出口が見えないー。

白銀の滝@雄冬PA

寒くて歯がガチガチになりそうになった、その時、ようやく出口が見え、トンネルを出ました。外は暑い。助かったー。

おっと右に滝があります。ここは停まる!駐車場の収容数は少ないながらも半分ぐらいは空いていました。

バイクと一緒に滝の写真を撮ろうと思いきや、ベストポジションには先客さんがいらして、愛車のカブを置き、三脚を使ってガチな撮影にお取り組み中。これはちょっと時間かかりそうね。さっきの方もカブだったし、カブの旅、流行っているんですかね?しばし休憩してたら、隣の区画の自動車がいなくなっていました。一応シャッターチャンスね。よしゃ。

白銀の滝

隣にちらりと見えるチャリダー。すごい。本当にすごい。尊敬してしまいます。カラダひとつで走るんですよ。エンジンは自分ですからね。これも一つの夢のカタチですが、私的には耐えるカラダを持ち合わせていません。

さて、さっさと次に行きましょう。この先の雄冬岬展望台はパスします。時間は13:00。小平のキャンプ場には15:00ぐらいに入りたいです。あと50kmぐらい。時間的には大丈夫ですが、増毛は観光地なのでちょっと歩いてみたいです。となると15:00は過ぎそうかな。

増毛に向かう

雄冬を発ち、増毛まで22kmの表示。海岸線を快走する。天気はいいし、景色もサイコー。ご機嫌です。

ヤエー!

ヤエー国道231号線

ほんっとに気持ちの良い道。すんごい潮の香り。

国道231号線快走

雄冬PAから10分ほど走ると、小さなPがあったので、ここでも停まって撮影。このブログのアイキャッチ写真になったのは、この名もなき岩が見える国道231号線の小さなPから撮ったものです。岩尾温泉より手前、すぐ横には「武好トンネル」という表示がありました。

国道231号線 名もなき岩

走行にもだいぶ慣れてきて、ヤエーも自然にできるようになりました。が、慣れた頃が危険なので気をつけていきましょう。岩尾温泉を通過、増毛まで17km、留萌34km。

ほんとさっきから、こればっかで申し訳ないんですが、この道、気持ちいいですねー。涙が出るくらい。そしてトンネルー。寒いー。路面のタテスジやめてー。この繰り返しです。

増毛に近くなってきたところで、だいぶ前が詰まってきました。みなさん法定速度をバチッと守っています。もしかしたら取締があるかもしれませんね。街の入口と出口は気をつけろと先人の教えがあります。

増毛5km。このあたりのバス停は、ニシン番屋みたいな造りで風情がある。

増毛観光

増毛市街に入り、駐車場できそうなところを探す。途中、雰囲気のある建物をいくつか左に見ながら、ほぼ突き当りの旧増毛駅まで来て、駐車。地面が砂利なので、スタンドホルダーが役立ちます。

増毛について全く下調べをしていないので、どこを回ってよいかよくわからず、まずは旧駅舎の売店で、たこザンギを食います。身が柔らかくて美味しい。

ここらへんはたこの名産なんでしょうね。昔板前の方から、たこの身は、海流が弱いところだと柔らかく、強いところだと固くなると伺ったことがあり、だから瀬戸内海の明石のたこは柔らかく、外房の銚子産のたこは固めになるとのこと。たしかに今日見てきた北海道の日本海側は、海が穏やかで、いつも太平洋を見慣れているものですから、湖のように見えます。

あまり鉄道とか映画とかには詳しくないのですが、この駅は、昔、JR留萌本線の終着駅だったそうで、高倉健主演の「駅 STATION」の舞台らしく、近くの「風待食堂」もロケ地だそうです。廃線になったのは平成28年12月とのことですから、わりと最近まで使われていたようです。

増毛駅

さて、オヤツ休憩もしたことですし、街を歩きます。風待食堂の中は観光案内所になっています。

風待食堂

蔵のような建物は「旧商家丸一本間家」で、明治時代の建物だそうです。すごい。

旧商家丸一本間家

少し進むと「國稀酒造」。「くにまれ」って読むらしいです。日本最北端の造り酒屋。ほほぉ。昔、私は日本酒に凝っていたことがあり、利き酒師資格も持っていました。興味あり。運転中なので試飲はできませんが、沖縄の妹に四合瓶を2本送りました。配送料がすごいですが、沖縄では希少銘柄でしょう。

國稀酒造

近くには蔵を改装したカフェのようなものもあったりと観光地らしい雰囲気です。

そうこうしているうちに14:30になったので増毛を発ちます。

小平町望洋台キャンプ場

増毛から海沿いを走り、留萌の街を通過。後で知ったのですが、留萌駅も来年2023年3月に廃止になるらしいですね。そして2026年には留萌本線は廃止だそうです。鉄道とか詳しくないですが、地方の路線とか、維持が大変ですよね。

増毛から40分ほどで、小平(おびら)の町を越え、左手に温浴施設があり、その奥の山の上にキャンプ場はありました。狭いぐねぐねの坂道をエストレヤが低いギアでがんばります。

キャンプ場というものに泊まるのが初めてなので、要領がわかっていませんが、まずはゲート入ってすぐのところに管理棟があったので、その前に停めて、受付へ。時間は15:20ぐらい。まあだいたい予定通りの時間に入れました。

一通り説明を伺い、今日は空いているとのことで、管理棟近くのフリーサイトにしました。ゴミ袋は料金に含まれていて、これはこれで助かります。

テント設営

さて、初めてのキャンプ泊のための設営です。

設営場所をどこにするか決めていませんが、まずはフリーサイトに隣接した区画にバイクを駐車。荷降ろしがなるべく楽なようにです。樹木の下だったので、鳥の糞とかがきになったのですが、地面にフンも落ちていないので、まあ大丈夫でしょう。

さあて、どこに設営するか。一番上のフリーサイトはなだらかに海に向かって斜面になっていて、ところどころが水平になっている感じです。フリーサイトの海側には、既に数張り、本格的なキャンパーさんが張っています。楽しげに会話をしていて、複数名のグループのようなので、話し声とか気になると思いますので、距離を取り、サイトの中央にしました。海に向かって、左は林になっていて、少し上には洗い場があります。右にはキャンプ場の道路がありますので、ちょうど中央のやや平坦になっているところにしました。

場所を決めたら、テントの向きを決めます。現時点では、晴れで、ほぼ無風。今夜は雨は降らない予報ですが、深夜に少し陸からの風があるかも?といった感じです。テント出入口の向きは海側でよさそうです。景観もよいのでラッキーです。

防虫して、設営作業開始。蚊は見かけないですが、いろいろな昆虫がいて、子供の頃に原っぱで遊んだ記憶が蘇ります。設営は何度か東京で練習してきましたので、手順通り。それでもフルセット終わるまで30分ぐらいかかりました。風も弱いのでガイロープはなしです。

風呂とメシ

テント内に荷物を詰めたら、荷物整理をして、まずは風呂です。このキャンプ場の山を降りたところに、町営の温浴施設「ゆったりかん」があるので、風呂用具と貴重品だけ持って軽装でバイクで行きます。ゆったりかんで食べられるようなので、食べてテントに帰ってくる予定。

17:00、ゆったりかん到着。正面に恐竜のモニュメントがあるけど、何か化石でも出たのかな?さて、入店。なんとー!食堂がコロナで閉鎖中。えー。Googleでは営業中だったですよー。まあ国道沿いにいくつかあったからそこに行こう。大きな窓で明るい浴室。リンスインシャンプーなどの備え付けもあります。おっと、公衆浴場なので、モンモンのお兄さんもいらっしゃいますね。ちょっと緊張しつつも、私は長風呂なので1時間ほど入り、リフレッシュ。

さて、ゆったりかんの食堂が閉鎖ということで、国道を少し戻って、Googleマップであてをつけた店に向かう。時間は18時ごろ。

え!?閉まってる。なになに、夜は電話で予約してくれとの張り紙が。なんとー。Googleでは営業中の表示。またしてもやられた。というか更新してないのね。途中の店も閉店してたしなー。やばい夕食難民になった。仕方ない、途中見かけたセイコーマートに行くぜ。

セイコーマートで、北海道素材のオヤツと、ホットデリの豚丼とフライドポテト、カップ味噌汁、サッポロクラシック、水などを購入。結構買ったな。

いや~ちょっとショックだわ。田舎の外食ってのはあまり当てにならないのね。ま、セイコーマートで十分だけど、土地の食材とかを食べられると思いきや、ありつくにはそれなりに頑張んないとダメっぽいです。

18:30頃にテントに帰り、夕食の準備。さきほどいらしたキャンパーさんたちは撤収されていて海側には誰もいない。地元の方で、土曜日のデイキャンプという感じだったのかな?

18:50 夕食。

小平望洋台キャンプ場で夕食

まだ周囲が明るいので、オレンジ色に輝く海側の空や雲を見ながら、サンセットディナー。気分がよいですね。しかも、この豚丼、うまいっす。これは良いですねー。そして、このポテトが想定以上の美味しさ。芋がねっとりしていて、旨い。普通ポテトっていうとパサパサして美味しくないイメージなんですが、低い期待を見事に覆してくれました。

小平望洋台キャンプ場でサンセットディナー

日没が19時過ぎですが、19時半ぐらいまで明るかったです。

完全に暗くなる前に、片付けてテントに入り、20時にはシュラフでごろごろ。気温も高かったので短パンとTシャツでOKな感じ。明日は日本海オロロンラインを北上して、稚内泊。またしてもドーミーインです。

この予約、結構大変でして、公式や楽天トラベルで行ったり来たりしても、空いてなくて、キャンセルが出たのか、ポロッと空いた部屋をなんとか予約。日曜日の夜だからホテルは空いていると踏んでいたのが誤りで、もう観光シーズンだからタイトなのかもしれません。

明日のオトンルイ風力発電所は楽しみ。そんなことを考えながら眠りに落ちました。

深夜のペグ打ち

夜10時半ごろ、一度目が醒める。子供連れの家族の声。テントを張った位置が常夜灯のまあまあ近くだったもので、テント内が結構明るい。子供がどうやら常夜灯の近くに集まる昆虫に興味があるようです。そっかー、常夜灯の光を考慮してなかったかー。でもまあそんなまぶしくもないし、少し灯りがあるほうが落ち着くからいいやと思いました。

ついでにトイレでも行くかと。短パンTシャツではあまりにも虫に無防備すぎるので、一応一通り防御のため服を着て、ヘッドライトをつけて、テントの外に出る。管理棟の横のトイレはわりとすぐのところなのでよかった。

トイレに行ってすっきりしたところで、本格的に寝たものの、また目が醒める。時間は0時半ごろ。風が強くなってきたようで、テントがワサワサと揺れます。しまったなー。ガイロープしていないや。しばらく無視していたのですが、テントのポールが結構歪んで不安になり、緊急でガイロープを張ることに。

再び服を着て、ペグケースを持って外に出る。4箇所にペグ打ちしてガイロープを留める。フリーサイトはほぼ完ソロに近かったのと(ちょっと遠くに1張あって、ゴメンナサイ)、地面が柔らかくて、すぐに打ち終わったので、あまり迷惑にはならなかったと祈っています。

やっぱりガイロープ張っておけばよかったなーと反省。まさか深夜のペグ打ちになるとは。と、とにかく眠いので寝る!