今回の長期ツーリングにノートPCを持っていくか迷ったのですが、結局持っていって大変助かりました。
ノートPC
ツーリングですがノートPCを持っていきます
ノートPCはそれなりの重量があるので、荷物として持っていくか迷いました。
自分が持っているノートPCは、1.25kgあります。もともと普段持ち歩くつもりもなく、サブPCとして購入したものです。サイズは13.3インチと画面は小さいのですが、2020年1月に7万円弱で購入した普及価格帯モデルでしたので、高級な軽量モデルではありません。軽量なモデルってお値段が高いんですよね。購入当時はツーリングに持っていくなんて考えていませんでしたし。
現在2022年12月だと、普通には15インチモデルが欲しいところですが、一世代前の普及帯は13~14インチでしたので、ちょい古モデルなところがまだ救いだったかもしれません。
荷物を検討する際に、ノートPCは重いので、持って行きたくなかったのですが、長期間自宅にないとなると、何か対応しなければならない事態(税務関係とか、賃貸に出している不動産関連とか、マンションの管理組合の理事長関連など)があるとまずいので、一応持っていくことにしました。私は個人のファイルを全てDropbox(Dropbox Plus 2TBを契約)に上げているので、ネットに接続できれば、その手の事務作業系はノートPCでもできるようにしています。タブレットとスマホでは本格的な作業は難しいため仕方ないです。
そういった事務作業以外にも、PCがあれば、ホテルの予約、グーグルマップでの調査、ナビアプリへのルート登録、各種調べ物などの作業効率が高いので、トータルでは、荷物が増えるデメリットをカバーできると考えました。
弱点はバッテリーでしょう。普段もMAXで5時間ぐらいしか使えないので、キャンプ場で連泊するとかなり残量が厳しいと思います。まあ緊急時は、何か作業をしなければならないということなので、近くの都市で、電源のあるカフェにでも行けばよいでしょう。
ノートPCを持っていくには、ソフトケースがあったほうがよいと思いますが、持っていなかったので、シートバッグの中で衣類の間に入れることとして、厚手のビニールケースに入れることにしました。
ASUS VivoBook S(Core i5, 8GB, SSD 256GB, 13.3インチ)
実際にノートPCはどうだった?
ノートPCは大活躍でした。ほぼ毎日使い、キャンプの時ですら開く日もありました。普通にGoogleマップでのルート計画や、行く先の調べ物などで使うだけでなく、住民税の支払いという非常対応もありました。
緊急事務対応で活躍
住民税の支払いは、昨年までは会社員だったので年一括払いにしていても問題なかったのですが、今年から口座から引き落としになったのに、認識していなくて残高が足りず!私が留守の間に払込用紙が自宅に郵送されていたのですが、長期ツーリング中につき、当然気がつくことができず(カミさんは私の郵送物を勝手に開けたりしない)、一回目の期限に間に合いませんでした。スマホに知らない電話から着信が来ていて、一応折り返したら区役所の税務課!事情を聞いて区役所の銀行口座への振込みで対応しました。振込みはスマホでもできるようにしてありますが、振込み限度額の一時調整などもあり、落ち着いて事務を行うためにも、ホテルに着いてからPCで対応しました。
GoPro動画データのアップロード
実は、最大の活躍ケースは、なんとGoProのデータアップロードでした。今までGoProを使っていなくて、今回始めてのGoPro運用だったので、どれぐらい動画を撮るか=データが貯まるかの感覚がありませんでした。
まあSDカードの予備も1枚しかなくて、ノートPCにでもバックアップを取っておけばよいと軽く考えていましたが、あっという間にPCの空き容量がなくなりました。
う~ん、SDカードをどこかで買うのもありですが、そういえばGoProのサブスクリプションって確か容量無制限だったよな、と思い出しました。GoProで直接ホテルのWiFiに参加させてアップロードするのもありですが、以前自宅でGoProからアップロードしたときにものすごい時間がかかるイメージだったので、一度PCにUSBで接続して、バックアップを取り、そのファイルをブラウザ経由でアップロードすることにしました。
PCにバックアップを取るのはそれほど時間がかからないのですぐに終わり、風呂や食事に行く前にアップロードを開始しておけば、遅くても翌朝までには全てアップロードできているような感じでした。前日がキャンプ泊だと2日分のデータがあるのでそれなりに時間がかかります。もしアップロードが終わらなくても、PCにバックアップがあるので、GoPro内のデータはクリアして翌日の撮影に臨めます。
GoProデータのアップロードにPCを使うとは思っていなかったのですが、想定外の活躍で助かりました。
将来は?
ということで、今回大活躍だったノートPC。次回も持っていきます。
敢えて挙げると、弱点はバッテリー。将来はPower Delivery対応の機種に替え、モバイルバッテリーもPD対応にすれば活動時間は伸びそうですが、現在はそのPD対応モバイルバッテリーをバイクから充電できなさそうなので、どうしたものかと検討中です。
デジタル系は本当に電源をどうするかがいつも課題ですね。
ACアダプター(&電源ケーブル)
持ち物として、ノートPCのACアダプター(と付随する電源ケーブル(もしあるなら))を忘れてはいけません。私のノートPCのACアダプターは幅があまりないので隣のコンセントに干渉しないですが、干渉してしまうようなACアダプターの場合は、コンセント用の15cmぐらいの延長ケーブルがあるとよいでしょうね。ACアダプターはトラックボールと一緒に袋(確かSONYの大きなヘッドホン用の袋)に入れてセットにしています。
ケーブル付き電源タップ
ACアダプターの形状にもよりますが、私のノートPCのように、ACコンセントとアダプター本体が一体化されているようなタイプは、ケーブル付き電源タップを持っていったほうがよいです。
ホテルの壁面コンセントは、緩いことが多く、重量のあるアダプターや充電器を挿すと、重みで使用中に抜け落ちてしまうことがあるからです。短いのでよいのでケーブル付きの電源タップで抜けリスクを吸収し、アダプターは電源タップに接続すると安心です。
他の利用場面や、選ぶべき電源タップの要件などについては「バッテリー・充電関連機材」のページでコメントしていますのでご参照ください。
トラックボール
ワイヤレスのトラックボールを持っていきます。
私は、会社員時代はマウス派だったのですが、リタイアしてカフェやコワーキングスペースでPC作業をするようになってから、トラックボール派に転向しました。
トラックボールを使うようになった経緯
前職の会社では、ITセキュリティが厳しく、個人の都合で勝手にドライバーをインストールできないため、標準ドライバーで動作するマウスを使用していました。会社と自宅でも同じ使い勝手にしたかったこともあり、同じマウスを会社と自宅のそれぞれに置いていましたね。会社で自席以外で操作するPCもマウスしかなかったので、マウス一択でした。
ところが、カフェやコワーキングスペースをあちこち転々として活動していると、マウスだとテーブルの素材によっては非常に反応が悪かったりして、それがストレスなのと、狭いテーブルの場合もあり、マウスだと面積を食うのでちょっと不便でした。
とはいえ、ノートPCのトラックパッドでは作業にならないので、どんな机でも操作感が変わらないトラックボールにしました。
トラックボールの種類
ボールの位置
トラックボールにも大きく分けて、親指ボール型と、人差し指・中指ボール型があります。ここは好みの問題ですが、ボールの回転操作が親指だけに集中してしまうより、人差し指・中指・薬指に分散できるほうが疲れないかなと思い、人差し指・中指ボール型にしました。これの難点は、ドラッグするときに親指でボタンを押し続けることになるので、ちょっとコツがあると思いますが、その分ポインティングに人差し指を使えます。たまに発生するドラッグ操作よりも、常時発生するポインティングを重視して、人差し指・中指ボール型で今のところ問題ないと考えています。
モバイルワークでは無線を選択
接続方式は、私はレイテンシーが嫌いなので、本来有線派なのですが、カフェとかの狭いテーブルで使うときはケーブルが非常に邪魔で、レイテンシーのストレスより、ひっかけるストレスのほうが大きいと感じて、無線方式です(自宅では有線)。
ボールの大きさ
ボールの大きさは、最初は携帯性を重視してミニサイズにしたのですが、さすがに不便すぎて、モバイル用は中玉にしました(自宅では大玉)。
現在使用中のモデル
今回はこちらを持っていきました。
エレコム「トラックボールマウス DEFT PRO 人差指/8ボタン/有線/無線/Bluetooth/ブラック(Amazon)」
ホテルでは、どんな机でも変わらない操作感で利用できるのでよいです。実際に、ホテルのテーブルトップがガラスだったこともあり、大変役立ちました。ま、マウスでもマウスパッドを持ち歩けばよいでしょうけど、やはりカフェとかではパッドが邪魔なんですよね。
なお、トラックボールのボタンはカスタマイズしたほうがよいです。私の場合、左クリックと戻るボタン以外は、例えば右クリックは進むボタンの位置に持ってくるなど、全部カスタマイズしています。自宅のトラックボールも同じキーレイアウトにしています。