ライディングパンツを買おう
これまで私はいわゆるライディングウェアを買ったことがないので、当然にライディングパンツも持っていません。普段は主に綿素材のカーゴパンツを愛用しているのですが、伸縮性がありませんし、濡れると乾燥しにくく肌にひっつきます。プロテクターもないのでロングツーリングには適していません。
教習所を卒業したての頃は、ケガが怖かったのもあり、ズボンの下に装着するひざ用のプロテクターをつけていたこともありましたが、脱ぎ履きが大変だったので、慣れてきたら使わなくなり、処分してしまいました。
この際、伸縮性もありプロテクターも内蔵しているライディングパンツを購入しようと考えました。
要件としては以下の通りです。
- 国内メーカー:サイズや品質の観点
- ひざのプロテクターは標準装備or装備可能:ひざは必須
- 腰のプロテクターは特に必須としない:教習所でもつけてないし
- 伸縮性のある素材で乾きやすいと尚可
- プロテクターを外せば普段も使えるようなデザイン:ライディングパンツを購入したら、今の普段使いのカーゴパンツを処分する予定(ものを増やさないため)
- お値段も手頃なエントリーモデル
購入したライディングパンツ
いろいろ見たのですが、結局購入したのは下記の2製品です。
これはお値段もAmazonで7000円弱とお手頃で、ヒザのプロテクターも標準装備です。伸縮性もあるそうです。
そしてもう一本は
コミネ「PK-748 クールドライカーゴパンツ (Amazon)」
やはりカーゴパンツに慣れていることもあってカーゴ型にしました。とはいえレインスーツのパンツを履いたらカーゴポケットは使えませんが。
お値段はAmazonで当時12,000円程度と先のものより少し高いですが、射程内と思いました。
また2本とも同じメーカーにしたのはプロテクターの互換性が高いと思ったからです。
裾上げが必要かどうか実際に履いてみたところ、短足の私ですから、まあ大幅に余りまくったのですが、両方とも裾上げはしませんでした。
ジーンズ型のほうはシルエットがタイトなこともあり、ブーツの上部をいい具合に包み込んでいるので問題ありませんでした。
カーゴパンツ型のほうはややシルエットはルーズになりますが、裾を2回ほどまくればちょうどよいかなといったところです。
特に乗車姿勢では裾が上がる方向なので、直立したときは少し長いぐらいがちょうどよい長さになると考えました。
実際にどうだったか
キャンプで連泊する可能性もあったのと天候がわからなかったので、1本は予備としてシートバッグに入れておく運用でした。
長さはどちらも乗車姿勢においてちょうどよかったので特に問題ありませんでした。
宿についてその日はバイクに乗らないとなったタイミングでヒザのファスナーを上げてプロテクターを出し、ゆったりした気持ちで夕食に出かけるというパターンでした。
ちょっとだけ失敗だったのは、せっかく互換性のあるプロテクターだったにもかかわらず、2セット持っていってしまったことです。紛失などを考慮しなければ、履いているほうに1セット入れるだけで良かったと思います。
速乾性の素材なので多少スースーしましたが、寒い時は事前にスマートウールのボトムスを履きましたし、もっと寒い時はレインスーツのズボンを履けばよいので問題ありませんでした。
次回もこのパンツで行こうと思いますが、オプションでサイドプロテクターがあるので入れるかどうか検討しようと思います。