ツーリングに持っていった旅の小物などを整理していきたいと思います。
まずは常に持ち歩いているものから記載します。
マスク予備
今回の北海道ツーリングは2022年7月。当時出かける前の6月は第6波を越え、だいぶ新規感染者の数字が落ちついてきた頃でした。この先どうなるか不明でしたが、全ての施設ではマスク必須でした。
使い捨ての不織布マスクを常に携行し、レッグバッグの一番外側の小さいポケットに入れていました。個包装になった予備も1つレッグバッグのメインエリアに入れています。デイバッグには予備のマスクを何枚か入れていきました。
バイクにひとりで乗っているときは当然にマスクはしませんが、ヘルメットを脱いだら基本的にすぐマスクという感じでした。だいたいコンビニか、飲食店か、道の駅とかに入るので。
手ぬぐい(ハンカチではなくて)
ハンカチ代わりの手ぬぐいです。コロナになってトイレの手拭き用のジェットタオルが使用中止になる前から、顔に気流が来る感じでジェットタオルが嫌いで、手拭き用に手ぬぐいを持ち歩いていました。今回のコロナでやはり衛生上の問題があると認識されたのだと思います。20年ぐらい前までは、普通のハンカチを持っていましたが、地元の祭りに参加するようになって、手ぬぐい文化に触れ、今では手ぬぐいラバーになっています。旅には通常2枚持っていけば充分です。
手ぬぐいは、布の量として一般的なハンカチの倍ぐらいあるので、吸水力に余裕があります。一日に何度も濡れた手を拭いても、ハンカチみたいにびしゃびしゃにならず、微妙にしっとりするぐらいです。
手ぬぐいは両端が切りっぱなしになっていますが、これには繊維を伝って水分が抜けやすくなる効果があるのです。実際に洗濯物を干す時にも一番最初に乾きますね。また緊急時には、ここから裂いて細い包帯やヒモを作ることもできます。この端っこから糸がボロボロ出てくるので、時々ハサミで切ってやる必要はありますが、道具のメンテと思ってやっています。
布地は薄いですが、面積があるので、風呂のタオルを忘れた時のピンチヒッターとしても活躍可能です。小さいものなら包むこともできますので、プチ風呂敷としても利用可能です。寒い時に首周りに巻くことも可能ですし、活用方法は自由な発想で無限です。
ひとつだけ注意するとしたら、本染めの手ぬぐいは、新しいうちは洗濯時に色落ちします。いきなり他の洗濯物と一緒に洗うと、他の洗濯物に色がついてしまいます。面倒ですが、洗面台のシンクに水を貯めて中性洗剤で手洗いしてください。水に色がどっさり出てくると思います。しばらく使っては手洗いを何度か繰り返して、色があまり出なくなったら、普通の洗濯物と一緒に洗って大丈夫です。染ものは少し色が落ちたぐらいが粋です。デニムと同じですね。
ウェットティッシュ
普段私はウェットティッシュは持ち歩かないので使い慣れていませんが、旅ではウェットティッシュがあると便利です。キャンプでも必須のようです。
今回は、コロナのご時世なので、除菌アルコール入りのウェットティッシュを持っていきました。
私の場合、主にテントで弁当を食べた後、手が汚れた時にさっと拭い取ったり、口の周りを拭く時に使いますが、しっかりとは汚れが落ちないので、その後、手や口を洗うまでの暫定的な拭き取り用といった感じです。それでもあると便利なのでよいですね。
テント泊のある朝、これで顔を拭いてみましたが、アルコールが目にしみるので目の周りは避けたほうがよいようです。たぶんボディ用の大きめのウェットタオルとかあると、身体を拭くとかにも使えるのでしょうね。
トイレットペーパー
キャンプツーリングでは必須ですね。海外旅行だと結構トイレットペーパーを持っていくことが多いのですが、国内で持っていくのは初めてかもしれません。日本はトイレがきちんと整備されていることが多いからです。
これはトイレ用途というよりも、ティッシュペーパー代わりですね。もちろんトイレで使うことがあるかもしれませんが。
私は風呂上がりや顔を洗ったときに鼻をかんだりするので、キャンプの時はほぼ毎日使いました。でも実際に一番使った用途は、ヘルメットバイザーの手入れですね。毎日やりましたので。トイレ用途では、一応夜中にトイレに行く際に持っていきましたが、整備が行き届いたキャンプ場だったので不要でした。
フルサイズで持って行ったので、最初はかさばって邪魔でした。たしかに少し使ったものを持っていけとか、芯を抜けとか、いろいろなアドバイスがネットにはありました。最終的には2週間半で半分以上使ったので、多少の余裕をみるとフルサイズでよかったと思います。少なくなってくるとそれも不安といえば不安ですし。フルサイズだと芯を抜こうとしても結構難しかったので、抜かずに単に横につぶして持っていきました。