交換レバーを持っていこう
この北海道ツーリングについて、バイク屋のご主人に相談しているとき、「交換レバーを持っていったほうがよいよ」というアドバイスをいただきました。私の立ちごけだけでなく、普通の事故や、地面・積載・風など様々な要因により駐車場で停めている間にバイクが倒れることもあり、その際にレバーを折ってしまうことがあるそうです。
またレバーと一緒に「針金も」とのことでした。
エストレヤのレバーについて調べると、どうやら社外品は見当たらなく、純正しかないようです。もともと純正レバーを買おうと思っていたので、カワサキの純正パーツ販売サイト(kawasaki-onlineshop.jp)から、ブレーキレバーとクラッチレバーを購入しました。
このサイトはなかなか良いですね。私のような素人でも、年式とモデルを選べば、分解図面を見ながら間違いなく探せます。
レバー交換用の工具も調達
あとは取付けるために、工具を持っていく必要がある訳ですが、車載工具以外に必要と思われる工具は以下の3つ。
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10mmボックスレンチ
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10mmメガネレンチ
- 六角レンチ(すみませんmm数未確認です)
車載工具だとオープンスパナはあるのですが、ハンドル周りは、構造物が入り組んでいてオープンスパナが入らないところもあり、また固く締まっているので、オープンスパナが入っても、充分力が入らなくて取れないとか、無理するとナットをなめてしまうと思います。
交換手順を確認するため、いくつかYouTubeの動画を拝見しましたが、みなさんしっかり力が入るボックスレンチとメガネレンチをお使いでした。そこで私も近くのホームセンターで工具(と適当なケース)を調達しました。
六角レンチセットは以前から持っているテキトーな奴で、メガネレンチはKTCのコンビネーションレンチを新たに買ったのは良いとして、ボックスレンチはコンパクトさと安さに惹かれてテキトーなものにしてしまいました。今後もっと使う機会があるならアップグレードしようと思います。
ここまで揃えると、折れたその場で修理できる気になってしまい(これは間違い)、「針金は、太さもよくわからないし、まあいいかな」ということで針金は調達しませんでした。
実際にどうだった?
今回、一度の立ちごけで済みまして、レバーは大丈夫でした。
おかげさまでこの部品や工具が役に立つことはなかったのですが、実際に立ちごけをしてみて、やはり針金は必要だと感じました。
もしあの場でレバーが折れていたら、ゆっくり工具なんか取り出して作業できるような状況ではなかったと思うのです。
出先での事故・トラブルはどんなところで発生するかわかりません。
本格的に交換作業をするにしても、とりあえずその場からは安全なところまで移動してからとなります。できれば自走できたほうがよいですから、その場では例えばスパナを残ったレバーに添えて針金でぐるぐる巻きにして、手を保護するため上からビニールテープを巻いて、レバーを応急処置して自走するのが、よりよいかと思います。
どれぐらいの太さの針金にすべきかまだ感覚がありませんが、太さ的には電気工事でよく使う1.6mm~2.0mmぐらいですかね。荷物の中で錆びるとイヤなので、ステンレスかビニール被覆付き鉄線の#16か#14かなと。それだけあれば荷重も大丈夫かなと。
また、針金を持っていくということは、ペンチも必要ですね。