初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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耳栓・イヤープラグ

耳栓ライフ

私は普段から耳栓を持ち歩いています。騒音の多い都心部に住んでいるからか、静寂は最高の贅沢であって、ウルサイのが苦手です。そんなことを言うと、このヒト、神経質なのかも?と思われるかもしれないのですが、う~んどうでしょう?そうかもしれないし、そうでもないかもです。

以前会社勤めをしているときは、持ち歩いていなかったです。今にして思えば自分の心にゆとりがなくて、平日はもちろん休日もセワしなく動いていて、静かな時を感じる機会がなかったです。それが今や大ブームとなってしまったサウナに、5年ぐらい前からほぼ毎週、妻に連れて行かれるようになって、外気浴する際に、周囲に会話するヒトがいたり、家族連れOKのスーパー銭湯だと子供がはしゃいでいるので、静寂が欲しくて耳栓を試してみました。そうしたらその静寂な世界が新鮮で、ものすごく「ととのえ」ました。また、サウナによっては、サウナ室にTVが大音量でかかっていたりと、ととのいを阻害するものがあったりするので、サウナの間はずっと耳栓をするようになりました。

その後コロナになって、浴室全体が黙浴ルールとなったのですが、それに従わない人たちがいるとモヤモヤするので、ますます耳栓が手放せない状態になってしまいました。まあ、わかりますよ、知り合い同士で風呂に入ったら、ずっと会話しないってできませんもん。筋金入りのサウナー友達同士なら守れるかもしれませんが、特にビジネスホテルの浴室で、会社の同僚・先輩・後輩・上司・部下みたいな関係だったら、無会話って無理だと思います。そういう事情は理解しますが、こちらはこちらの「ととのい」を守りたいので、さりげに耳栓をさせていただきますね。

そして、会社を辞めてから、喫茶店やコワーキングスペースで、電子書籍を読んだり、PCに向かって自分の作業をする際にも、周囲の会話や、電話の会話音を遮って集中したいので、耳栓をするようになりました。あちらからすると感じ悪い行動に見られかねませんので、音の発生源の人たちに、なるべく気づかれないよう、さりげなくするのが大事です。

使用中の耳栓

これまで、いくつか耳栓を試したのですが、自分的には今この2つがレギュラーメンバーです。

どれも、使い捨ての、ウレタン製の指で先端をつぶして丸めながら細くして耳に入れるタイプです。使い捨ては少しアンチエコですが、耳に入れるものなので、衛生的な観点で、使い捨てのほうがよいと考えています。水で濡らすと、つぶれを維持する性能が弱くなるようで、耳に入りづらくなるので、あまり水で洗うことができません。

浴室での利用がメインの私の場合は、水でだんだんウレタン素材の自己粘着性が落ちていき、わりとすぐに、つぶれが戻ってしまうようになったら、交換時期です。

3M「EAR Classic 耳栓(Amazon)

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3Mのこの耳栓は、見た目がごろっとでかいですが、丸い面を斜めに変形してから、先細にするように丸めていけば、しっかりつぶれてくれるので、それほど入れるのに苦労はしません。全体的に厚みがあるので静粛性も期待できそうです。下記のMORDEXよりも耐水性が高いように思いますので、比較的長い期間使えるイメージです。さすが米軍でも使用されているだけあります。

MOLDEX「メテオ(Amazon)

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このMOLDEXの細いタイプはつぶしやすく、入れやすいです。Amazonでも人気商品のようです。ただ、おろしてたては細くなりすぎるので、あまり奥に入りすぎないように気をつけます。特に耳の穴が細いヒトにはこれがよいと思います。細いからといって静粛性が低いかというと、それほど有意な差を感じないので、普通の耳の穴の大きさのヒトでも入れやすさ優先で、これはこれでよいと思います。ちょっと細すぎるよ、という方には同じMOLDEXで円錐形の「Pura-Fit 6800(Amazon)」というものもあります。

北海道ツーリングにも耳栓

キャンプ系のブログなどでも、寝る時は耳栓があるとよいよという記述をよく見かけます。キャンプ場で、遅くまで談笑しているグループがいるとか、パリピがいるとか、どちらかというとマナーの悪い人対策という切り口でした。キャンプ場次第、客層次第、運次第という感じなので使うかどうかは微妙でしたが、私としては普段どおり、耳栓を持っていきます。ホテルの浴室とかで、黙浴を守らないヒトとかどうしてもいるでしょうから、キャンプでなくても持っていきますから。

実際にどうだったか

キャンプ場での耳栓

キャンプ場で耳栓を使いました。キャンプ4泊中、2泊。頻度高いですね。

それが、パリピや家族連れ、グループがいた訳ではないのです。

ひとつは、隣のサイト同士で声を落として談笑しているだけでしたが、とても静かなキャンプ場だったため、そういうボソボソ音がサイトに響いてしまっているというケースでした。バイク初心者かつキャンプツーリングにも慣れていない私は、もうヘロヘロになっているので、夜の9時には就寝していました。ガチなツーリングライダーの方でも朝4時行動開始という方もいらっしゃるので9時は普通に就寝開始時間でした。

その方々は、充分マナーは守っていると思いますが、夜にずっと焚き火と会話を楽しんでいる方とは生活時間帯が合わず、耳栓発動でした。

他にも、これはちょっとマナー違反に該当すると思いますが、車の電源か何か強力な電源をお持ちの方なのか、普通のTVで野球の実況中継をつけている方がいらして、それが気になりました。

意外だったのは、キャンプ場がとても静かなため、わりと小さい音でも響くということなんですよね。まだ明るい時間でも、自然以外の音は、すべて無駄な音だと感じました。やはり自然を楽しみたいですよね。まあこれは孤独なオジサンのスタイルであって、グループや家族でワイワイやるキャンプもアリですが、お互いの利益のためにも棲み分けが必要ですね。

よく防犯のために、ラジオを小さめの音で掛けておけ、というアドバイスを見かけますが、グループやファミリーキャンプのエリアではそれでよいと思いますが、ソロ中心の静かなサイトでは、それは迷惑だと思いました。

フェリーの部屋で耳栓

意外にもフェリーの室内で耳栓を使いました。これは部屋によると思います。

行きのフェリーでは、豪勢にも個室専用のバルコニーがあるようなプレミアムな個室を取れたのもあって(半額キャンペーンだったのよ!)、耳栓不要でしたが、問題は帰りのフェリーでした。

今回の旅は、帰りの日程をあらかじめ決めないという方針でしたので、帰りのフェリーの予約が、わりと直前になってしまい、そういう快適な部屋が取れなかったことと、よりお手軽な他のタイプの部屋にも停まってみたいということもあったので、窓なしの船体中心に近い部屋を取りました。その部屋はわりと船の原動機の音が響く位置関係だったのか、夜は安眠するにはちょっとうるさくて、耳栓は慣れっこですので、すぐ耳栓をして寝ました。翌日起きれなくなるかもと不安でしたが、むしろぐっすり安眠できたおかげで、しっかり目覚めることができました。

ホテルの浴室で耳栓

ホテルの浴室では、いつも通りですが、耳栓を使いました。サウナ室のTVも音声つきのところが多かったですし。

ホテルの浴室にいる方々は、ビジネスや観光で来訪している方々がほとんどなんでしょうけど、旅の開放感からか、ハイになっているとか、気持ち的にゆるくなるためか、会話しているヒトが多かった印象です。東京が殺伐として厳しすぎるということなんでしょうけどね。まあ最近はこれも含めて「旅感」として自分なりに楽しむ?味わう?ようにしています。