初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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温湿度計、双眼鏡、そして熊鈴

ここでは、天候・観光アイテムとして、温湿度レコーダー、双眼鏡、そして北海道ツーリング特有?の熊鈴についてコメントします。

温湿度レコーダー

「温湿度レコーダー」とは私が勝手につけた名称です。温度と湿度を一定期間モニターして記録してくれるものです。具体的にはタニタ「グラフ付きデジタル温湿度計 TT-581(Amazon)」です。

タニタ「グラフ付きデジタル温湿度計 TT-581(Amazon)

www.amazon.co.jp

長期の旅には、これを持っていくことが多いです。旅の記録として、例えば、暑かったよね~と思っても、それは一体何度だったのか、いちいち計測しないですよね。でもこれを携行していれば勝手に録っておいてくれるので、そういった気温などの情報を感覚だけでなく、数字でも残せます。次回の自分の旅の装備の検討や、他の方々にその感覚を具体的な数字で共有するのに役に立ちます。

メーカーさんとしては、さすがにそういった旅での持ち歩きは想定しておらず、小さなお子さんの部屋や、ペットのいる部屋、ワインセラー?(貴族ですか!?)に置いて、温度と湿度を過去にわたってモニターしたいニーズに対応した商品のようです。

このTT-581/580シリーズは、温度と湿度について1時間ごとの平均を自動的に記録してグラフ化してくれます。581は2週間分、580は1週間分の記録日数です。以前は580しかなかったのですが、好評?のようで2週間分の記録ができるようになりました。これのおかげで、例えば部屋の温度湿度の前週比を比べやすくなりました。1週間分の記録しかないとなると前週の記録がないですからね。

今回の北海道ツーリングにも持っていき、主に、テント内の温度と湿度が一晩を通じでどうだったのかをモニターしました。

これにより、例えば7/12朝のクッチャロ湖畔キャンプ場での深夜はテント内の湿度がMAX振り切れていたとか、7/16朝の別海町ふれあいキャンプ場では、夜は(テント内は)ずっと17℃台だったとか、がグラフの表示から読み取れます。

服装だけでなく、キャンプでのシュラフ選定や結露対策の参考になると思います。

ツーリング中は、シートバッグの中に入れていたので、そういった時間帯の記録はあまり参考にならないと思いきや、走行中の外気温をそれなりに記録してくれていました。次回はもっと通気性が良さそうなタンクバッグの中に入れておこうと思います。

双眼鏡

一応、広大な景観をメインとする観光地に行くので、双眼鏡を持っていきました。

といっても、あまり双眼鏡とかに詳しくないので、ライブやスポーツ観戦・観劇用に持っているモデルです。10年以上前に買ったものですが、ほとんど使っていませんでした。

ニコン「7x15D CF(公式)

7倍という倍率はよいのですが、ちょっと視野が狭く感じて、目標物をぱっと捕捉するのに慣れが必要な感じなのと、視度調整ダイヤルが緩くて、すぐずれてしまうのでちょっとストレスだったからだと思います。

むしろ、よく使っているのは、もっと廉価なこちらで、まだ現行品ですね。

ニコン「遊 4x10D CF(Amazon)

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これは視度調整とかややこしいものはないですし、倍率は4倍と低いですが、視野が広いので、ライブとかで使いやすく、また焦点距離も短いので、美術館とかでも展示品の前の人だかりに入らなくてもよく見えます。

使い慣れた4倍のほうを持っていこうと思ったのですが、たまたまカミさんがツーリング期間に使うことになっていたのと、より遠くを見る可能性から7倍のほうを持っていきました。

で、結局現地ではどうだったかと申しますと、使わなかったです。というか、使うべき場面に気がつけず、使う機会を逸した形で終わりました。どんな場面だったかというと、霧多布岬で野生のラッコが崖下の海にいて、バズーカ砲のようなカメラを構えた方々がいらしたとき、自分もスマホのカメラで拡大して見ていたのですが、本当はここが使いどころだったかと。また、野付半島や風蓮湖のように遠方にいろいろな動物がいるかもしれないポイントでは使ってもよかったかと思います。やはり初めてのツーリングで心に余裕がなくて、また天気も悪かったので、さっさと先に進みたかったというのもあります。また入れる場所も悪くて、タンクバッグに入れていたのです。レッグバッグに入れておくべきだったですね。

熊鈴

北海道のキャンプツーリングでの、あると少し安心な「お守り」的なアイテムとして、熊鈴があります。

私は普段山歩きとかもしませんので、熊鈴というものは、北海道ツーリングのことを調べていて初めて知ったアイテムです。特に、ひと気のない山林に足を踏み入れるときに、下げて歩くとよいようです。

「お守り」と書いたのは、これをつけて鳴らしていても、必ずしも熊を遠ざけることができるわけではないことのようなのです。熊と遭遇する動画を、YouTubeでいくつか観たのですが、川沿いなど、他の音がするようなところでは鈴の音をかき消してしまうようなこともあるからです。

また、林道とかで熊に遭遇するような動画もありますが、バイクの速度で近づいたら、やっぱり避ける効果はあまりないかも?と思ったりしました。今回のルートでは、林道に入るつもりはないので、あまり出番もないと思うのですが、いかんせん土地勘がないので、観光やキャンプでどんなところに足を踏み入れるか不明なので、あらかじめ用意しました。小さいものですからかさばりませんし。

そうはいっても、通常時は使わないものなので、出番が限られます。製品を調べると、使わない時には鈴が鳴らないようにする「消音機能」を内蔵しているタイプがあるようなので、こちらを選択しました。まあそれがなくても、鳴らないようにするには、何か小さい紙切れでも丸めて、鈴の中に突っ込でおけばよいのでしょうけど、それが抜けて失くなったり、再び紙切れを調達して入れるのも面倒なので、鳴りをON/OFFできるタイプのほうが、ほとんどONにすることのな私としては便利かと考えました。

東京ベル「TB-K1 BEAR BELL 森の鈴 ゴールド(Amazon)

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実際に現地では、う~ん、ほとんど使わなかったと言えるでしょうね。熊が出そうなワイルドなところに入らなかったからです。

知床五湖の一湖の遊歩道も、熊よけの設備が完璧だったので、意味ないですが、一応消音状態でレッグバッグに下げておきました。下げる位置によっては、消音状態でもカチンカチンと鳴るので、良いような良くないような?下げる位置を工夫して鳴らないようにしました。

知床峠を越える時には、一応バイクのハンドルにぶら下げてみたのですが、バイクの揺れでは波長が合わないのか鳴らないです。歩きの振動にマッチするようにできているのだと思います。林道とかの不整地を行けば鳴るかもないですが。

だんだん北海道に慣れてくると、熊の出そうなところに入るようになるかもしれないので、次回以降も一応持っていきますけどね。