初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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ツーリングでのヘルメット管理とメンテ

ヘルメットは持ち運びにくい

私がエストレヤを買ってシートの交換の次に行ったことはヘルメットロックの増設です。バイクというものに乗って初めてわかったのですが、ヘルメットというのは結構でかくてごろごろして持ち運びにくい形状だということです。

調べると正しくは上下を正しくしたまま、脇に抱え、手でヘルメットのふちに手をかけるという持ち方だそうすが、ヘルメットは丸いので歩いていると脇からずれていってしまいがちです。特に冬の厚着や、ジャケットを着ていると脇が狭いのですぐに脇から出ていってしまいます。

ヘルメットバッグを導入して持ち歩くにしても、でかいので出先ではかなり邪魔です。バイクを降りたときは、バイクに置いておきたいと思いました。

エストレヤ標準のヘルメットロックは使いにくい

エストレヤには標準でヘルメットロックがあるにはあるのですが、左側面のリアサスの前あたりにあって、使いにくいです。

解錠したときのカギは抜けないのでヘルメットを取り付けるにもカギが邪魔。ヘルメットのD環をロックバーにかませるには、D環を指先で持って上に持ち上げた状態を維持し、反対の手でカギを回すのですが、その間ヘルメットを支えることができません。

かなり無理があるのです。せめてヘルメットロックが上下逆についていれば、左手ヘルメットを支え、右手でD環をバーにひっかけて離してカギを回すという動作ができるのですが。

こんな細かいところまではしっかり設計していないのでしょうね。

私個人の理想は、ロックが開いているときはカギを抜くことができて、ロックするときはカギが不要というものなんですよね。

ヘルメットの防犯対策

標準のロックが不便だからといって、ヘルメットをミラーとかにちょいと掛けてバイクを離れるようになると、万が一盗まれた場合、ノーヘルでは乗れませんので、そこからバイクで移動することができなくなってしまいますから、私としてはロックは必須だと考えています。

もちろんロックをかけても、ちょっとした工具があればロックを壊して盗むことは可能だとは思いますが、そのレベルの盗難は防ぎようがないと思っていまして、防ぎたいのは、何もロックをかけていないヘルメットをひょいとバッグに入れたり、自分でかぶったりして盗む手口です。無防備はダメなわけです。

実際にYouTubeとかでも盗まれた事例(ミラーにかけていた)とかがアップされていました。今はヤフオクやメルカリで簡単に現金化できてしまいますので、無防備はNGと思っています。

ヘルメットロック購入

そこで導入したのはハンドルバーに設置するロックです。

施錠方式の違い

この何の変哲もないロックにもロック方式が2つあるので要注意です。ロックを外す時に鍵が必要なのは当たり前ですが、ロックするときにも鍵が必要なタイプと、鍵が不要で留め金を押し込めばロックがかかるタイプがあります。私はズボラなのでロックする時は鍵が不要なタイプを選びました。

設置方向の違い

設置方向も二通りで、取付けた時にバーと平行になるものと、バーと直角になるものがあります。私はハンドルのバーに取り付けるので、バーと直角になるものでないと取り付け場所がないのでいけません。フレームやリアキャリアに取り付けるならバーと並行になるものがよいのでしょうね。

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ツーリングにおけるヘルメット管理

ツーリングにおいてもいつも通り、ちょっと休憩するときはヘルメットロックにつけるでよいと思います。ミラーへのちょい掛けはナシです。また、ロックをかけたときの置き方については、雨が降っているときや雨が降りそうなときはもちろん、通常においても、ヘルメットの上下が逆さまにならないよう置き方に気をつけています。逆さまにしていると、ゴミを捨てられるなど、出来心的ないたずらされるリスクもありますからね。

一方で泊りがけとなると、宿やフェリーで駐車をしたら、ヘルメットは部屋に持っていくつもりです。防犯というよりも、バイザーなどのメンテが毎日必要だと思っているからです。駐車したところからの移動では、他にも荷物をいっぱい持ち運ぶでしょうから、そんなときにヘルメットを裸のままで持ち運ぶのは無理があると思いますので、何らかの袋が必要だと思い、簡単なバッグを導入しました。

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これならグローブとかも一緒に入れて移動できそうです。

ヘルメットのメンテナンス

また、多くの先輩方が、虫の付着がすごいとか、雨が降って視界がなくなって大変だったとか、そうコメントされていたので、ヤマハのバイザーメンテ3点セットを購入して持っていくことにしました。

ヤマハ(YAMAHA)「ヤマルーブ バイクヘルメットシールド用 ケミカルセット(3本セット) 各20ml (Amazon)

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多目的用途でトイレットペーパーを一巻持っていきますので、それで拭けばよいかと。ウェットティッシュで対応している方もいらっしゃるようですが、撥水や曇りドメなどバイザー専用ケミカルを使いたいと思いました。一応、日中にひどい虫の付着に備えて、ウエットティッシュはタンクバッグに入れておきました。

実際にヘルメットバッグはどうだったか

持ち運びについては、ヘルメットが入る袋を持っていって正解でした。

ヘルメットの持ち運びが他の荷物を持つ手に、ヘルメット袋の紐を引っ掛けて同時に運べるのでよかったです。特にフェリーでの乗り降りで狭い階段を上り下りするときはその便利さを痛感しました。もうヘルメットをかぶったままで行く!というのもありかもしれませんが、マナーを知らない私としては、かぶったまま移動してよいのかわからなかったので、袋に入れて持ち運びました。

また、導入した袋は薄手のフリース地のようなものでしたので、ヘルメットをバイクまで持っていったら薄く畳んでタンクバッグに入れることができたので収納時にコンパクトで良かったです。

一方で、そのコンパクトさの裏返しなのですが、良くなかった点として、素材が柔らかくテロテロしているので、ヘルメットの出し入れがスムーズでないです。スルッと入っても斜めに入ってしまったり、上下を正しく入れるのに手間取ります。取り出すときはちょっと引っかかるかなぐらいなので問題ないと思います。

また、取手が紐なので、手持ちするときには4本の紐を手に掴むのですが、紐はダランと不規則に下に垂れているので、掴むのに難儀します。袋を地面に置くこともあり、そうなると紐を掴むには地面近くまで手を下げないといけないので不便でした。

そこでツーリングからの帰宅後、コンパクトさを多少犠牲にして、もう少ししっかりとした素材で自立するタイプのヘルメットバッグを導入しました。

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これなら、バッグが自立しているので出し入れのときもスムーズで、取手も上に向いたままですので、下に置いてもさっと手で掴めるので使い勝手は非常によいです。ショルダーストラップもあります。ファスナーもダブルファスナーですので、閉めるときは金具をセンターにでき、開けるときもスムーズです。ツーリング前は、ヘルメットバッグというものは、本格的にバイクを趣味としている方々のものだと思っていましたし、たかだかヘルメットのためにバッグを買うのは、投資効果として低いかなと思っていましたが、大違いでした。このバッグ導入のおかげで、バイクとの往復時だけでなく、日々のバッグの保管でも、ヘルメットがホコリをかぶることなく、活躍しております。バイク屋さんにバイクを置いて整備をお願いするときの往復にも便利です。

ヘルメットメンテの実際

北海道ツーリングにおいて、ヘルメットは毎日バイザーのメンテが必須でした。よく言われているように虫の付着もありますが、雨も頻繁に降りましたし、低温多湿で内側が曇るようなこともありました。

毎日、寝る前に、バイザーをヘルメットから外し、

  1. バイザーの両面にクリーナーを吹いてトイレットペーパーで拭き上げる
  2. バイザーの裏面に曇りドメを吹いてトイレットペーパーで塗り拡げ、完全に拭き取らないようにしつつ、視界もしっかり確保できるレベルまで拭く
  3. バイザーの表面に撥水剤を吹いてトイレットペーパーで塗り拡げる

という手順でメンテしてました。撥水剤は揮発性油の匂いが強いので、テントでは拭いたあとのペーパーを袋に入れて前室に置いてましたね。

雨が降る度に、バイザーを気持ちよく流れていく雨粒を見て、ニンマリしてました。曇りについては、雨が降っているときに、GoProをバイザーの下部にスイベルクリップでつけていると、曇りやすかったですが、通常時は雨が降っても無敵でした。

あと、レアケースかもしれませんが、ヘルメットの通気孔に大きめの虫が詰まっていることもあって、尖っているもので取り出したことがありましたね。