初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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持ち物反省会2023(キャンプ用具 寝具・防虫・飲食)

2023年の北海道ツーリングを終え、持って行ったキャンプ用具のうち、寝具、防虫、飲食用具について反省会を行います。

出発前のアイテム検討記事はこちらです。

www.beginners-hokkaido-touring.net

寝具関係

フォームマット

今回は昨年よりもシートバッグ内の荷物が減ったこともあり、シートバッグ内に収納することも可能でした。ホテル泊の日はシートバッグに入れて走行しました。マットを棒状に畳んでしまうとバッグの充填効率が下がるので、シートバッグ収納時は棒状に畳んだマットをだいたい真ん中あたりで開いて、板状にしたらいい感じで収納できました。

アイテムとしては少々かさばりますが、やはりこのアイテムは良いですね。安いし、軽量、ぱっと広げて設営完了!標準体重ぐらいまでのヒトなら充分な厚みだと思います。

キャプテンスタッグ「EVA フォーム マット (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

シュラフ

私のシュラフはこちら。

モンベル「シームレス ダウンハガー800 #7 (モンベル公式)

引用元:webshop.montbell.jp

メジャーなダウンハガー800シリーズです。ダウンの量は一般的に#5がオススメされていることが多いのですが、あまり経験のない私は#7にしました。実際昨年7月上旬の北海道日本海側でのキャンプでは暑い夜だったので、これで充分と思いましたが、7月中旬に道東方面に下って天候が悪いとちょっと寒くてセーターを着てホッカイロも腰につけて寝ました。

今年は10日ほど日程を早めたことと、天候があまり良くない日が続いたこともあって、ちょっと寒かったなと思いました。メリノウールのミドルレイヤーを着てホッカイロも使って寝てやりすごしましたが、やはり一段暖かくして#5がベストなんだと思いました。本州だったら#7でよいのでしょうね。

インナーシーツ

モンベル「ウォームアップシーツ(モンベル公式)

引用元:webshop.montbell.jp

インナーシーツは毎回使いました。シュラフの汚れ防止、傷つけ防止になってよかったです。洗濯時はネットに入れて毎回洗っていました。クリーンな寝床がキープできるので快適でした。

シュラフカバー

今年初導入のシュラフカバー。大活躍でした。

モンベル「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー(モンベル公式)

引用元:webshop.montbell.jp

テント内が高湿になる朝はシュラフの結露予防にもなり、寒い日は多少の保温効果があり、大雨の時は心強い存在でした。シュラフ、シーツ、カバーの3点セットでそれぞれ効果を発揮してくれました。

昨年はインフレータブル式だったのですが、いかんせんかさばり、寝具でマットの次に最も大きいアイテムになってしまった枕でしたが、今年はエアー式に変えました。設営時は空気を入れてやる必要があり、衛生的にはアレですが、口で空気を入れました。サイズも小さく、数回吹き込むだけで膨らみMAXになるので、それほど手間ではなかったです。軽量コンパクトで、昨年より改善されてよかったと思います。

Hikenture「超軽量 アウトドア コンパクト エアー枕(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

この製品の場合、エアーバルブの中央にボタンがあって、逆止弁のON/OFFを切り替えることができるので、膨らますときは逆止弁ON、空気を抜く時は逆止弁OFFにします。

ロングジャージパンツ

今年の大ヒットアイテムのひとつがこれです。

デサント「ロングパンツ テーパード 軽量 4WAYストレッチ ヒートナビ 保温 発熱 ベルトループ付 トレーニング MOVESPORT メンズ(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

昨年は寝間着がなかったので、今年はジャージでも買うかなと思って探しているうちに、いい感じのストレッチ素材のカジュアルパンツを発見。

フロントファスナー、フロント腰には引き絞るロープ、ベルトループ、左右フロントポケット、左右ヒップポケットと、全部盛り仕様。街歩きにも使えるデザインで、寝間着にもできるストレッチ。

もう毎日着ていましたね。バイクから降りて、ホテルだったら部屋、キャンプだったら設営後にテント内で着替えて、その後の行動は基本これ。フェリーでも着ていました。ライディングパンツだと、プロテクターが入っていて邪魔くさいですし、かといっていちいち抜き取るのも面倒。どのみち上半身のロングTシャツは普通の綿Tシャツに着替えるので、ついでにボトムスも着替えたほうが全身さっぱりします。大変快適で、自宅に戻った今も普段履いています。

耳栓

今年も活躍ですね。普段だとホテルなどの風呂で、TVのうるさいサウナ(ドーミーイン)とか、黙浴ルールを守らない輩がいるときに使っていますが、ツーリングでは、キャンプ場でも活躍です。

特に今回はファミリーが来るオートキャンプ場を利用することがあったので、昼間から威力を発揮していました。大雨キャンプのときも雨音をシャットアウトできたので安眠できました。

フェリーでは今回は往復とも最上階が取れて、機関音もしないので、使いませんでした。幸い、お隣も静かな方々だったですし。

MOLDEX「耳栓 Pura-Fit 10ペア 6800(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

防虫関係

虫除けスプレー

防虫の基本は、虫よけスプレーだと思うんですよね。キャンプ場だけでなく、道の駅やコンビニの駐車場でも虫はやってきますし、キャンプ場でもあちこち移動しますから。

化学繊維にかけるのはよくないらしいですが、服の上から刺してくるので、そんなこと言ってられません。帽子を被りますが、帽子で隠せない部分、後頭部とかサイドのもみあげとかの頭髪にも揉み込みます。

刺されると数日不快なので絶対に刺されたくないです。

アース製薬「サラテクト ウォーターミスト FOR SPORTS 虫よけスプレー [200mL](Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

虫刺され薬

普段使っている薬を持っていきました。

池田模範堂「【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

これ、本当にかゆみを抑える効果が高いので助かっています。

今回は幸いなことに一度も刺されなかったので、使う機会はありませんでした。

ポイズンリムーバー

SAWYER「エクストラクター・ポイズンリムーバー・ポンプキット【日本正規品】(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

医者に行く前の応急処置として持って行っています。幸いにして使うことはありませんでした。

アースノーマット

昨年は普通の蚊取り線香を使っていました。これで充分ですが、火の扱いが気を遣うので、今年はアースノーマットにしました。しかもUSB電源駆動形で。モバイルバッテリーを常備しているのでそれを活用しようと。

アース製薬「【防除用医薬部外品】 アースノーマット 60日用 USB電源式(Amazon)

www.amazon.co.jp

実際に使ってみて思ったのは、普通の電池式にしておけばよかったということです。USB電源は電池の心配をしなくてよいのが利点ですが、そもそも電池式でも45日ぐらいは持つので、3週間程度のツーリングなら電池交換なしで行けるわけです。電池式のほうが本体だけでスイッチONですが、USB電源式だとケーブルでモバイルバッテリーに接続した状態でセットなので、場所を取りますし、設営も面倒です。

USB電源はアイデアとしては良いのですが、ちょっとイマイチかなーと思っています。

結論的にオススメは電池式ですね。

アース製薬「どこでもつかえるアースノーマット [90日用]セット(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

テント周囲はこれを設置してエリア防虫、自身は虫除けスプレーで頭の先から足首までガードしていました。

さて、肝心の防虫効果はどうだったでしょう?

正直充分な効果があったかは不明でした。アースノーマットの周囲を蚊ではない虫が近くを飛んでいたので。しかしながら蚊は周囲に現れなかったですし、虫除けをしていたことや、服装を明るめの色にしていたこともあって、今回は一度も刺されませんでした。

最近は腰に吊り下げるタイプもありますが、さすがにそれだけでは不安なので、虫除けは必要かと思っています。

アース製薬「蚊に効くおそとでノーマット 200時間(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

防虫ネット

普通には持っていないアイテムなので、要らん!という評価かと思いますが、以前から持っているので今回も使いました。

Dhana Style「虫除けネット 収納ポーチ付(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

具体的には、夜にキャンプ場のトイレに向かうとき、シュラフから出る前に、帽子の上から被りました。就寝中なので虫除けを首筋から顔回りにするのも嫌だったのと、夜のトイレにはいろんな昆虫が飛び交っているので、物理的にもブロックしたかったというのがあります。

なんでこんなものを持っていたかというと、以前オーストラリアのウルル(エアーズロック)に行く時に買ったのです。ウルルでは、コバエが大量に顔の水分を吸いにくるのでそれを避けるためです。最初は使うかどうかわからなかったので、夫婦ふたりの旅行でしたが、ひとつだけ持っていったところ、交互に使うはめになりました。被っていない間は歩きながら扇子でパタパタです。

なくてもよいけど、あったらあったで使えなくはないアイテムでした。次回があったら持っていくと思います。すんごく小さくて軽いので。

飲食関係

私はキャンプで調理をしない、と決めているので、大した用具は持っていきません。ただ、コーヒー紅茶を淹れたり、カップ麺を作るためのお湯を沸かす用具だけは持っていきました。

ガスカートリッジ

キャプテンスタッグ「レギュラーガスカートリッジ CS-250 (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

いい加減早く使い切りたいこれ。消費期限が2020年なのでもうヤバいと思っています。今回もキャンプの度に使いましたが、使いきることはなく、自宅での湯沸かしに積極的に使うことで無事使い切りました。

私の使い方だと内容量250gは多いかもしれず、一段小さい製品にしてもよいかと思いました。ただし、値段が250gよりかなり高いときもあるので、価格には注意したほうがよいです。

キャプテンスタッグ「レギュラーガスカートリッジ CS-150(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

バーナーコンロ

キャプテンスタッグ「オーリック 小型ガスバーナーコンロ (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

OD缶用のバーナーです。キャンプの度に使いました。出発前は、今回カートリッジを使い切ったら、より手軽なCB缶用に乗り換えようかなと思ったのですが、OD缶で続投することにしました。理由は使用時のバーナー一式がコンパクトであるということです。キャンプ用テーブルは大きくしたくないですし、テーブルの上でコンパクトというのは非常によろしいです。周囲を風よけで囲いやすいですし、アウトドアでの使い勝手としてはやはりOD缶バーナーだと考えました。

着火用ライター

東海「CRチャッカマン ミニ L10 (Amazon)」

https://m.media-amazon.com/images/I/41-r+I0H0QL._AC_.jpg

普通のチャッカマンです。キャンプのときは毎回使いましたね。一応コンロにも着火装置がついていますが、使いにくいのでチャッカマンを使っています。アウトドア用の着火バーナーのほうがよいかもしれませんが、実際はこれで問題ないです。どのみちバーナーの周囲を風よけでカバーした状態で着火しますので。

ウィンドスクリーン

キャプテンスタッグ 「ウインドスクリーンUF-12 (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

アウトドアでのバーナーには風よけは必須ですね。屋外で、ずーっと無風ということはないのが普通なので。私の場合、これをテーブルの上で使うので、両端の地面に固定するためのペグは外していきます。

練り消しゴム

ホルベイン「消しゴム デッサン用 練りゴム NO.5 (大)(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

なんでここで練り消しゴム???と思うかもしれませんよね。これ、ウィンドスクリーンの固定用なのです。

アルミのテーブルの上でウィンドスクリーンを使うため、少し強めの風が吹くとスクリーンが動いて危ないのです。テーブルがスチールだったらマグネットを活用できたのですが、アルミなので磁石がくっつきません。そこで考えたのが練り消しです。

結果的には良好です。

ウィンドスクリーンを練り消しで固定

例えば練り消しを三つに割ってそれぞれ棒状に整え、ウィンドスクリーンの下端に食い込ませて、そのままテーブルに圧着します。これでOKです!

テーブルにうまく粘着してくれなくても、充分な摩擦があるので風でずれるようなことはなかったです。もちろん強風とかだとダメでしょうけど、そんなときは外で呑気に茶をしばいている場合ではないです。

欠点は、汚れに弱いことでしょうか。もしこれを地面に落としたりすると砂塵とくっついてしまいますから。まあしばらくの間はそのまま気にせず使えるでしょうけどね。

ケトル

キャプテンスタッグ「キャンピング ケットル (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

相変わらずのご活躍。沸かせる最大湯量が600ml程度と、ソロキャンには最適サイズで、無駄にガスと水を消費してしまうことがないです。

コップ

スノーピーク(snow peak)「チタンダブルマグ (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

スノーピーク(snow peak)「チタン ダブルマグ300ml用フタ (Amazon)

 引用元:www.amazon.co.jp

コーヒー紅茶を飲む時はこれです。フタはなくてもよいと思いますが、洗って軽く乾燥させたあとにフタすることで、ゴミが入らないようにできるのであったらあったで役立ちます。

ドリップコーヒーパックやティーバッグ

ドリップコーヒーは、ドトールのマイルドブレンドを10パックほど持っていきます。私が単にドトールのコーヒーが好きという理由です。ただしこのドリップバッグはお店でしか買えないです。ネットだと大量の箱しかないです。

紅茶はお茶パックにいつもの紅茶を一杯分3gずつ入れて6パック作りました。

トワイニング「リーフパック ダージリンエクストラ 65g (Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

結果的には紅茶はあと4パックほど作っておけば良かったです。ホテル泊の時でも、部屋にあるポットでお湯を沸かすことがあったからです。

ハシ&スプーン

旅先ではコンビニで箸をもらいましたが、それでもハシとスプーンは持って行って良かったです。買い置きのカップ麺を食べるときもありますし、どんぶりものとかスープものはスプーンが必要です。フォークは持っていかなかったのですが、やはり不要でした。箸があればOKです。

ハサミと万能ナイフ

普通に使いましたね。パッケージを開けるときや開けにくいフィルムを破るときに使いました。ま、その程度だったら何か尖ったものならなんでもよいのですが、万能ナイフを持ってきて良かったー!と思ったのが、フェリーの売店で地ビールを買って部屋で飲む時、容器が王冠のついたボトルだったんですよね。万能ナイフは常にデイバッグに入れていたので、そのボトルオープナーでスムーズに空けることができました。

王冠を万能ナイフで開ける

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実は結局持っていかなかったのですが、問題ありませんでした。普段もわりと手で洗ってしまうので。スポンジを使うのは油っぽくなったものを洗剤で洗う時ぐらいですから。私の場合は調理をしないため油ものの鍋や食器が出ないので不要と考えました。

まとめ

継続

<寝具>

  • フォームマット
  • インナーシーツ
  • シュラフカバー
  • 枕:エアー式
  • ロングジャージパンツ:寝間着
  • 耳栓:3セット

<防虫>

  • 虫除けスプレー
  • 虫刺され薬
  • ポイズンリムーバー:万が一
  • 防虫ネット:意外と使える

<飲食>

  • バーナーコンロ
  • 着火用ライター
  • ウィンドスクリーン
  • 練り消しゴム
  • ケトル
  • コップ+フタ
  • ドリップコーヒー・自作ティーバッグ:
    ドリップコーヒーは8パック、ティーバッグは10個
  • ハシ&スプーン
  • ハサミと万能ナイフ:フェリーにも持ち込むこと

要改善

  • シュラフ:北海道用には、もう一段暖かくする
  • アースノーマット:電池式に買い替え
  • ガスカートリッジ:一段小型のものに