寝具関係
キャンプ用具で、テントの次に重要なアイテムである、寝具について確認していきます。
フォームマット
昨年と同じフォーマットを持っていきます。
キャプテンスタッグ「EVA フォーム マット (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
この手のマットはかさばりますが、軽量ですし、パッと広げて秒で設営完了!という手軽さがよいですね。
ツーリング走行時はネットでくくりつけておいて、ちょっとした休憩でもぱっと敷くことができます。
テントでは、マットがやわらかい床面になるだけでなく、体重でインナーテントの底に穴があくリスクも低減でき、断熱性もあるので自分の体温が保持されて、触れるとほんのり温かく感じるほどです。
コットを使っている方でも防寒のためコットの上にマットを敷く方もいるようなので、どんな方にもほぼ必需品ではないでしょうか。
収納先:ツーリングネットでくくりつけ
シュラフ
私のシュラフはこちら。
モンベル「シームレス ダウンハガー800 #7 (モンベル公式)」
この#7は、コンフォート11℃、リミット7℃なので、モンベルさんによると「夏の低山をはじめ、自転車やバイクのキャンプツーリングに適したモデル」ということで、夏の北海道でも普通に使えます。これでも昨年は、日本海側は暑くて、ファスナーを開けて寝ましたし、道東の寒い時ところではセーターを着て寝ました。
北海道ツーリング用途には、この製品より一段上の防寒性の#5、コンフォート8℃、リミット3℃、をオススメしているベテランの方が多いです。無難には#5でよいと思います。私は、寝てる時に暑いのが不快、寒ければ着ればよいと思う質なので、#7が合っていたと思います。こればかりは個人差ですね。
後に記載しますが、今年は結露対策を強化し、シュラフカバーを導入したのですが、結局、ダウンの結露を気にして、シュラフカバーを買うぐらいなら、私のような初心者は、ダウンじゃなくて化繊でも良かったのではないかと思っています。
カバーだけで化繊と同じぐらいの値段になりますし、化繊は、同等温度性能のダウンの1.5~2倍の容量になってしまいますが、カバー導入で容量のアドバンテージが相殺され、本体価格も化繊なら半値、取り扱いも1アイテムだけですので、その分、設営・撤収も素早くできます。
初心者向けに、お手軽な寝具としては化繊がオススメというのが私の今の気持ちです。
ISUKA「イスカ アルファライト 500X(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
とはいえ、今となっては買い直すことはせず、ダウンの風合いに満足しているので、ダウンで行きます!
収納先:シートバッグ
インナーシーツ
長期ツーリングですから、シュラフをなるべく汚さないよう考えると、インナーシーツを使ったほうがよいと思っています。
私は上半身に汗をかく質で、シュラフを湿らせたくないのでなおさらです。シーツは広げて吊るせばすぐに乾きます。
洗濯時にシーツも洗っておけばいつでも清潔で快適です。
またシュラフを傷つけないようにするという観点でもインナーシーツは有効でした。
モンベル「ウォームアップシーツ(モンベル公式)」
収納先:シートバッグ
シュラフカバー
今年の寝具の改善点は、シュラフカバーの導入です。
昨年は朝にテント内が結露したことがあり、ダウンシュラフが濡れる危険性がありました。幸いシュラフは大丈夫だったのですが、今年はキャンプ連泊も視野に入れているため、シュラフカバーを導入します。
モンベル「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー(モンベル公式)」
湿度が高いキャンプ場で、朝の気温低下が予想される場面では使いたいと思います。
ただ、調べると、シュラフカバーをしても、シュラフカバーの内部で結露する可能性があるそうで、これで無敵になるわけではないようです。どうなるかは行ってのお楽しみです。
収納先:シートバッグ
枕
今年は枕をチェンジします。昨年使っていたのは、インフレータブル式でした。
キャプテンスタッグ「インフレーティングピロー ブラック (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
枕の高さや大きさは個人の好みですが、私にとってはこれは十分な大きさ。設営も、バルブを開けて放置しておけば、勝手に膨らんで、適当に空気を抜いてちょうどよいあたりでバブルを締めて終わり。楽です!
ところが収納時の大きさが私には問題。カタログ上は30cm X 10cmですが、実際はそこまで小さくするのが大変。昨年は、シートバッグの中で、この枕が一番大きな寝具になってしまい、ちょっとアンバランス。
今年はシュラフカバーが増えたことですし、荷物は小さくしたいところ。ということで枕はエアー式に変えました。
設営時は空気を入れる必要がありますが、サイズは小さいからそれほど大変ではないと考えています。デメリットは穴が開いたら終わり(ビニテで修復できる?)、ということなので、あまり品質は落とさないほうがよいようです。
Hikenture「超軽量 アウトドア コンパクト エアー枕(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
キャンプ用具全体に言える話ですが、持っていくアイテムの大きさや重量と、手間のトレードオフがツーリングライダーにとっては悩みですね。車だったら多少大きくなってもよいのでしょうけど。
収納先:シートバッグ
ロングジャージパンツ
昨年は寝る時の衣服をあまり考えてなくて、とりあえずハーフ丈の短パンを持っていきました。暑い時はこれにTシャツでOKだったのですが、道東の寒い時は、下にライディングパンツを履きました。さすがに寝づらかったので、今年はロング丈のジャージを導入します。
また、昨年は夜中にトイレに行く時も、短パンではあまりにも無防備で、虫にさされそうなので、ライディングパンツに着替えてテントを出ていたので、外に出られる雰囲気のボトムスである必要があります。
どうせなら、フェリーの船内や、ホテル泊の時の街歩きにも使えるような雰囲気だと、よいと考えて、カジュアルウェア寄りのデザインを探しました。
デサント「ロングパンツ テーパード 軽量 4WAYストレッチ ヒートナビ 保温 発熱 ベルトループ付 トレーニング MOVESPORT メンズ(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
ストレッチ素材なので、実際はジャージっぽいテイストです。
これなら、このまま寝てもOKで、トイレも行ける。テント外の活動も、街歩きもOKということで活躍しそうです。
収納先:シートバッグ
耳栓
キャンプ場では必須の耳栓。昨年も大活躍。キャンプ場というところは、想像以上に静かでしたので、音が結構響きます。マナーの悪いヒトの出す騒音だけでなく、小声で会話されていてもボソボソとずっーと響くので気になりますね。早く寝て早朝から活動したいので、毎回耳栓をして寝ました。今年も持っていきます!
私は、普段もTVのうるさいサウナとかで、耳栓を使っているのですが、個人的にはMoldexシリーズが、先が細くなっているのと形状のバリエがあるので使いやすいと思っています。3Mも耐水性や耐久力があってよいのですが、形状が円筒形で、耳に入れるために、つぶすときは少し斜めにしたほうが良いとか、ちょっとコツがいるので。
レギュラー形状
MOLDEX「耳栓 Pura-Fit 10ペア 6800(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
耳の穴が小さいヒト向け形状
MOLDEX「耳栓 Meteors 10ペア 6870(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:デイバッグ
防虫関係
キャンプでは虫対策が必須ですね。特に水辺のキャンプ場はバイクを降りたときからプンプンやってきます!
虫除けスプレー
虫除けの基本は虫除けスプレーです。この薬剤を身体に塗布して、防壁をしっかり構成します。
私は絶対にさされたくないので、そもそも肌は露出しないようにしますし、頭髪全体、顔(薬剤を手に取って塗る)、耳まわり、あご、首筋、手の甲、袖口の隙間、足首、衣服が身体に密着するところ(デニムの上から刺してくる奴がいる)など、全部です。
少しでも塗っていないところがあると、ほぼ間違いなくやられます。耳なし芳一に出てくる亡霊のようですね。
キャンプ場だけでなく、道の駅やコンビニでの休憩時も軽く塗ったほうがよいです。実際に私はやられましたので。
薬剤的にはディートの入っているもので、マダ二に対抗できるものにしています。
汗に強いタイプ
アース製薬「サラテクト ウォーターミスト FOR SPORTS 虫よけスプレー [200mL](Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
無臭タイプ
アース製薬「【防除用医薬部外品】サラテクト ウォーターミスト 虫よけスプレー [200mL](Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:タンクバッグ(休憩時も使うため)
虫刺され薬
注意していても、刺されます。刺されたときのダメージを抑えるため、虫刺され薬です。
池田模範堂「【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
これは優秀で、かゆみを抑える力が高いと思います。
収納先:デイバッグの常備薬パック
ポイズンリムーバー
非常用に近いですが、蜂などに刺されたら、ポイズンリムーバーです。
なにか身体に虫がついている気配を感じて、うっかり手で払うと反撃されて刺されるというケースもあるようです。
SAWYER「エクストラクター・ポイズンリムーバー・ポンプキット【日本正規品】(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:デイバッグ(フェリーではシートバッグ:デイバッグの要領確保のため)
アースノーマット
昨年は蚊取り線香を使いました。しかも普通の蚊取り線香です。
よくベテランキャンパーさんが「森林香」をオススメしていますが、普通ので全く問題ありませんでした。
どちらも燃やすタイプですので、火の取り扱いに注意しなければいけないのと、点火するためのライターが必要だったり、一度ついたと思って蚊取り線香ケースに入れると消えていたりして、結局スタンドを使ったり、臭いが強くて気分が悪くなったり、消す時もちょっと面倒だったりと、蚊取り線香特有のデメリットを久しぶりに味わいました。
そこで今年のチャレンジとして、USB給電のアースノーマットをモバイルバッテリーで運用することにします。
アース製薬「【防除用医薬部外品】 アースノーマット 60日用 USB電源式(Amazon)」
モバイルバッテリーは、走行中にバイクのUSB端子から充電できますので、電源はOK。ON/OFFも容易。無香料なので臭いも少ない。そのあたりを期待してみたいと思います。
ということで、今年は大胆にも、蚊取り線香、蚊取り線香ケース、点火用ライター(キャンプ兼用なので荷物は減らない)を持っていきません。どうしても必要になったら現地でも調達できるでしょうし。
また、一部効能が期待できるハッカ油も持っていきません。虫除けスプレーにブヨの防虫効果があるので。
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
防虫ネット
頭からかぶる防虫ネットです。これは虫が多いところを歩いたり、夜中トイレに行く時に被っておくと、安心というアイテムです。
写真のように帽子と併用すると顔の前に空間を作れるので、ネットのウザさを低減できます。
Dhana Style「虫除けネット 収納ポーチ付(Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
小さくて軽いので邪魔になりませんし、実際に使ってみると、薬剤と違って物理的にブロックしますので、効果を感じました。
収納先:デイバッグ
飲食関係
飲食関係のアイテムですが、まず、大前提として、私は調理はしません。
ただし湯を沸かして、コーヒー紅茶を淹れたり、カップ麺を作ったりすることにします。
以下はその前提での持ち物です。
ガスカートリッジ
OD缶です。特に気温の低い山に行くわけではないので、私のような、なんちゃってキャンパーは、カセットコンロ用のCB缶のほうが向いていると思うのですが、以前から持っている缶がまだ使い切っていないので持っていきます。あんまり古くなると危険なので、早く使い切りたいです。
キャプテンスタッグ「レギュラーガスカートリッジ CS-250 (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
バーナーコンロ
燃料がOD缶と決まったので、昨年買ったOD缶用のバーナーを持っていきます。
キャプテンスタッグ「オーリック 小型ガスバーナーコンロ (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
五徳が4本タイプなので安定しているのが良いです。
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
着火用ライター
どこにでもあるチャッカマンです。
バーナーコンロの着火装置は使いにくく、場合によっては危ないので、チャッカマンを導入です。これならチャッカマンを点火して、バーナー付近に近づけ、バルブを回すだけで安全に点火できます。
着火装置だと、少し力が要るのと、バルブを少しずつ開けてガスが出る音がしてからカチンとやらなければならず、多少ガス漏れするのと、加熱中に風で火が消えた場合は、上に調理器具が乗った状態で、着火装置を使うのは、火傷や調理器具の転倒のリスクがあります。
アウトドア用の強力な点火用ライターがありますが、バーナーはウインドシールドで囲うので、アウトドア用でなくても、普通のチャッカマンで大丈夫です。
東海「CRチャッカマン ミニ L10 (Amazon)」
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
ウィンドスクリーン
屋外で無風な状況はかなりレアです。常に空気が動いているのでウィンドスクリーンは必須でした。
キャプテンスタッグ 「ウインドスクリーンUF-12 (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
キャンプ場によってはバーナーの地面直置きが禁止されているところもあったのと、実際にテーブルの上でバーナーを使いたいので、両サイドのペグは不要。一方で風に吹かれてもずれにくい工夫をしたいです。昨年は風が吹いたら両手で押さえたりして、ちょっとヒヤヒヤする場面もありました。
ネットを探すと、クリップとヒモで押さえている作戦をみかけましたが、自分なりに考えてみたいと思います。テーブル天板がアルミ合金だったのでマグネットは使えず、今のところ、練り消しゴムを考えています。
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
ケトル
600mlぐらいのお湯が沸かせればよいので、昨年と同じこれを持っていきます。
ハンドルやフタのつまみが自立するので使い勝手は良いです。
キャプテンスタッグ「キャンピング ケットル (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
コップ
なんでもよいと思いますが、割れない、重くないものがよいです。私は一応フタ付きで。フタはなくてもよいと思いますが、あったらあったでフタをしておくと中が汚れにくいので助かります。
スノーピーク(snow peak)「チタンダブルマグ (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
スノーピーク(snow peak)「チタン ダブルマグ300ml用フタ (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
ドリップコーヒーパックやティーバッグ
コーヒーはあまりこだわっていないので、適当なドリップバッグでいいのですが、ドトールが好きなので、ドトールの「マイルドブレンド」のドリップバッグを持っていきます。少ない個数はネットで入手できず、ドトールの店舗でしか買えないようです。
紅茶は好きなのですが、入手しやすく手頃な価格で美味しいのが少なく、今はこれを愛飲しています。
トワイニング「リーフパック ダージリンエクストラ 65g (Amazon)」
引用元:www.amazon.co.jp
これのティーバッグは販売されていないので(似て非なるものはあります)、スーパーで「お茶パック」を買ってティーバッグを自作します。
一方で、牛乳を200mlといった少量パックで購入するのが難しく、ちゃんとした牛乳を入れたミルクティーでないと飲みたくないので、飲める機会が限られそうで、数量はあまり持っていかなくてもよいかもです。
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
ハシ&スプーン
カトラリーの優先順位では、ハシ、スプーン、フォーク、ナイフの順番でしょうか。昨年の実績からすると、ハシとスプーンがあればOKです。ハシだけだと、パラパラしたものをすくえないのでスプーンは欲しいです。
収納先:サイドバッグ(キャンプ用具バッグ内)
ハサミ
袋などを切るのに必須です。グローブのスマホ対応テープを切るのと兼用です。
収納先:デイバッグ(スマホテープとセット)
万能ナイフ
ハサミがあるのでほとんど出番はありませんが、尖ったものが欲しいときに使います。昨年だと、ヘルメットの通気孔に詰まった虫を取り出しましたw。
収納先:デイバッグ
スポンジ
いつもは手で水洗いしてしまうので、スポンジを持っていくか微妙ですが、コップの中をよく洗うにはあったほうがよいです。
収納先:コップ内→キャンプ用具バッグ
持っていかないもの
以下のアイテムは持っていきません。
- 洗剤:水洗いで十分なことが多いのと、いざとなったら大胆に浴用石鹸(純石鹸)を使うので不要とします。一般的な化学的な洗剤だと、下水が通っていないキャンプ場では環境負荷になるので使いたくないです。
- 水バッグ:ペットボトルでOKです。キャンプ場の水も飲めるかどうかイマイチよく分からなかったところもありましたし。湧水スポットで水を汲むということもあるかもしれませんが、そこまで水にこだわりがないので、不要とします。
- 保冷バッグ:調理をしないので、食材用途はナシ。買ってすぐ消費することが多いので不要でした。