昨年2022年は初めてのツーリング、しかも長期宿泊、キャンプもあり、北海道でも行ったことのないエリアという、初めてづくし。
多くの先輩方のブログやYouTubeを参考にして、自分なりのスタイルに合わせた装備を揃えるなど、入念に準備して行きました。
おかげさまで、大失敗はなく、なんとか全17日間のツーリングを完遂できたのですが、やはり実際に行ってみると、ちょいちょい改善すべきポイントがあったので、その反省も兼ねて昨年の持ち物リストを見ながら、今年はどうするか考えていきたいと思います。
まずはバイク装備関係から参ります。
バイク積載
バイク装備の目玉はやはり積載関係です。
- シートバッグ:幅60cmの防水バッグ。66L。十分な容量とバックミラーで後方視野が十分に確保できる幅としています。今回もこれでよいでしょう。
- シートバッグ積載ストラップ:シートバッグ付属の長いストラップです。
- すのこ:ツーリング中は、シートバッグの積載を安定させ、キャンプ場ではテントの玄関になったりと大活躍のすのこ。今回も登場です。
www.beginners-hokkaido-touring.net - ツーリングネット:大きめのツーリングネットです。去年は、フックの背中にネットを引っ掛けてタイトにする仕組みを知らず、デイバッグ引きずり回し事件を起こしました。また前回フェリー乗船時はデイバッグに入れて船内に持ち込んだのですが、船内では使わないものなので、シートバッグと一緒にバイクにくくりつけておこうと思います。
- サイドバッグ:シートバッグと同じ素材の防水バッグ。ソフトバッグなので多少長いものでも入ってしまうのでキャンプ道具の収納では活躍しました。
- ストラップ処理小物:ストラップがぴらぴらしないよう、余ったストラップを処理するテープバンドやウェブドミネーターを必要数購入して装着しています。失くす可能性もあるので、予備も少し持っていくと安心です。
太めのストラップ処理に。幅5cm程度まで対応。
細めのストラップ処理に。幅3.5cm程度まで対応。
細めストラップ処理に。幅2.5cmまで対応。
- タンクバッグ:地図はスマホだと広範囲をさっとみることができないので、やはり紙の地図は有用です。タンクバッグの天面にツーリングマップルRを入れます。また主にGoPro関係や、バイクに装備したUSBポートから充電するバッテリーを入れておくとか、走行中にさっと使いたいものを入れる用途で活躍しました。
- デイバッグ:普段使い慣れている25Lのデイバッグです。両サイドにペットボトルポケットがあり、2ルーム構成。各ルーム内も分かれていて使いやすいです。本当は防水バッグだったら次のレインカバーが不要なんでしょうね。
- レインカバー(デイバッグ用):ツーリングでは雨は避けられないので、必須です。デイバッグの外側のルームに入れていつでも出せるようにしておきます。
- ヘルメットバッグ:前回は簡易な巾着袋タイプでした。コンパクトにたためるのはよいのですが、地面に置くと持ち手のひもは自立しないため、再び持ち上げる際には、地面近くまで手を伸ばす必要があり、紐も、くねくねして掴みづらくてストレスだったので、自立するタイプのしっかりしたヘルメットバッグを探しました。
要件としては、自立すること、ハンドルがベルクロで一体化できること、ファスナーが大きく開き、ダブルファスナーであること、ショルダーストラップがあること、サイドポケットにも容量があることです。
そして購入したのはこちら。
DFG「ヘルメットバッグ (Amazon)」
普段もこのバッグに、ヘルメットだけでなく、グローブ、ツーリングネットを入れ、サイドポケットにはバイク関連の小物を入れ、これだけでさっとバイクで出かけられるようになったので非常に便利です。難点は、畳んでもややかさばるので、ツーリングネットでリアシートにくくりつけています。 - レッグバッグ:前回活躍したレッグバッグですが、既に持っていたウェストバッグとどちらにするか迷って、試しにレッグバッグを導入しました。今思うと収納力が低く、拡張したらしたで横に飛び出てしまい、手が当たるし、ひっかけないよう周囲に気を遣うので廃止しました。
- ウェストバッグ(ボディバッグ):今回は、もともと持っていたウェストバッグ(ボディバッグ)を持っていきます。かなりの収容力があり、10インチ タブレットも入ります。使い方も、腰に巻く・上半身に斜めがけする、前にする・後ろにするなど4通りの装着方法があるので柔軟です。容量もありながら、底がそれほど深くないので、がばっと開いて物が探しやすいです。防水ではないですが、濡れて困るようなものはジップロックで包もうと思います。
駐車時アイテム
- ハーフバイクカバー:夜、駐車場に停めている間にバイクにかけるカバーです。雨や夜露対策だけでなく、一定の防犯効果も期待できます。ハーフサイズなので、エンジン周囲にはかからず、エンジン停止直後からかけることができ、収納時もコンパクトです。
- スタンドホルダー:北海道はアスファルトが柔らかいということで、必須ということで持っていきましたが、アスファルトだけではなく、駐車場の地面が砂利や土の場所もあるので、北海道に限らず必須です。
- ブレーキロック(カギのない簡易なもの):駐車場で停められる場所が限られ、地面が傾斜しているところではブレーキレバーロックをかけたほうが安全かと思います。また万が一コカした時にブレーキレバーロックをしておくと前輪が動かないので、起こしやすいということで非常時にも役立ちます。
電装関係
電装関係といっても、ETCとドラレコのことです。
- ETC:ETCカードの有効期限を確認しておきます。
- ドラレコ:事前にちゃんと最近の走行が録画できているか、カメラの角度は適切かを確認しておきます。
防犯関係
防犯については、本気で盗もうと思っている悪人には対抗できないと考え、出来心でさっと持っていってしまうという輩にのみ対抗するレベルで考えています。
- ワイヤー式ダイヤルロック:ダイヤルロックがついていると面倒な雰囲気が出るのでつけています。シートバッグ、サイドバッグ左右にそれぞれ2個の合計6個、後に登場するツールバッグで1個、予備で1個です。
実際に使っているのはこちらです。
- セキュリティワイヤー:当初は、観光地で少し駐車するときのシートバッグやデイバッグなどの盗難対策としてセキュリティワイヤーを導入したのですが、そこまで神経質になることはないかなと思いました。自分でも積載を解くのは本当に面倒なので、出来心が起きそうもないです。今回持っていくのを止めようと思ったのですが、持っていくことにします。ちょっと駐車するときに、ハンドルにエアバッグハーネスをかけたり(重い)、タンクの上にライディングジャケット上向きに広げて置いていく(乾燥させたい)ことがあります。まあ盗まれることはないのですが、風などでぽろっと下に落ちたら迷惑かなと思い、その対策として、ワイヤーを通してヘルメットロックにヘルメットと一緒にかけることにします。
- 南京錠:セキュリティワイヤー用に買ったのですが、ワイヤーの用途を変更したので持っていきません。物理カギの管理も面倒なので。
- バイクロック:前回はディスクロックとブレーキレバーロック(カギがかかる、アラーム警報付)の両方を持っていったのですが、全く使わずに終わりました。盗むなら周囲にもっと高価なバイクがいっぱいありますので、エストレヤごときでは盗人の眼中にないでしょう。もし盗まれたら、新型のエリミネーターでも買おうかなぁなんて不謹慎なことを考えていますw。
次はバイクメンテや緊急時対応関係のものについて考えたいと思います。