初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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実録!Day15 富良野→美瑛→上富良野泊

2022年7月21日(木)

かなやま湖

今日は天気が良くなる予報。移動も富良野から上富良野と至近距離なので、余裕のある日です。

午前中は富良野の南側を、かなやま湖などを巡り、昼頃に富良野市街に戻り、ランチを取ってから、上富良野に移動して、日の出公園キャンプ場に入場・設営、荷物を置いたら身軽になって、美瑛をツーリングします。

明日の夕方には苫小牧からフェリーに乗りますので、今日は思う存分北海道ツーリングを楽しみたいと思います。

朝は7時過ぎから準備をして、チェックアウト、出発は8時。

ラビスタ富良野ヒルズは良かったなー。安定のドーミーイン系列。建物も新しいのかも。調べたら2019年12月オープンだそうです。やはり。

さて、かなやま湖北岸沿いの道が良さそうなので、昨日通過した南富良野まで戻って、かなやま湖沿いを走って、再び富良野に戻ってくる周回コースとします。

8:30、道道253号で富良野の丘に登って、まずは樹海峠を目指します。今日は晴れる予報なのですが、朝はまだガスがかっています。気温も低めでちょっと寒いです。これから良くなるでしょう。

朝の富良野

北海道を、道北、道東と、ずっと走ってきて、富良野を走ると、ここは建物が結構多くて、観光客向けの施設も多く、開発が進んでいる印象ですね。プチ軽井沢のような。札幌や旭川からも近いので、北海道の都市部の方々にとっても、訪問しやすい観光地なんでしょうね。

土地の使われ方も、十勝平野のように牧場中心というよりも、いろいろな種類の野菜が作られているので、様々な畑の色合いの変化を感じて走るのがここの楽しみ方なんでしょうね。牧場臭もあまりしないですね。

そして建物が多いので制限速度が低めですね。見晴らしのよい道路でも30km/h規制の長い区間もあったりします。まー、のんびり行く私とエスト君の組み合わせでは問題ないですけど、他のライダーさんやドライバーさんはたまったものではないでしょうね。

さて、時間は9時になりましたが、まだ晴れてきません。そろそろ晴れてい頂けますでしょうか?お天気さんが主役だからね、ツーリングってのは。僕らは、その舞台の上ではしゃいでいるだけの存在だから。気温もさっきよりかは上がってきた気がします。ヨシヨシ。

富良野

1時間半ほど走ったので、南ふらのの道の駅で休憩。この道の駅はキレイですね。あ、正確には道の駅というか、併設している商業施設がキレイです。道の駅は向かって左端にやや老朽化した雰囲気の建物があって、そこなのですが、現在リニューアルを予定していて2024年に生まれ変わるそうです。この道の駅周辺は総合開発的な取り組みがなされており、モンベルを始めとする商業施設が建設され、さらにホテルもできるらしいです。ふらのはインバウンドでも注目されている観光地だそうで、今後そういったお客さんも増えるのでしょうね。

時間は9:30。少しずつ晴れてきていましたが、まだ寒かったので、温かいものを探したのですが、なかなかなくて、小さなテイクアウト売店で芋餅豚汁を見つけて、テラスで食べました。温かい汁物はしみますね。

まったりしていたらピッカーンと晴れてきました。10時を回ったことですし、行きましょう!1時間でこんなに天気って変わるもんなんですね。上の写真とくらべてください。やっぱりツーリングはこうでないとねー。

晴れた南富良野

「かなやま湖森林公園」に向かいます。左前方にかなやま湖が見えてきました。晴天の朝。最高ですねー。この晴天を待っていたんですよ。走りながらひとりニヤニヤしてしまいます。対向車から見たら気持ち悪いだろうなぁ。気温も上がって、ヘルメットに当たる虫が増えてきました。

かなやま湖

今から行く森林公園にはキャンプ場もあって、昨日が晴れていたら、ここも泊まる候補でした。良さそうなところですね。
かなやま湖を渡れる橋がありました。ちょっと渡ってみましょう。

かなやま湖の橋

往復!気持ちいいねー。

かなやま湖の橋

森林公園のラベンダー園が見えてきました。ムラサキの絨毯が敷いてあります。観光客がちらほらいます。ここは人気でしょうねー。これは映え映えですよ。

かなやま湖森林公園

到着しましたー。時間は10:20。

かなやま湖森林公園

エスト君とかなやま湖で記念撮影。

エストレヤとかなやま湖

あまりにも美しいので歩いて下に降りていきます。

うわー、美しき...(語彙力w)。

かなやま湖ラベンダー園

しばしこの周辺を散策して、写真を撮ったりしました。次から次へと観光客の車が駐車場に入ってきます。そりゃー、ここは人気だべ。

いつまでもここにいたい気もしますが、11時ごろには富良野市街に戻りたいので、もう出ます。昼に設営して、午後は美瑛を堪能したいので。出発時間は10:30。

ラベンダー園を過ぎてすぐのところにはキャンプ場。キャンプ場は湖畔側ではなくて、道の山側の小高いところにあります。遠目に見て良さそうなキャンプ場です。芝のいい香りがします。クッチャロ湖畔キャンプ場で湖のほとりは湿度が高かったので、山側のほうがよいかもしれませんね。

かなやま湖沿いの道は結構長くて、しばらく美しい湖の風景を楽しめます。速度制限は40km/hと厳しめですが、よい道ですねー。展望台もあるのですが、もうさっきのラベンダー園で堪能したので、先を急ぎます。

バチーン!ヘルメットのバイザーに結構大きなスズメバチのようなものが当たったようで、衝撃が大きい。GoProで瞬間を切り取ったら、弾き飛ばされたハチ?が右上に映っていました。大抵バイザーに当たる虫は後ろに流されていくのが普通ですが、卓球のボールのように、前方に弾き飛ばされたのは初めてです。デカッ!

スズメバチ

天気がいいから、虫たちも活発です。

50分ほど走って、富良野市街。ランチは何を食べようかと思っていたところに、え?この富良野には、ちょっと場違いなインドカレー屋が。うむ、この2週間、本格的なインドカレー(ネパールカレーであることが多い)を食べていないしなー。ってことで、なんと富良野に来てまでインドカレーを食べる私。先日の帯広のインデアンで若干期待外れだったこともあって、ここでリベンジとまでは行かなくても、お口直しでw。再出発は12:00。

日の出公園オートキャンプ場

富良野から上富良野は20分ほど走ると着いてしまいます。バイクの駐車場は一番奥のようですが、駐車場はまだ空いているので、一時的にフリーサイト横の車の区画に停めさせていただきます。

駐車したら、キャンプ場の主?のような方から、アスファルトにスタンドで穴が開いちゃうよ、と遠くからご指摘いただきました。なるほど、スタンドホルダーを使って停車したいと思います。この時点では駐車しているバイクや車が少なかったので、気が付かなかったのですが、バイクの駐車場は奥にあり、そこはバイクのスタンドを直接立てられるように、地面にコンクリが打ってありました。主?の方は間接的に、そこに停めないほうがよいとおっしゃっていたのかもしれません。

12:30に受付をして、説明を受け、フリーサイトに設営をします。

このキャンプ場は場内に山があるので、フリーサイトの地形が複雑です。山の中腹にも段々畑のようにテントを設営できる場所があったりします。とはいえ、そんなところに設営するには、荷物をリアカーに積んで登らないといけないので、パスです。オーソドックスに、平場のサイトを選定し、山の斜面下から、ちょっと距離を置いたところに設営しました。私のテントは中央奥のちょい右にあるグリーンと黒の2トーンのドームです。

日の出公園キャンプ場

このキャンプ場は、お花がキレイなのが有名なのですが、キャンプ場から山を登って裏側だそうで、花は明日見ることにします。時間は13:30。受付・場所決め・設営・荷物の組み換えを行って1時間。まあこんなもんでしょう。

白鬚の滝

この後は、十勝岳スカイラインと白樺街道を走り、青い池を見て、美瑛川に沿って、美瑛の町まで行きます。帰りは中富良野にある温浴施設でフロを浴び、もしそこで食事ができるなら夕食とします。

キャンプ場を運営している上富良野町が、温浴施設も運営しているので、そこの割引券を渡されたのですが、これから行く十勝岳にあるものの、ルート的に都合が合わないので、周辺の温浴施設を検索しまして、わりと評判の良さそうな「ふらのラテール」という温浴施設でフロにすることにします。

できれば、そこで食事もしたいのですが、最近はコロナで、温浴施設の食事エリアは閉鎖されていることが多いので、Googleマップで営業中と表示されていても信じないことにします。

ま、食料は既にちょっと買ってありますし、コンビニで追加を買ってテントで食べることになるかな?だとすると、屋外が明るいうちに食べたいので、18時までには戻りたいです。

明日は天気が冴えないような予報なので、今日が楽しい晴天ツーリングの最終日ということになります。明日の夕方には苫小牧からフェリーに乗ります。

キャンプ場を出て、白ひげの滝を目指します。はぁ~、これが上富良野の夏の空です。ステキ!

上富良野の空

町中なのに絵になる風景。沿道はラベンダー、前方には白樺並木。

上富良野の道

さっきテントを設営した時の汗が冷えて気持ちいい~。さっきまで積載していた荷物は全部キャンプ場に置いてきたので、エスト君が軽くて最高です。

道道291号を十勝岳に登っていきます。ラベンダーはまだ続いています。最高じゃ~。

道道291号 

道道291号

十勝岳を登っていきます。森から流れてくる空気の香りが気持ちいいです。

道道291号

はぁ~幸せだなー。本当に来てよかったー。そしてエストレヤという自分と相性がピッタリのバイクと一緒に来れてよかったです。のんびり行こうやというノリのバイクと出会えてよかったです。

明日フェリーに乗って帰るわけですが、この2週間、会社員時代だったらできなかったツーリングの旅ができて本当によかったです。

今日が一日北海道に滞在する最後ですが、やりきった感があったと充実しています。宗谷丘陵など、途中で天候に恵まれなかったところや、襟裳岬など天候のため行かなかった場所などがありましたが、それでも初めての北海道ツーリングとしては、上出来かなと思っています。

と、まあ、帰宅まで含めると、まだ明後日までツーリングはあるのですが、総括な気分になっております。

途中、十勝岳スカイラインに左折するところ、うっかり十勝岳PAのほうに直進してしまい、坂道Uターンという危険な行為をして復帰。あぶない、あぶない。

吹上温泉を通過。今日泊まるキャンプ場の提携先がここになります。かなり遠いですし、今フロだと時間的に早すぎなんですよね。今日のキャンプ場に、以前泊まった方が、ここまで遠くて、家族から大不評だったとブログに書いていましたが、確かにキャンプ泊のフロ場所としては遠いです。

十勝岳スカイライン

十勝岳スカイラインを走っています。ゆっくり走っている観光客らしき車が多いので、のんびりライダーの私も走りやすいです。

十勝岳スカイライン

望岳橋を渡ります。

望岳橋

この先右手に望岳台という展望台があるのですが、通過します。日が高いうちに青い池に行きたいからです。

下り坂に入ってきました。視界が開けて気持ちいいです。

十勝岳スカイライン

ここで、GoProにハプニング発生。この日は虫が多かったのですが、ハチ?のようなものがレンズに当って、ミツバチの蜜のようなものがレンズに思いっきり付着しました。この写真の右上です。当然、私は気がついていないので、このままずっと撮影が続いてしまいます。

ミツバチ?

白ひげの滝に到着したようですが、駐車場がよくわかりませんでした。道の左側に公共の駐車場があったのですが、右側にバス停とかがあって、気がつけず、ちょっとあまりよろしくないところに路駐してしまったように思います。他のレンタカーとかも停まっていて、若干カオスな状態になっていました。

バイクを降りて、白ひげの滝到着。右上の蜜はそのまま笑。

白ひげの滝

スマホでも撮っておいてよかったです。ブルーの川に、無数の白い糸が吸い込まれていきます。

白ひげの滝

次は青い池です。ここから2kmちょいの距離です。あの青い川の水が池になっているのでしょうね。あの青は何によるものなのでしょうね。後で調べたらアルミが含まれた水が混ざって、青い光を反射しているとのことです。

青い池に到着。きれいな有料駐車場が整備されています。バイクは100円。出るときに払うようです。

青い池は思ったよりも、小規模で、道から近いところにある観光地でした。駐車場を降りて丘を登ったところにあります。子供連れなど、大勢の観光客が来ているので、順路に従って進行しないと迷惑な感じです。ぐるーっと池の右手から左手のほうに遊歩道を歩いて眺めるという感じです。写真撮影が盛んなので、良いビューポイントは人気で順番待ちという感じです。

GoProを帽子にマウントしようとして、GoPro本体を見たら、先程のミツバチの蜜に気がついて大ショーック!指で拭き取ろうとしても、ハチミツのように ベターッとついているので拭き取るのに難儀しました。はぁ~、さっきの白ひげの滝とかボヤボヤな映像になってるんだろうなーと思うと残念。

レンズを拭いてGoProで撮影開始。木々の間から見え隠れする青い池は幻想的ですねー。

青い池

視界が開けた撮影スポットもあり、ここはスマホで撮影。

青い池

フォトジェニーック!

素晴らしい!!

今日の目標達成です!おめでとうございます、俺!

記念に青い池ソフトを食べて休憩です。本物の青い池をバックにパシャリ。

青い池ソフト

時間は15時。これから美瑛町の方に降りて、その後、フロに入りに中富良野まで戻ります。フロまで40kmぐらいありますので、1時間ぐらいかかるでしょう。道の駅 びえい白金ビルケも駐車場が混雑していたので、パスします。

美瑛

青い池を発ち、美瑛に向かって走ります。美しい農道です。

道道966号

道道966号

野菜の匂い、青いトマトの匂いがします。

道道966号

美瑛は富良野に比べて建物の数が少ないので、のどかな田園風景が楽しめますね。好きです。

すれ違うライダーさんたちもゴキゲンにヤエーしていきます。このヤエーも明日で終わりかー。

ヤエー

明日のフェリーは15:30から受付、乗船開始は17時ぐらいでしょう。でも、何があるかわからないので、ちょっと早いけど15:30には間に合って行きたいですなー。

美瑛川を渡って美瑛の町に入ります。

美瑛川

美瑛の町。いいところですなー。建物が全体的に新しいですね。新しい町かな。

美瑛の町

美しい町に見とれていたら、早めに左折してしまい、道を間違えました。本来なら美瑛駅まで行って左折のところ、町役場の交差点で左折していまいます。

間違えたおかげで、ステキな道に巡り会えました。後で調べたら「憩が丘」というところでした。斜里でも道を間違えて、ステキな農道を走りましたが、間違えると発見がありますね!

美瑛

中富良野

美瑛の町を抜け、国道237号で上富良野に南下。そのまま上富良野を通過して、中富良野に向かいます。フロへの到着は16時。国道沿いの左に「SPA&HOTEL RESORT ふらのラテール」という総合施設があり、ここの日帰り温泉でフロに入ります。観光バスが横付けされるような大型の施設で、やや老朽化している感じはしたのですが、総合的には良かったです。

施設が広い割には、混んでいなかったので、静かにゆっくり落ち着いて入れたのと、特筆すべきは、露天風呂のエリアから、富良野平野を見渡せるロケーションになっているところが開放的で素晴らしかったです。旅の最後を締めくくるには最高の露天風呂だったと思います。

あえて一つ苦言すると、露天風呂のエリア一面に、転倒防止のためか、ゴムのマットが敷いてあるのですが(下の写真には写っていないです)、そのゴムの臭いがするんですよね。どうしても樹脂のマットを敷きたいなら、素材を変えたほうがよいと思います。いつも臭いにうるさくてすみません。

https://www.f-laterre.com/img/spa/spa_top.png引用元:www.f-laterre.com

ゆっくり浸かって、出発は17:20。

30分ほどで上富良野に戻り、コンビニで買い物をしてからキャンプ場に入りました。18時。日没まで1時間ぐらいありますから、テントでゆっくり食事をして過ごせます。アルコールは今日はナシ。明日の朝はスッキリと起きることができるでしょう!

今日は、一日フルでの北海道ツーリング最終日。晴れたし、ツーリング気分は最高でした。

そんじゃ、おやすみー。