ヘッドランプ
ヘッドランプは以前から持っていましたので、その便利さは理解しており、今回も必ず持っていくアイテムでした。もう究極、1つしか照明器具を持てないなら、これだけでよいと思うほどです。ヘッドランプのアドバンテージは、何といっても、
- 両手が空く
- 向いた方向が照らされる
というものです。
まあ見た目がちょっと...という問題はありますが、街中(まちなか)ではなくて、キャンプ場ならOKでしょう!私は、野外の音楽フェスに日帰りで何度か行っていて、イベントが終わって、夜暗い中、人が密集した状態で不整地の道や階段を歩くときに、つまづくリスク(最悪将棋倒しになる可能性あり)を感じたので、2回めから御茶ノ水にあるアウトドア専門店「L-Breath」の実店舗でエントリーレベルのヘッドランプを購入しました。
やはり実店舗での買い物というのも良いですね。全く買ったことのない製品とかだと、こういう専門店では、既にちゃんとした製品だけがフィルタリングされていて、安心です。あやしい製品に騙されることもないです。また、あれこれWebで調べるより、店員さんに聞いてしまったほうが早いです。やはり都心の一等地に実際の製品を並べていただき、教育されたスタッフを配置しているのですから、いろいろ相談したのなら、ネットより多少高くても、そこは「チップ」と考えて実店舗で購入しましょうね。
L-Breathさんのネットショップもリンク貼っておきますので覗いてみてください。
さて、購入したヘッドランプはこちら
ホールアース「 LED ヘッドライト ハイク 30ルーメン (Amazon)」
この製品を使いはじめて、ヘッドランプの快適さに目覚めてしまい、自宅でも、ちょっと暗いところでの作業や、夜のベランダでの作業などにも大活躍で、もう手放せない照明器具です。
スマホでも懐中電灯機能はありますが、作業をするなら両手が空いていないとダメなので、スマホでは使い物になりません。スマホスタンドを使っても、照射する場所は固定ですから、自分が顔を向けた方向に照射してくれるわけではありません。
と、まあここまでヘッドランプ愛を語ってしまいましたが、今回のツーリングでは、調子に乗って新しいヘッドランプを購入しました。
KEWISI「ヘッドライト USB充電式 (Amazon)」
これはUSBで充電するタイプです。重量40g、スペック上では2時間充電で高輝度(200LM)5時間、低輝度(50LM)12時間の点灯。
ツーリングでは日中にバイクのUSBからモバイルバッテリーなどを充電できるようにしていますので、ヘッドランプもUSBで充電できるタイプにしました。以前から持っていたものは単4電池2本だったので、電池の充電を考えるとヘッドランプごと充電式にしてしまったほうが軽量化も図れるのでよいと考えました(以前から持っていたものは電池を入れると約70g)。この単4電池のためだけにリチウム電池の充電器をもっていくと、さらに荷物がかさばり重くなってしまいますし。
USB充電についてはコネクタの形状を気にしておく必要がありますが、これはType-Bです。私はスマホやタブレットがType-Cでして、今はちょうどBからCに移行している過程?のようで混在が面倒ですね。
ソーラーパフ
どなたかのブログで、キャンプツーリングをするミニマリストな方が、「ソーラーパフ」というものをお使いだと見かけまして、調べました。
ソライトデザイン「ソーラーパフ LEDランタン (Amazon)」
これは上の写真の底面がソーラーパネルになっていて、日中はツーリングネットにでも引っ掛けておいて充電し、夜は提灯のように広げて点灯するものです。
確かに74gと軽量でかさばらなくて良いです。スペック上はフル充電で強モード90LMで8時間、弱モード60LMで12時間だそうです。
これはバイクツアラーには最高じゃーと思い、すぐ購入しました。
色はウォームホワイトを買ったつもりですが、写真のようなオレンジではなく、かなり白かったです。ブライトホワイトと間違って発送されたのでは?と思いつつも、表示はウォームホワイトなので、表示が間違っているのかよくわかりませんでした。Amazonのコメントでもかなり白いとコメントがあったので多分これで合っているようですが、個人的にはもうちょっとオレンジっぽいのが好きです。
また、充電方法がソーラーのみで、USBから充電・あるいは点灯できないのでそこが不安なところです。充電し忘れや、充電量の読み間違いで、途中で切れた場合は、ヘッドライトで行けばよいと腹をくくりました。
USB充電式LEDランタン
ヘッドライトと軽量のLED ランタンを準備したので、これでよいと思いましたが、調べている過程で、もう一個ぐらい強力なランタンがあったほうがよいかもと思いました。
ひとつにはソーラーパフの充電の心配がありましたし、夜暗くなった状態でテーブルにランタンを点灯すると虫が寄ってくるので、虫寄せ用に少し離れたところにライトを置くとよいというコメントがあったので、検討しました。
正直どれぐらい夜にテント外で活動するか読めませんでしたので、そういうものがあってもよいかなと思いました。
虫寄せなら、明るくて、面があるほうがよいかと思い、これかなと。
Superway「LEDランタン 13400mAh 四色切替 充電式ランタン (Amazon)」
Type-CのUSB充電式で、出力はType-Aが2ポートついています。モバイルバッテリーは別途持っていくので、あまりこれに頼ることはないです。
また三脚用の穴があるので、三脚を使って照明を立てることもできるそうです。三脚は一応写真・動画撮影用に持っていくので、それを転用します。
実際はどうだったか
ヘッドライト
想定どおり、ヘッドライトは常用しました。ツーリング中は、常にレッグバッグに入れておき、夕方の、風呂、食事などの外出から帰ってきて、駐車場から自分のテントに戻るときや、寝る時は枕元に置いて、深夜のトイレの往復(もう老人なので夜にトイレ行きたくなるのよ)で使いました。一度の使用が数分で、それ以外は使わなかったので再充電しないで済みました。明るさも高だと明るすぎて、中か低でも問題なく、外歩きなら中、室内なら低がちょうどよい明るさだったと思います。
キャンプサイトをヘッドライトを点けて歩くと、反射材入りのガイロープがよく光って見えますね。逆に反射材が入っていないロープはちょっとあぶないということに気が付きました。見ようとしないと見えないですね。ペグを打ってあるあたりにペットボトルを置いている方もいらっしゃいまして、それはそれで助かりますが...。
ソーラーパフ
ソーラーパフは、暗くなってテントに入ってからの照明として使いました。一応インナーテントの頂上にベルクロを回せるループがあったので、ソーラーパフのベルクロを通して天井から吊るして使いました。身体を起こしているうちは上からの光でもよいのですが、寝っ転がると上からの光が眩しいので、外して枕元に行灯のように配置しました。そしてそのまま消灯して就寝...というパターンでした。枕元にはヘッドランプも置くので夜中の点灯はどちらもできる状況にしておきました。
USB充電式LEDランタン
残念ですが全く使いませんでした。350gと重いにもかかわらずです。やはり重いので手に取ろうという気にならないのと、暗くなってテント外での活動を一切しなかったため、虫寄せを設営することはありませんでした。
北海道の7月だと19時半ぐらいまでは明るいので、テントで夕食を食べるのは終わっていますし、外食の場合はテント内へ直行です。
テント外で他の方々と語らいたいとか、焚き火を楽しみたいとか、そういう場面には向いているかもしれないです。
私は疲れて、暗くなったらすぐテントに入って9時には就寝でした...。
次回は持っていかないです。