初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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持ち物反省会2023(GoPro)

2023年の北海道ツーリングを終え、持って行ったGoPro関係について反省会を行います。

出発前のアイテム検討記事はこちらです。

www.beginners-hokkaido-touring.net

本体

GoPro本体

昨年も持っていったGoPro 10と、今回レンティオさんでレンタルしたGoPro 11を持っていきましたが、結果的にはGoPro 10しか使いませんでした。

レンタルしたGoPro 11は予備機の位置づけでもあったので、1ヶ月3,300円で3ヶ月レンタル、約1万円の保険を払ったようなものと考えています。昨年GoProでツーリングを記録することに味をしめ、今回途中でトラブルがあると映像が残せなくなり、非常に残念なことになるので、予備機を借りました。

GoPro 10をヘルメットにマウントして撮影しながら、GoPro 11をハンドルバーに装着して自撮りをする可能性もあったのですが、結局はやらず仕舞い。モトブログでもやるなら自撮りもしますが、そこまで熱量がなくて。

やはり機材は1個ぐらいでないと、セットアップが面倒です。そうなるとインスタ360で全方位を撮影するというのもありですね。画像の歪みが多少違和感がありますが、記録としては充分かと。

メディアMod

特にトラブルはありませんが、ひとつだけ気になるのは、メディアModに外部マイクを接続した状態で、GoProに外部電源を接続し、電源をONにしたときに、かなりの頻度で外部マイクをGoProが認識せず、メディアModのマイクに向いてしまっていることがあります。

このまま撮影をすると、音声が風切り音だけで、遠くのほうで何か喋ってるなー、ぐらいの残念な記録映像になってしまいます。

撮影前には必ず、マイクがヘルメットに装着した外部マイクを向いていることを確認します。両方のマイクを軽く指先で触って音声のレベルメーターを見て確認です。もしメディアModのマイクに向いてしまっている場合は、一度外部マイクを抜いて差し込むと外部マイクを向いてくれます。

収納ケース

この収納ケースがセミハードケースなので軽量で頑丈で便利です。私はタンクバッグの一番手前に入れて、その中にGoPro関連一式を入れていました。

バッテリー

モバイルバッテリー

Ankerの10000mAhと20000mAhを持っていきました。昨年は景観の良いとされる道路だけの撮影でしたが、今回はデータ保存用のSSDも持ってきたので、データ容量に余裕があり、走行中はほぼ丸一日撮影しました。

バッテリーはコンパクトな10000mAhを優先して使いましたが、電気容量的に1日は大丈夫でも2日は持たなかったので、キャンプ泊で充電できないときなどは20000mAhのほうも使いました。

20000mAhは重くてデカいので10000mAhのほうがおすすめですね。これを2~3個持っていくのがベストでしょう。

バイク走行中にもバイクから充電できなくはないですが、スマホも充電しながらなので丸一日走行してもあまり満充電にはなりませんでした。むしろスマホの充電に支障をきたしたので、バイクからの充電には期待しないほうがよいようです。

バッテリー関係でのトラブルは、まあ昨年からなんですが、Ankerのバッテリーと相性が悪いのか、GoProの電源をONにしてもすんなり撮影Readyとはならず、「バッテリーがありません」というエラーが出て、何度かOFF/ONを繰り返すというのが面倒でした。大抵は2~3回のOFF/ONで撮影Readyになりますが、多いときは6~8回ぐらい再試行します。稀にラッキーなときは一発でReadyになります。

時刻合わせとGoProアプリ

「持ち物」ではないのですが、使用上のトラブルとして、時刻合わせの正しい手順がよくわからないままでした。

私がバッテリーを本体に内蔵せず、外部電源を使っているのが原因なのですが、電源をONにすると、GoProの時刻がリセットされてしまっていることがあります。なので、上記のマイクの向きの確認と合わせてGoProの電源をONにするたびにGoProの時刻を必ず確認しています。これをやらないと出来上がりのファイルのタイムスタンプがめちゃくちゃなことになってしまい、データ整理の上で非常にやっかいです。

外部バッテリーを接続して、GoProの電源をONにすると、時刻を合わせろというメッセージが出ることもあれば出ないこともあり、動作が不確定です。メッセージが出ないときは、GoProの画面を上からスライドして、メニューを出すことで日時が確認できます。

いずれにしても時刻を合わせなければならない状態であれば、一度スマホのGoProアプリを起動して、本体をリンクをします。しかし、アプリでは接続できたの表示ですが、GoPro本体はいつまでも画面がぐるぐるしています。そんなときは一度、アプリ画面の下の画質設定ボタンを意味もなくタッチして画質を変えずに戻ると、GoPro本体の画面が撮影モードに移行してくれます。ここでGoProの日時を確認して合っていればOK。だめならもう一度GoProの電源をOFF/ONして、このプロセスを繰り返します。

すんなり日時設定できないのが非常に面倒ですが、内蔵バッテリーなし(熱くなって熱停止するから)&Ankerの外部バッテリー使用というイレギュラーな使い方をしているのであまり文句は言えないと思っています。

GoPro用Type C 給電ケーブル

GoPro用といっても純正ではなくて、単にプラグの形状がヘルメットマウントに適した向きになっているというそれだけです。普通のストレートプラグだとバイザーに干渉してしまうので下に逃がすか、前に逃がすかしないといけません。

私が使っているのはこちら。

UGREEN「U字 USB Type Cケーブル3A(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

このU字がちょうどメディアModのシェルとマッチしているので干渉せず接続できます。ケーブルの長さも1mと長すぎず短すぎずで適当です。長すぎると風でプラプラしてカメラ視野に入ってきてしまいますし、短すぎると後方確認のため首を振ったときにGoProが引っ張られて傾いたりします。レインウェアを着るときはケーブルの長さに気をつける必要があります。

内蔵バッテリー

GoProは長時間撮影で熱停止する問題があるため、長時間撮影のツーリングにおいて私は内蔵バッテリーを使いません。ただ、観光地をちょっと歩くだけならモバイルバッテリーとUSBケーブルで給電するのではなく、内蔵バッテリーのほうがすっきりするので、適宜内蔵バッテリーを使用します。今回も2回ほど内蔵バッテリーで運用しました。あるとあったらで便利です。

データ保存

SDカード

SDカードはないとGoProで撮影できないので必須です。GoProの規格に適合したSDカードを2枚持っていきました。SDだけで保存するならもっと枚数が必要ですが、SSDのほうが割安なので、SDはGoPro本体用です。一応2枚持っていったので、何らかの理由でSSDにバックアップしてなくても、2枚めのSDが予備としてある、といった具合です。実際に2枚めのSDを使うのは2回ほどありました。

Samsung「microSDカード 256GB EVO Plus microSDXC(Amazon)

Samsung microSDカード 256GB EVO Plus microSDXC

引用元:www.amazon.co.jp

外付けSSD

昨年はデータのバックアップのことを考えていなかったので大変なめに会いましたが、今回はUSBスティック型SSDを持っていきました。容量は1TB、しかも2本!

前回は撮影範囲を限定していたにもかかわらず、2週間で700Gぐらい使ったため、1本では不安だったので、一応2本持っていきました。結果として、今回のツーリングでは892GBと、1本に収まる容量だったのですが、1本目に別件の2日分のデータがあったため、1TBをわずかに上回り、実際には2本目も使いました。

私は画質は1080p(50fps)なのでデータサイズはそれほど大きくないのですが、高画質にするならもっと必要でしょうね。

バッファロー「ポータブルSSD 1.0TB USB3.2Gen1 SSD-PUT1.0U3-B/N(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

SDカードからSSDにコピーするにはPCが必要なので、少し面倒と感じますが、自宅に帰った後、どのみちSSDに今回のMP4データを保管するので、それを今やってしまおうということだと考えています。

また、SDカードにはMP4以外のファイルもGoProアプリ用に作成されてしまうので、MP4しか必要のない私にとっては保存効率が悪いので、SDカードのまま保管するというのはイマイチだと思っています。

昨年はSDカードから一度PCのHDDにコピーしてから(これはすぐに終わる)、GoProのクラウドにアップロードしていた(他に保存先がなかった)ので、一晩かけてのバックアップ作業でしたが、今回はSSDを持っていったので、SDから直接SSDにコピーしました。

私のPC環境において、SDからSSDへのコピー速度は、平均33Mbpsぐらいだったので、SDカードに最大256GBあるとして、単純計算で2時間10分。実際に取り込むべきMP4データは256GBを下回る(SDカード内にはGoPro専用の他のデータ形式も同時に保存されるため)ので、だいたい1時間半ぐらいかけてコピーが完了します。コインランドリーで洗濯・乾燥している間にできているという感じですね。

マウント

GoProスイベルクリップ

今回も大活躍のスイベルクリップ。ジェットヘルメットのバイザーに無加工で下からかませるだけ。この粘着テープも使わない無加工ってのがいいですね。ジェットヘルメットは安全性ではフルフェイスに劣るけど、いろいろと便利でやっぱり捨てがたいなと改めて思います。

ショートエクステンション

GoProの迎角を調整するためのショートエクステ。これがないと地面ばっかりが映ってしまいます。

HSU「アクションカメラ用 延長アクセサリー(Amazon)

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落下防止ワイヤー

正直一度も落ちそうになったことがないので、もうなくても良いかな~と思ったりするのですが、外した時に限って初めて落としそうな気がするのでやっぱり外せないです。

SIOTI「スチールテザーストラップ スポーツカメラ用 (30cm)(Amazon)

SIOTI スチールテザーストラップ スポーツカメラ用 (30cm)

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ヘッドストラップ

今回も使いましたよ!最初はこんな恥ずかしいマウント使わないって!と思っていたのですが、アウトドアな観光スポットでは特におかしい雰囲気ではなく、意外と使えます。身につけることで両手が空くという点と、頭を向けた方向を撮影できるという点が、アドバンテージだと思います。

長時間撮影にならないことが多いので、内蔵バッテリーでOKですから、外部電源用のUSBケーブルを接続しなくてよいです。

ただマイクを襟元に持ってきたい場合は、マイクだけケーブルが垂れ下がる感じですね。私はツバのあるハットの上からヘッドストラップを装着するので、ケーブルが顔に当たってうざいということはないです。マイク本体はライディングジャケットの襟のストラップ挟んで装着しました。

GoPro「ヘッド ストラップ QuickClip(Amazon)

GoPro ヘッド ストラップ QuickClip

引用元:www.amazon.co.jp

使わなかったもの

結局面倒くさくて自撮りをしなかったので自撮り用に導入した以下のマウントは使わなかったです。いつか360カメラを導入したときには車体固定時に使うかもですが。通常のGoProだと顎マウントで撮るのが個人的には好きなので、しばらくは使わないかなーと思っています。

  • バーマウント
  • ボールジョイントエクステンション

音声

外付けマイク

絶対に必要とも言える外部マイク。自分の声を録音できないと、本っ当につまらない映像になってしまいます。モトブログでもやらない限り、高音質でなくてもかまわないと思いますが、あるとないとでは大違いです。昨年使ったバッファローのマイクに加えて今年は予備のオーディオテクニカのマイクも持っていきました。

BUFFALO「マイクロフォン BSHSM03BK(Amazon)

BUFFALO マイクロフォン BSHSM03BK 引用元:www.amazon.co.jp

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バッファローのほうはマイクケーブルを短く加工したのと、昨年の実績もあるので、実際にはバッファローのマイクしか使いませんでした。とはいえ音声が撮れないと致命的だと考えていますので、予備は絶対に持っていきたいです。

それと、今回のツーリングで、バッファローのマイクのスポンジが取れて紛失してしまいました。あまり効果がないと思っていたのですが、実際に録った音声を聞くと、ノイズが増えたように感じますので、ある程度効果はあったのだと思います。

まあ消耗品ということで、補充しました。

KUUQA「マイクスポンジ 7個セット 10mm(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

マイク本体は最大直径13mm、最小直径11mmというサイズなので、タイトめに内径10mmのマイク風防を買いました。

マイク風防

オリジナルよりも高さ(写真だと左右)があったので深くかぶさる感じになりましたが、肝心の抜けにくさはいい感じでフィットしています。ま、これでいいでしょう。

マイク調整アダプター

私の環境では絶対に必要なマイク調整アダプターです。マイク機種とGoPro関係の相性の問題だと思うのですが、バッファローマイク+メディアMod+GoPro 10においては、録音レベルが高すぎて、バイクで走りながら録音すると、周囲のノイズで音割れがして、ブツブツ・プツプツ音が入ってしまいます。このアナログの音量調節ケーブルでゲインを半分ぐらいにするイメージでしょうか、GoPro画面のレベルゲージを見て、緑のゾーンに収まるように調整して使います。

クラムワークス「ヘッドホン 音量調節 ケーブル Z35VC28B(Amazon)

引用元:www.amazon.co.jp

まとめ

継続

<本体>

  • GoPro本体:予備機があると安心
  • メディアMod
  • 収納ケース

<バッテリー>

  • モバイルバッテリー:
    10,000mAhと20,000mAh(10,000mAh2個でもOK)
  • GoPro用Type C 給電ケーブル
  • 内蔵バッテリー

<データ保存>

  • SDカード:256GB 2枚
  • 外付けSSD:1TB  最後足りなければSDカードで

<マウント>

  • GoProスイベルクリップ
  • ショートエクステンション
  • 落下防止ワイヤー
  • ヘッドストラップ

<音声>

  • 外付けマイク2本:予備も欲しい
  • マイク調整アダプター

要改善

  • マイク風防(追加):紛失のため

廃止

  • バーマウント
  • ボールジョイントエクステンション