日程イメージ
私のこのツーリングでは、リタイヤ無職のメリットを生かして期限の定めをおいていません。とはいえ、一旦の目安として「3週間程度」とおきました。バイク初心者でゆっくりと行きますし、道北と道東をぐるっと回るには2週間は必要と考えたのと、一方で長すぎると飽きてくるでしょうから4週間は厳しい、間を取って3週間としました。4週間は厳しいとしたのは、学生時代に期限を定めずに卒業旅行としてスキー放浪をしたとき、3週間めぐらいから飽きてきた記憶があったからです。
開始時期は7月上旬、月末までには帰ってくるイメージです。友人が6月に行って寒かったと言っていたので7月にしました。ただ、この考えは後になって、天候の観点で、もう少し早めるべきだったと思うことになります。
さて、いくら天候次第、期限の定めなし、としても一応ルートは具体化しておこうと下記のように案をまとめました。
1日目:大洗でフェリーに乗る
午前中に積載を開始し、昼頃に自宅から大洗に向かい、乗船します。
走行予定距離:120km 宿泊:フェリー泊
2日目:苫小牧から札幌へ
フェリーが苫小牧に着港し、14時ごろから走行開始。支笏湖の湖畔を走って札幌に向かいます。ホテルは事前に予約しておきます。
走行予定距離:80km 宿泊:ドーミーイン札幌
3日目:札幌から小平へ
札幌を出発、→石狩→増毛(ましけ)→留萌(るもい)→小平(おだいら)。天気が良いことを前提に初のキャンプ泊を予定。早めにキャンプ泊することで、キャンプに慣れておきたいということと、忘れ物や機材の追加購入があっても旭川にでも行けば入手できるのではと考えたからです。キャンプ泊ですので走行距離は短めにし、早めにキャンプ場に入って設営します。多分最初の設営は時間がかかりそうですし。
当初は旭川のドーミーイン泊として、旭川観光や美瑛の一部を回り、翌日は内陸の幌加内で白銀の丘やそばロードを通って苫前から日本海オロロンラインに出るというアイデアもありましたが、時期的にそばの花のシーズンであって食べる新そばのシーズンではないのと、定番の留萌は通って見たかった、石狩から増毛に向かう日本海オロロンラインもきれいらしい、ということで、結局は鉄板の増毛・留萌を組み込むことにしました。
宿泊地も、距離的にはもう少し行けるとは思い、苫前の「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」でキャンプ泊というアイデアもありましたが、公式サイトで一部閉鎖しているらしいとのことでやめ、慣れない設営に時間がかかる見込みから手前の小平町望洋台としました。もし天候が悪ければ、札幌連泊か旭川まで移動してホテル泊とします。
走行予定距離:150km 宿泊:小平町望洋台キャンプ場
4日目:オロロンラインで稚内
小平を出発、オロロンライン沿いに、苫前→初山別→天塩→サロベツ原野(オトンルイ風力発電所)→ノシャップ岬→稚内に向かいます。
だんだんと走行距離を伸ばします。とはいえ初めての撤収作業は時間がかかるでしょうから200kmを超えずで。写真もいっぱい撮りそうですし。稚内ではキャンプでもよいのですが、初めてのキャンプ泊の後はホテル泊にして、休養・洗濯・機材乾燥にあてようと考えました。いきなりキャンプ泊の連続はキャンプ泊未経験者はやめておいたほうがよいかと。
走行予定距離:180km 宿泊:ドーミーイン稚内
5日目:宗谷岬・白い道・大規模牧草地・クッチャロ湖
さて、ここらへんから不確定度合いが上がります。この後、大規模牧草地、宗谷岬、宗谷丘陵、白い道など稚内・宗谷のあたりを周るもよし、友人が行った礼文島・利尻島に行くもよしです。宿泊も稚内連泊、一度は行ってみたいクッチャロ湖畔キャンプ場も候補です。礼文・利尻島に行くなら稚内連泊とか、島でキャンプ泊もいいかなとか、アイデアは尽きません。ですが一旦は、→宗谷岬→宗谷丘陵→白い道→大規模牧草地→サロベツリフレッシュロード→クローバーの丘→エサヌカ線、と結構詰め込み、宿泊は浜頓別のクッチャロ湖でキャンプとします。走行距離が長いのに、早めに設営したいキャンプ泊と、ちょっとアンバランスなので、白い道の後はエサヌカ線に直行するかもしれません。雨だったら稚内連泊ですかね。
ちなみにこの「エサヌカ」って最初「エヌサカ」「N坂」(アイドルグループ?)かと思っていました。北海道の地名はアイヌ語関係が多いので難しいですね。
走行予定距離:210km 宿泊:クッチャロ湖畔キャンプ場
6日目:クッチャロ湖から網走
エサヌカ線やクッチャロ湖畔キャンプ場は外したくないと考えていますので、天気次第ですが、いつかはクッチャロ湖畔キャンプ場を発つタイミングがあるでしょう。ということで前日までの行程によらず、クッチャロ湖畔キャンプ場発でのプランを考えますと、単純には、海沿いを走って、→紋別→サロマ湖→網走という感じになるでしょう。ただこのクッチャロ湖のある浜頓別から紋別にかけては、相当単調で退屈な道らしく、特に観光要素もないので、考えどころです。個人的にはその区間にある「フーレップ川」にゆかりのある方を存じ上げていたので行ってみたい気もしますが、考えどころです。いずれにしてもサロマ湖は走りたいので、海沿いに出てくるのですが、一度内陸に入って、音威子府、名寄などを経由するというプランもあります。海と山とで天候も異なるようなのでその場で決めることにしますが、一応海沿いを走る想定とします。
走行予定距離:230km 宿泊:ドーミーイン網走
7日目:美幌峠・斜里・ウトロ
網走に泊まった後の展開も様々考えられますが、→能取岬→網走監獄→斜里国道・斜網広域農道・感動の経、メルヘンの丘のあたりを適当にピックアップ、そして一度美幌に向かい→美幌峠→屈斜路湖→藻琴峠、で戻ってきて→天に続く道・いっぽんの道、そして知床方面に向かい、オシンコシンの滝→ウトロ、というイメージ。このあたり直線道路や走り甲斐のある道が多いので全部周れそうにありませんが、天に続く道には行きたいかなと。そして宿泊は憧れの「北こぶし知床ホテル&リゾート」。
走行予定距離:230km 宿泊:北こぶし知床ホテル&リゾート(ウトロ)
第2週へ続く