初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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又吉のテント設営手順

テント設営手順の自分用メモ

私は普段キャンプをしていないので、次回また完全な初心者に戻ってしまうと思います。段取りや手順を、いろいろ忘れてしまうでしょうから、ここに自分用メモとして手順を整理したいと思います。

1.防虫

目当てのキャンプサイト近くで、バイクを降りたら、まだ荷物は降ろしません。

まずは休憩するときと同じように、身軽にしていきます。ヘルメットをヘルメットロックにかけ、エアバッグハーネスを脱ぎ、グローブを外します。動ける服装になります。一旦短めに休憩してもよいでしょう。

その間に虫除けです!虫除けスプレーを刺されそうなところに塗りたくります。服の上から刺してくる奴もいるので、布地が薄い部分も服の上からさっと吹きかけてしまいます。湖の近くのキャンプ場だと、バイクから降りた瞬間から寄ってきますので、手早く虫除けスプレーをかけていきます。

2.風向きチェック

さて、まずは虫除けをして落ち着いたら、風向きチェックです。現在の風向きを感じることも重要ですが、夜間や明日の朝にかけて風向と風速がどうなっていくのか、天気アプリで把握します。天気アプリのページで紹介している普通の天気予報アプリでもよいのですが、ここで私は「Windy」を使います。名前からして風専門感が出てますね。Windyは、台風天国の沖縄に10年以上住んでいる妹から以前紹介されたサービスで、自分がいるところの地図に、気流をグラフィカルに重ねて表示してくれるので、わかりやすいです。過去・現在・未来と時間軸をずらしていくと、風向きと風速がどうなっていくのかが視覚的にわかるので、文字情報中心の天気予報アプリより、イメージしやすいです。PCなら大画面で、スマホでもアプリがあるのでどこでもチェック可能です。

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Windy.com

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3.場所ギメ

最重要ステップです。

  1. 防災
    雨が降って地すべり被害に合いそうなところは崖の上でも下でも絶対に避ける
  2. 浸水防止
    周囲より微妙に高くなっているところを探す。雨が降ると水が貯まりそうだとか川になりそうな窪地や溝状のところは絶対に避ける。斜面の下は水が上から流れてきそうなので避ける
  3. 寝心地
    なるべく水平でフラットなところを選ぶ。芝生が最高。芝が痩せているところは避ける(芝を傷める)。
  4. 通路
    往来の邪魔にならないよう、通り道になりそうなところは避ける。
  5. 人々
    静粛性確保のため、一人で来ているバイクソロキャンパーが多そうなところを選択。複数でつるんでいるソロと言えないソロキャンパーたちや、グループ、家族連れからは離れる。ソロでもマナー悪めな雰囲気の人とはなるべく離れる。申し訳ないのですが、フレンドリー過ぎる雰囲気の方とも距離を取りたいです(適度な距離感が大事かと)。
  6. 景観
    風下にテントの出入り口を向けて設営したときに、景観がよいところを選ぶ。あまり風が強くないなら、景観優先でも可と思います。
  7. 照明設備
    常夜灯は、夜テント内が明るくて良いなら近くてよいですが、近すぎると虫がテントにとまってうざいかも。暗くしたいなら遠目に。私は少々明るい方が安心なので、近すぎない程度に光が届く範囲としました。
  8. 樹木
    木は微妙で、葉が多ければ雨除けになる一方で、虫や鳥のフンの落下、枝の付き方によっては朝はカラスが停まってウルサイかも。
  9. トイレ
    トイレは、臭いや虫が気になるので距離を取りつつも、夜に往復できそうな距離感。
  10. 水場
    水場は、料理をしない私には無縁なので、考慮しないですが、さすがに真横とかは避けます。

これだけいろいろ考えるとベストなところがなかったりしますし、よいところは先に取られているとか、密集する可能性もあるので、適当に妥協して決めるしかないです。

4.設営ステーション設置

テントを設営する場所を決めたら、その場所のすぐ横で、荷物を広げる場所を決めます。私の場合はこの段階で、小さなレジャーシートを展開してペグを手で挿し込んで固定します。

5.荷降ろしと設営ステーションへの移送

設営ステーションに荷物をほぼ全て持っていきます。この後、風呂や夕食で再びバイクに乗るならヘルメットは置いておきます。

ツーリングネットを外して、フォーマットとデイバッグ、シートバッグ(ベルトはシートバッグのハンドルにくくりつける)とスノコ、サイドバッグの中のキャンプ用具、最後にタンクバッグという順番で降ろしていく感じでしょうか。

サイトと駐車場の位置関係にもよりますが、順次設営ステーションに荷物を運びます。

6.防虫2回め

キャンプ用具バッグから蚊取り線香セットを取り出し、点火して風上に設置。

7.グランドシート配置

長方形(インナーテントの底面2.1m X 1.2mより少し小さめ)にしたグランドシートの短辺を風上に向けて一旦配置、そこから反時計回りに30度ぐらい回して、テント出入口が風下になるよう、対角線が風上・風下の方向に向くように調整。

8.インナーテント組み立て

  1. グランドシートの上に、インナーテントを広げる(6本のジョイントパーツが外れやすいので失くさないよう留意する)
  2. メインポール2本を組み立て、インナーテントの対角線上にクロスして置く
  3. ポールの先端をインナーテントのジョイントに入れる(水平方向にたわませる)
  4. たわんだポールの中間部分を2本同時に持ち上げつつ、インナーテント中心にあるベルクロも同時に掴んで持ち上げる
  5. ポールのクロスした部分にベルクロをかけて留める
  6. インナーテント頂上から地面の四隅にかけて取付けてあるフックをポールにかけていく
  7. インナーテントの方向を定めて、ペグダウンする
  8. グランドシートのはみ出しを修正する

9.フライシート取り付け

  1. フロントポールを組み立てて、フロントポールのジョイントにたわませて差し込む
  2. フライシートを広げて、インナーテントの上にかけ、フロントポールも一緒に中に入れて広げる
  3. インナーテント四隅のOリングにフライシートのフックを掛ける
  4. フライシートの下に潜り込み、メインポールとフライシートをベルクロで留め、フロントポールとフライシートをベルクロで留める
  5. フライシートを前側2箇所、後ろ側1箇所をペグダウンする

10.ガイロープ

何本ガイロープを張るかは感覚によりますが、自分の場合、風上側のガイロープはほぼ必ず2本ともペグダウンします。風下側、特に出入り口に近いガイロープは、邪魔なことも多いので、天候によっては省略します。

これで一応テントは完成

11.すのこ設置

設営ステーションに置いたスノコを出入り口付近のインナーテントの前に配置。これで玄関が完成。

12.インナーテント内への荷物搬入

まずはシートバッグをインナーテントに搬入。シートバッグは奥の中央、自分が寝たときにお腹の横に来る配置。なお、自分はインナーテント内の手前側、頭は左、足は入り口に近い右に来るイメージ。エアバッグハーネス、ライディングジャケット、ヘルメットなどは奥の右、タンクバッグ、レッグバッグ、デイバッグは奥の左に配置。

13.テーブル・チェア組み立て

キャンプ用具バッグからチェアとテーブルを取り出し、それぞれ組み立てる。必要に応じてガスコンロなども組み立てて設置。

蚊取り線香の位置を調整。

14.前室への荷物搬入

キャンプ用具を前室の奥に入れる。できれば設営ステーションの下敷きになっているレジャーシートも下に敷くとなおよし。

15.ソーラーパフ設置

一度インナーテントに入り、ソーラーパフを取り出して天井の中央に下げる。

これで完成。

後は風呂の用意をして出かけるとか。

出かける時はチェアとテーブルは前室に入れて、ファスナーを閉めること。