初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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バッテリー・充電関連機材

今回の長期ツーリングには、デジタル機材をいくつか持っていきますが、電源が必要なので、どうしてもバッテリーや充電関連の機材が必要ですね。スマホは走行中にバイクから充電するものの、バイクに乗らない日もあるでしょうから、やはり通常の充電機材は必要です。

充電機材を整理

テキトーに充電機材を持っていくと忘れ物がありそうで、現地で買うことになるのもバカバカしいので、ちゃんと検討します。

荷物リストを一つ一つ見て、充電が必要なものかどうか、充電ポートの形状は何かを確認していきます。

分類 充電機材 ポート
キャンプ 大きめのランタン C
キャンプ ヘッドランプ B
キャンプ アースノーマット※1 B
バイク ヘルメット用スピーカー B
電子機器 スマホ※2 C
電子機器 タブレット C
電子機器 ワイヤレスイヤホン C
電子機器 モバイルキーボード B
電子機器 モバイルバッテリー小 B
電子機器 モバイルバッテリー大 B or C
GoPro GoPro用バッテリー※3 C

※1:充電ではなく使用時の電源として必要

※2:専用の短めケーブルを用意

※3:今回GoProは外部電源で使用するので専用ケーブルを用意

なお、乾電池タイプの機材、具体的には、ワイヤレストラックボール(micro USB B 接続も可)、温湿度レコーダー、ラジオは、あらかじめ電池を換えておき、少なくとも3週間ぐらいは持つようにしておきます。

充電用ケーブル

充電機材のリストを見ると、純粋に充電用ケーブルとしては、予備も含めて、USB Type Cを2本、micro USB Type B を2本もあれば充分ですね。スマホとGoProには専用ケーブルも用意するので、ケーブル合計4本はちょっと多いと感じます。

そこで充電専用のType Bケーブル2本と、Type B→Type C変換のアダプターを2個持っていくことにしました。

ケーブル付き電源タップ

USB充電器よりも前に、忘れないうちに、重要なケーブル付き電源タップについて記載します。長期の旅先には、私は必ずケーブル付き電源タップを持っていきます。

ホテル壁面コンセントが緩い問題への対応

これは、ホテル壁面のコンセントが緩いことが多いことへの対策です。具体的には、USB充電器を壁面コンセントに挿しても、充電器の重みで抜け落ちてしまうことがあったり、海外だとコンセントの形状を変換するアダプターをつけ、その先にドライヤーなどをつけると、使用時にすぐ抜けてしまう、といったことがあります。

単に壁面コンセントから例えば3口に分岐するだけでは、壁面コンセントが緩い問題は解決できず、一度ケーブル(1mで充分)をかましておいて、重みのある電源タップで使用側の重量負荷や振動負荷を吸収してもらうのです。

ちょっとした延長ケーブルにも

ケーブルがあることで、ちょっとした延長ケーブルにもなり、ホテルなどでPCを使いたい場所と電源が取れるところが遠い場合に役立ったこともありました。

複数名での利用時も便利

また、複数名でグループで旅行するときとかも、少ないコンセントを譲り合って使うようなことになるので、こういうのを持っていくと役に立つということもあります。

電源タップのコンセントはヨコ並びで!

さらに、電源タップ上で複数のコンセントが並ぶ向きも重要です。一般的に、USB電源アダプターや、ACアダプターはコンセントに対してタテ方向に面積を食いますので、複数口のコンセントがタテに並んでいると、上下のコンセントにかぶさってしまいます。コンセントがヨコに並んでいるタイプのほうが他のコンセントを邪魔しないことが多いのでベターです。結構タテに並んでいる製品が多いので、選定するときは注意しなければなりません。

実際に持っていったもの

そういった要件をクリアしたものとして、私は今回これを持っていきました。

パナソニック「ザ・タップ ACアダプター対応コンパクト6個口(Amazon)1m

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置き忘れに注意

難点は、あまりにも一般製品すぎて、ホテルに置き忘れがちなことです。

今回も稚内のドーミーインに忘れてしまい、これで通算2個めです。気が付いたときには、取りに帰るには遠すぎて、途中のホーマックで同じものを書い直しました。こういった、どこでも入手できる製品だと補充が容易なのでよいですね。

今回もホテルのコンセントが緩かったので、持っていって役に立ちました。ライダーハウスに泊まることはなかったので、複数名でのコンセント共有はありませんでした。

USB充電器

USB充電器はパワーのあるタイプで口数が多いほうがよいですね。今回はソロ旅ですが、複数名で旅をするときには口数が多いと助かります。私が使用しているのはこちら。

Anker「PowerPort 4 (40W 4ポート USB急速充電器) (Amazon)

www.amazon.co.jp

色はホワイトを選んでいるのは、バッグや荷物の底にあっても目立つからです。

1ポート最大2.4A、合計最大8Aの出力なので、いろんな機材を4つ同時に充電させても、充分な速度で充電できます。今回はこれを持っていきました。

現地では、主に、ヘルメット用スピーカーとモバイルバッテリー小の充電に使いました。ヘルメット用スピーカーはツーリング中はずっとつけっぱなしなので、毎日やったほうがよいのと、GoProの外部電源としてのモバイルバッテリー小は残量を見ながら少なめになったら補充充電していました。スマホはツーリングした日はバイクから充電されますが、ツーリングしない休憩日もあったので、そんな時はこれで充電が必要です。タブレットは、使わなかったですが、充電が落ちていたら使うことがあるかもしれないので、残量が少なくなったら充電していました。

モバイルバッテリー

今回はモバイルバッテリーを2種類持っていきました。

製品としてはこちらになります。

Anker「PowerCore Essential 20000(Amazon)

www.amazon.co.jp

Anker「PowerCore 10000(Amazon)

www.amazon.co.jp

大小2つあるのは、最初は大(20000mAh)だけを持っていたのですが、GoProの外部電源として利用するときは、ライディングジャケットに入れて使うには、ちょっと大きすぎて(16cm x 7.5cm x 2cm)重かった(343g)ので、小さいほう(10000mAh 9cm x 6cm x 2cm, 180g)も購入しました。

バイクの充電ポートは2つあるので、走行中、一つはスマホに使うとして、もう一つをモバイルバッテリーなどに接続して充電します。

想定する利用用途は、GoPro外部電源、キャンプ場での充電、アースノーマットといったところです。

どれぐらいGoProを使うか、つまりバッテリーを消費するかわからなかったので、大小2つ持っていき、小を使い切ったら大を使うつもりでした。

実際には、ツーリングの最初の2日ほどは、走行中はGoProをほぼつけっぱなしにしていたところ、バッテリーよりも動画データ容量のほうがやばいことになって、撮影方針を変更。景観の良さそうな道路の区間だけを撮ることにしたので、バッテリー的には小で余裕でした。

大はちょっと大きすぎでしたし重かったので、小1個だけでも大丈夫だったと思います。次回は小1個で行ってみようと思います。走行中、GoProを使う区間も限られているので、GoProを使っていない間はバイクから充電すれば、キャンプを連泊して夜に充電できなくても大丈夫だと思います。パススルー充電対応の機種に替えれば、走行時に充電しながらバッテリーとして使えるでしょうけど、そこまでするほどではないので、このままでヨシとします。