初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

このブログはアフィリエイト広告を利用しています

ルート計画と宿泊

北海道への入り方

北海道に入る手段にはいろいろあるようです。私の場合は自分のバイクで現地を走りますので、飛行機+レンタバイクというプランはありません。飛行機で自分のバイクを現地に運ぶサービスもあるようですが、高額なので、よほど時間がないお金持ちの方向けかと思いました。

一般的にはフェリーで入ることになりますが、どこから乗船するかというのがポイントです。陸路で青森まで走って青森から出航するパターンもありますが、そもそもバイク初心者の自分にはきついと思い、それはなし。私の自宅は東京の都心部にありますので、(1)大洗、(2)新潟、(3)仙台ぐらいが出航地の選択肢でしょう。自宅から一番近い大洗は片道約120km。一方で新潟・仙台ともだいたい350kmぐらいという状況ですから、なるべく体力を温存したいので大洗の一択となりました。そもそも一日で120kmすら乗ったこともないので大洗でもそれなりに大変かと思っています。本番前に大洗往復をやっておかねばと思いました。

となるとフェリーは商船三井フェリー「さんふらわあ」で苫小牧が入り口となります。

www.sunflower.co.jp

苫小牧行きは一日2便あり、夕方便と深夜便。夕方便は大洗19:45発、苫小牧は翌日13:30着。深夜便は大洗1:45発、苫小牧は当日19:45着です。私のような観光客にとっては、客室・レストランなどの船内サービスを考えると夕方便がよいと思いますし、ましてやバイク初心者が陽の落ちた時間帯で見知らぬ土地を走り始めるのは避けたほうがよいと考え夕方便に決定です。チケットの発売は乗船日の2ヶ月前なのと、人気のある部屋はすぐになくなりそうなので、出発日を決めたら、発売初日に予約したいです。客室指定もできるので、なるべく陸側を取りたいと思います。海側は景色の変化が少なそうなのと、陸側のほうが携帯の電波が入りやすいのではないかと思うからです。そして個人的にはフェリーのサウナが楽しみです。水風呂や外気浴はできなくても、海原を見渡せる展望浴室なので貴重な体験となりそうです。

北海道1日目の予定

現地初日は14時ぐらいから走り始めですからそれほど遠くへは行けないでしょうし、都市部のホテル泊にしたかったので、無難に札幌泊予定としました。ただ、直行するとあまりにも早く着いてしまいそうなので、ツーリングマップルを眺めて、支笏湖の湖畔を通って行くのがよいかなと計画しました。これで現地1日目のイメージはよいでしょう。余裕があれば札幌で行きたいところもあるので、そのときのノリで決めます。

北海道2日目以降のルート概要

さて2日目以降のルートイメージですが、まずは日本海オロロンラインに出て、道北、稚内、宗谷岬を目指し、時計回りで、→網走→根室→釧路、そしてここでもう一度内陸に入って→阿寒湖→北見→旭川、そして三国峠を経て→帯広→富良野→苫小牧で帰宅するという流れとしました。実際には、三国峠や美幌峠、屈斜路湖・摩周湖・阿寒湖、そして襟裳岬に行くかどうかや、行くタイミングはその時の気候や体力で決めようと思います。バイク屋のご主人によると、計画を立てても天候が相手なのでなかなか計画通りには行かないと言われておりましたので。

宿泊プラン

北海道のツーリングライダーには、いくつかの宿泊オプションがあり、一般的には(1)ビジネスホテルなどのホテルや旅館、(2)とほ宿、(3)ライダーハウス、(4)キャンプなどがあるようです。

ホテルについてですが、私は「ドーミーイン」のファンでして、国内旅行をするときは必ずドーミーインを優先的に候補としますし、自宅から近いところのいくつかのドーミーインではスーパー銭湯代わりにデイユースで利用しています。ドーミーインは最近のサウナブームでますます知名度が上がっていますが、無駄を排したシンプルでいて、かつ充分なサービス提供で、快適で清潔な大浴場(サウナ、水風呂、外気浴あり)、湯上がりサービスのアイスや乳酸菌飲料、夜鳴きそばサービスがあり、コインランドリー完備(衣類乾燥機のみ有料)です。

www.hotespa.net

北海道には、ドーミーインの観光ブランド「ラビスタ」を含め、11拠点(札幌は2つ隣接しているので1拠点扱い)あります。ドーミーインがあるエリアでホテル泊となったら優先して泊まりたいと思います。

とはいえ、せっかくの北海道。天気が良ければやはりキャンプしたいですね。なのでホテル泊は、雨予報のときや、長距離移動の後や、身体を休める休息日での宿泊と位置づけます。

(2)に書いた「とほ宿」は私もよくわかっていません。民宿とかペンションみたいなものでしょうか?

www.toho.net

また(3)ライダーハウスもよく利用されている宿泊手段のようで、実際に私の友人も利用したことがあるそうです。積極的に人との交流を求めたい方には良さそうですが、いろいろな意味で人との距離感を大事にしたい私には向いていないかと思って候補からは外しました。多くのブログでも楽しい交流が描かれており、それはそれで楽しいとは思いますが...

ということで、やはり本命は(4)キャンプです。天候さえ良ければ最高なのではないかと思います。これは実際に体験した後でもその期待通りでした。キャンプ場については、「北海道ツーリングベストガイド」のおすすめキャンプ場や、「ツーリングマップル」のキャンプ場リストに掲載されているところは、特段の注記がない限り、比較的利便性もよく、初心者にも敷居が低いのではないかと考えて候補としました。ただし、雨の中ではキャンプしたくないので、天候次第ですね。天気予報を見ながらホテル泊にするかキャンプ泊にするか現地で決めていこうと思います。

宿泊プランについては2つ余談があります。ひとつはこの機会に泊まっておきたいホテル、もうひとつは興味のある「宿泊施設」です。

まず、泊まっておきたいホテルは「北こぶし知床リゾート&ホテル」です。これは予約が取れる限りは絶対に泊まっておきたいと思っています。

www.shiretoko.co.jp

ここは高級ホテルの部類に入りますが、ここのサウナは全国トップレベルだそうで、いくつかのメディアで写真を見て感動しまして、多少お値段は張っても一度入ってみたいと思っていたのです。

そしてもうひとつの興味のある「宿泊施設」は「鉄道ホテル」です。特に自分は鉄道ファンでもなんでもないのですが、ちょっと変わった施設なので、これも貴重な経験になりそうだと思い、機会があれば泊まってみたいと思いました。

m-keta.com

ただ、結構閉業しているところも多く、それに加えてコロナ問題で休業しているところもありそうなので、あまり当てにはしませんが、ま、チャンスがあれば、というレベルで頭の片隅に置いておこうと思います。