初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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キャンプでの防虫対策

キャンプ場には出るよね。アレ。

キャンプ場に「出るもの」とは?

あ、「見えてはイケナイもの」ではないですよw。私は霊感が全くないので出ても大丈夫ですけどね。

「出るもの」とは「害虫」ですよ。

キャンプ素人の私でも、キャンプ場には虫が出るだろうことは充分にわかっていて、絶対に刺されたくないです。

虫自体はぜんぜん問題ないのですが、刺してくる害虫は大嫌いです。

まああちらにしてみれば、自分のホームグラウンドに、のこのこと人間が入ってくるので、確実に血をいただこうということなんでしょうけど、こっちにしてみれば一箇所刺されただけで数日はQOLガタ落ちなので、本当に嫌な存在です。

対策する対象の害虫は?

さて、北海道の7月ぐらいには、どんな害虫が出るのでしょう。日本でも有数の自然度の高さを誇る北海道ですから、害虫オールスターズなんでしょうけど、とはいえ比較的寒い地域なので顔ぶれが少し違わないかと調べてみました。

定番中の定番。湖の近くのキャンプ場ではスタメンでしょう。都心部にもいますから、だいたい敵の素性はわかっております。最近の研究では、足の匂いが臭いと寄ってくるらしいですね。

ブヨ

足を刺されて血が流れ、そのあとめちゃくちゃ腫れているヒトを見たことがあります。ゼッタイに避けたいです。水のきれいな地域に多いらしいです。

ヌカカ

キャンプ場での害虫を調べるまでは知らなかった新たな敵です。どうやらものすごく小さくて1mmぐらいなので、テキトーなメッシュでは抜けてくるらしいです。これはヤバイですね。ハエの一種で、海岸に近いところに多いらしいです。一度服の間に入られたら何度も刺してくるらしく、朝夕に集団で行動するらしいので、ヌカカが発生したキャンプ場は、予定が変更できそうなら避けようと思います。

アブ

気温が温暖な時期なら(18℃~30℃)活発のようです。あまりヒトを刺さないイメージなんですが、刺す種類もいるようで、気をつけたいです。

マダニ

最近ニュースでよく聞くのはマダニの被害ですね。北海道にもいるようです。

吸血性はないですが、やはり蜂に刺されたくないので気をつけたいです。北海道にはスズメバチ系とアシナガバチ系がよく見られるそうです。

マムシ

昆虫ではないですが、要注意なものとして一応チェック。ヘビは寒いところが苦手なイメージなのでいないかと思ったら、札幌とか小樽など道央や道南にいるらしいですね。今回のツーリングでは道北・道東中心ですが、道央の札幌や苫小牧は通るので一応認識しておきます。他にも、毒ヘビではないですが、シマヘビ、アオダイショウ、ジムグリ、シロマダラがいるそうなので行く前に一応ガラを覚えておきましょう。慌てなくてすみますので。本来はここに画像のリンクを貼るべきでしょうけど、私はヘビがかなり嫌いなので、申し訳ないですが、載せません...。

ムカデ

これも昆虫ではないのですが、アウトドアの防虫対策の動画をいろいろ見ていると結構出るらしいので調べたところ、北海道にムカデはいなくはないそうですが、あまりいないらしいです。もしキャンプ場にいたらアンラッキーということで、今回はターゲット外とします。

ざっと調べたところ、マムシ、ムカデは少なそうですが、他は全員ご出席の予定だそうです。

害虫予防

まずは刺されないようにするに越したことはないので、以下の対策します。

物理的防御:肌を露出しない

長袖長ズボン

服の上から刺してくる奴もいるので、キャンプをする日はタイトなものは避けたいです。ルーズなシルエットのものなら刺そうとしても肌まで届かないでしょう。

足首を隠す

長ズボンの裾は長め。靴下の上から刺すやつがいるので、しゃがんだ状態でも靴下が露出しないような長さがベスト。上から刺されないように厚手の靴下は当然。おしゃれに足首丸見えのソックスとかゼッタイダメですよ!ズボンがあまり長くないならソックスも長めのほうがよいと思います。シューズも理想的にはミッドカットかハイカット。幸いライティングシューズは足首までしっかりホールドされているのでOKでしょう。乗らない時のカジュアルシューズもアウトドア用のかかとのあるシューズとします。よくキャンプ場ではクロックスとかサンダルが楽だよね、という記述を見かけますが、虫にさされたくない私としては避けたいです。

手首を隠す

長袖は、腕をまくりたくなりますが、長袖のままをキープします。

首を隠す

なるべく襟が立つタイプのシャツにします。Tシャツのように丸く大きく開いているのはNGです。露出する首筋は虫除けスプレーですね。

頭髪を隠す

髪の毛の上から刺してくる奴も以前いたので、帽子をかぶります。私は普段から外出するときは帽子をかぶる習慣があるので、自分的にはいつも通りです。暑い時は日差し対策、寒い時は多少の防寒にもなり、小雨なら帽子だけで充分であったりします。全周にツバがついているもので、あご紐があるものがよいと思います。あご紐は風が強い日は安心ですし、また帽子を折りたたんでポケットなどにしまう時には軽く縛る紐の役割も果たします。

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明るい色の服装

服装や帽子は、防虫という観点では、色は明るい色のほうがよいようです。蜂やアブは習性として黒いものに向かってくる傾向があるそうです。確かに養蜂の映像とか見るとみなさん明るい色の作業服着てますよね。今回、私の場合、ボトムスは黒っぽいものが多いのでダメですが、トップスや帽子は明るい色にしています。

顔と耳の防御

防ぎようがないので虫除けスプレーでやるしかないかと思います。
たまたま手元に頭からかぶる防虫カバーを持っていたので、一応持っていきます。どうしても蚊やハエが多いところを歩かなければならないような時に使えます。コロナ禍になる数年前、オーストラリアのエアーズロックに旅行で行く時に購入したものです。エアーズロックはコバエが無数に飛んでいるので、頭からかぶる防虫ネットは必須です。被ると養蜂家になった気分で無敵感がすごいです。小さくコンパクトで、値段も高いものではないので、使わなくても・失くしてもそれほど痛くないです。防虫ネットをかぶるには全周につばのついた帽子があったほうがよいです。また口のあたりが臭くなるので、使ったら毎日石鹸で洗って干しましょう。化繊なのですぐに乾きます。

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予防のための行動

前節の物理的な防御に加え、取るべきアクションとして以下のようなものを考えてみました。

風呂に入る

毎日必ず風呂に入って身体を清潔に保ちます。まあ毎日ライディングで汗だくになっているでしょうから、防虫のためでなくても気持ち悪いので入りますけどね。蚊は足の匂いに引き寄せられるそうですし、身体の汗の匂いも害虫を引き寄せるので、常に清潔にしておくようにします。足の裏もしっかり洗います。

うっかり攻撃しない

攻撃性の高くない種類の蜂でも、例えば腕に何か虫がついたと思って、反射的に払ったりすると、攻撃してきます。また人通りの少ない自然の中の道をあるいているときにうっかりヘビを踏んだりすると反撃されます。何事も、よく観察することが重要かと思います。

扇子

昭和のオジ(イ)サンなので扇子が好きで、特に暑がりというわけではないのですが、通年(!)扇子を持ち歩いています。夏は常時携帯ですし、冬でも温泉とかに行けば使います。蚊は風に弱いので、ちょっと風を起こしてやるだけできりもみ状態で飛ばされます。刺されそうなところをパタパタやっているだけで蚊を寄せ付けません。

しばらく外に置いた靴の中に注意

インナーテントの中に入るとき、靴はインナーテントの外に置いているので、次に履く時、特に一晩置いた朝、一度靴をひっくり返して中に入っているかもしれない虫を出すようにします。そのまま履いて足を攻撃されたくないです。

薬品による防虫

防虫の基本は、物理的な防御だと思いますが、薬品との併用で防虫度を高めます。

虫除けスプレー

虫除けスプレーは普段も時々使うことがあるので買ってあります。例えばこちら。

池田模範堂「【第2類医薬品】ムヒの虫よけムシペールα 60mL(Amazon)

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60mlの小型ボトルなので気軽に携帯できて良いと思います。自分には強さもこれで充分です。ただ、噴霧範囲が狭いので、何度もプシュプシュする必要があり、手にとって塗り拡げているうちに、意外と早く使い切ってしまいます。長期のキャンプツーリングでは分量的に不安があります。

そこでもう少し容量の大きい虫除けスプレーを探すことにしました。

ボトルは高圧ガスが入ったエアゾール缶タイプではなくて、霧吹きのようなハンドスプレータイプにしようと思います。ツーリングで移動中は、バッグの中に入れるとしても、ずっと炎天下を走ることもあるでしょうから、高圧ガスの缶は少し不安です。ハンドスプレータイプは軽量で形状もやや平べったい感じのものが主流で、缶だと重くてごろごろします。キャンプツーリングにはハンドスプレータイプがよいでしょうね。

成分は、大きくわけて、ディートとイカリジンの2種類あるそうです。ディートは効果のある虫の種類が広く、持続性があり、アウトドア用に向いているそうです。ただ、人間に対する毒性が強いのか、回数制限があるとか、小さい子供には制限があるとか、服の繊維や樹脂を傷めるとかそういうデメリットはあるようです。成分はディートを選びたいです。

ディートの濃度は最近30%というものが出ているそうですが、強いのは気持ち悪くなりそうなので一応標準的な濃度10%にしました。濃度よりも、丁寧に塗り残しを作らないようにするのが大事かと思っています。

容量は200mlが携帯性もあってちょうどよいです。ボトルをエアゾール缶にせず、ハンドスプレータイプにしたのは携帯性の観点でも優位だからです。

そして今回選んだのはこちら。

アース製薬「サラテクト ウォーターミスト FOR SPORTS 虫よけスプレー [200mL](Amazon)

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有効成分はディートなので、蚊、ブヨ、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ、ヤマビル、そして調べたところヌカカにも効くそうです。一応今回のターゲット害虫をカバーしています。

これは汗に強いようなので、設営時に汗をかいてもしばらくは大丈夫そうです。

自分はどうしても臭いに敏感なので、これの無香料のがあればよいのですが、見当たらず、妥協しました。スポーツタイプでなければ無臭タイプもあるようです。

アース製薬「【防除用医薬部外品】サラテクト ウォーターミスト 虫よけスプレー [200mL](Amazon)

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虫除けスプレーを使うタイミングは、キャンプ場到着時すぐ、風呂からキャンプ場に帰ってきてすぐ、そして朝、テント外に出てすぐです。ツーリング途中の休憩スポットや徒歩での観光エリアも危ないので、状況に応じてすぐに塗ることができるよう、デイバッグに入れておきます。

虫除けを塗りたいところは、衣服でブロックできないところ、つまり、顔から首の前にかけてのゾーン、耳から首の後ろにかけてのゾーン、手の甲から手首にかけてのゾーンとなります。

直接噴霧すると外れたり、塗ムラが出るので、一度手に取ってから塗ると無駄が少なく、かつ塗り残しが少ないように思います。

さらに、防御が薄そうな足首は靴下の上からさっと吹き、適当に衣服の上にもべったり塗らず、手にとって衣服にポンポン・ワサワサしたり、さっと吹くぐらいにしておきます。ディートは化学繊維を傷めるそうですが、背に腹は代えられないので仕方ないです。

蚊取り線香

衣服と虫除けスプレーでゼロ距離の防壁はこれでヨシとして、空間的防御としては、やはり蚊取り線香がメインとなるでしょう。弾幕を張って寄せ付けないようにします。

多くのキャンパーさんがおすすめしているのが、こちら。

コダマ「パワー森林香 10巻 携帯防虫器セット(Amazon)

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買いたいなと思ったのですが、自宅に墓参り用に買った普通の蚊取り線香が余っているので、こちらを使います。

大日本除虫菊「金鳥の渦巻 蚊取り線香 10巻 (線香立て1個入り)(Amazon)

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森林香に比べれば効果は弱いのでしょうけど、森林香は臭いも強いそうで、普通の蚊取り線香でも気持ちが悪くなることがあるので、このあたりにしておきます。

ただ、蚊取り線香のトレイがなかったので、蚊取り線香ホルダーを購入しました。

キャプテンスタッグ「蚊取り線香ホルダ(Amazon)

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今までこういったホルダーは使ったことがないので、本当に火が消えないのか不安なのですが、使ってみましょう。

とはいえ、それでもやはり心配なので一応折りたたみのスタンドも持っていきます。これがまた何度か使っているうちに金属疲労で根本から折れそうなのですが、いざとなったらスタンドだけでも買えるようです。ちょっと安心。

大日本除虫菊「金鳥 線香立て (6枚入り)(Amazon)

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着火するためのライターとしては、ずいぶん昔に買った適当な100円ライターが自宅にあったので持っていきます。若干炎が弱いのでいざとなったらバーナーで着火するつもりです。

電気蚊取り器

実家は無駄に草木のある一軒家だったので、夏は蚊がばんばん出ていて、ベープマットとかをよく使っていました。今は都心のマンション暮らしのため、自宅には蚊が出ませんので、蚊取り線香とか、普段は墓参りぐらいにしか使いません。そのため全く調べることもなかったのですが、今回いろいろ調べると、世の中は進化していて、電池式のリキッドタイプというものもあるようです。火を使わないので、最悪インナーテントに侵入してきた虫にも使えそうです。使いたいときだけON・OFFできるので、かなり使い勝手は良さそうです。ものは試しで、買ったのはこちら。

アース製薬「【防除用医薬部外品】 アースノーマット 60日用 USB電源式(Amazon)

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今回のツーリングでは電池をなるべく持ち歩かないようにしていて、基本的にバイクからも充電できるモバイルバッテリーを主電源としていますので、USB給電式を選択しました。消費電力も高くなく、使用時間も短いと想定していますので、あまりバッテリーを食うこともないでしょう。

ハッカ油

キャンプ場での防虫についていろいろ調べていると、ハッカスプレーを紹介している動画とかがありました。


www.youtube.com

ハッカ油は、蚊・アブ・ブヨ・ヌカカ・蜂などに効果があるようです(ダニ系は対応していない模様)。他の虫よけと併用することで防虫効果を高めることができるでしょう。なお皮膚に使うときは相当薄めないといけないようです。またポリエチレンを溶かす作用があるようなので、薄めた液を入れるボトルの素材には気をつけたほうがよいようで、ちょっと上級者向けっぽいですね。そこまで防虫剤に手間暇をかけたくないなと思いました。

私みたいな素人としては、防虫目的で使用しなくても、インナーテント内に軽く一吹きするだけでアロマ代わりにもなるので、小さいビンをひとつ持っていくことにしました。

健栄製薬「ハッカ油Pスプレー 10ml(アロマ・お風呂・虫よけ)(Amazon)

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害虫被害対策

虫刺され薬

どんなに防虫をしても、やはり刺されることはあるでしょう。彼らも血が吸えないと種の存続がかかっているので、必死ですから。

私の場合、普段ほとんど刺されていないので、久々刺されると蕁麻疹的に広範囲に痒くなったりする傾向があります。刺された場合、きっちり痒みを押さえてくれる薬が欲しいです。

普段はキンカンとか普通のムヒとかを使っていますが効果が弱いように感じているので、この機に調べてみたところ、市販薬ではこちらがよいようです。

池田模範堂「【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g(Amazon)

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一番確率の高そうな蚊に刺されたらこれで大丈夫そうです。

ポイズンリムーバー

北海道ツーリングには、ポイズンリムーバーがあると良いよというアドバイスが何件かありました。最初はおいおいそんな毒蛇に噛まれるわけじゃないから大げさじゃない?とも思ったのですが、不幸にも蜂に刺されたり、蚊よりも強力な虫に刺された場合、病院にすぐには行けないでしょうから、これで応急処置的に被害を弱めることができるかもしれません。バイクでの旅行ですから、車と違って痛い思いをしながら病院まで走るのは相当辛いことが想像できますので、応急処置の手段はあったほうがよいと思いました。

SAWYER「エクストラクター・ポイズンリムーバー・ポンプキット【日本正規品】(Amazon)

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いきなり初見で使用することはできないでしょうから、自宅で少し練習しておきました。

実際にどうだったか

蚊に2回刺されました

結果は、ツーリング中、蚊に2回刺されました。2回で済んだとも言えるかもしれません。

そのうち1回は道の駅で休憩中に隣に停まったライダーさんと話し込んでいるときに背中を刺されました。暑い日だったので、休憩するときは、エアバッグハーネスだけでなく、ライダースジャケットを脱いで裏返しにしてバイクに乗せて乾かすので、インナーが無防備になります。扇子で適宜はたいていましたが背中が狙われました。さらに黒いメリノウールを着ていたので、色が黒という蚊の好きな色だったのでしょう。服の上から刺されました。色に隙あり!やられました。

もう1回は湖のほとりのキャンプ場です。湖のほとりはやはり蚊が多いですね。物理的防御をほぼ完全にやったつもりだったのですが、なんと袖口の切り込みについているボタンを閉め忘れていたため、そこから入られて腕を刺されました。袖口の切り込みから入られるとは!せめて切り込み周辺の肌に虫よけスプレーを塗り込んでおけば大丈夫だったのだと思いますが、それも抜けてました。耳なし芳一の亡霊のようです。蚊には袖口の切り込みだけは見えていたのでしょう。プスリとやられました。

袖口の切り込みに注意

袖口のボタンも切り込み部分も含めて全部締めましょう。隙間から入って刺してきます。それでもやはり隙間はあるので、切り込み内部の肌にも虫除けスプレーを塗りましょう。

服を買うときは明るめの色を

衣服を買うとき、普段のカジュアルウェアとしての色合いを考えるので、ついつい好きな暗い色を選択しがちです。今後は、ツーリングに持っていく可能性がある服なら色は明るめにするよう意識したいです。

キャンプ場以外にも害虫はどこにでもいる

キャンプ場に虫がいることは当然ですが、虫はどこにでもいました。休憩中のコンビニの駐車場、道の駅の駐車場、観光地の駐車場や自然歩道、そしてキャンプ場。キャンプ場は意識を強く持っていましたが、日中も要注意ですね。

帽子は良かった

帽子は防虫だけでなく、日除けや、雨除け、防寒など万能でした。一日中ヘルメットを被ってますから、髪型がぺしゃんこになっているので、メットを脱いだら帽子でぺしゃんこ頭を隠してました。帽子は必須ですね。

防虫ネットもリピート予定

防虫ネットは一度使いました。虫の多いキャンプ場で深夜にトイレを往復する際にです。蚊だけでなくガがわんさかいたので被っていて落ち着いて用を足すことができました。小さいものなので次回も持っていくのもアリだなと思いました。

普通の蚊取り線香で問題なし

物理的な防御、行動面での留意、虫除け剤の塗布でほぼ完璧な防虫でした。蚊取り線香は一般用でちょっと不安でしたが、私の泊まったキャンプ場は非常によく整備されたところだったためか、この程度で充分効果を発揮したと思います。風があると煙が飛んでしまいますが、蚊も風には弱いので問題なく、風がないときは周囲を漂ってくれるので問題なしです。

着火のためのライターが一時的にポンコツになってしまい、湯沸かし用のバーナーで火をつけたこともありました。

また火をつけて煙が一度出始めても、蚊取り線香ホルダーに置くと消えてしまいがちで、しっかり全体が白くならないと火力が弱くて消えてしまうようです。そんな長いこと火が回るのを待っていられないので、途中から蚊取り線香ホルダーはトレイ代わりにして、その上にアルミのスタンドを立てて蚊取り線香を設置しました。これなら途中で消えてしまうようなことはありませんでした。

次回はリキッドタイプを試したい

蚊取り線香は、当然、火をつけるタイプなので、手軽に消したりつけたりできないです。なので次回はスイッチで手軽にON/OFFできるリキッドタイプも試してみようかと思います。リキッドタイプは持っていったのですが、蚊取り線香を優先して試したかったので結局使いませんでした。やはり火を使うタイプは火の気にも注意する必要があり、ちょっと面倒に感じました。一方でリキッドタイプはあまり匂いがあまりしないため、消し忘れてしまうことがあるようなので、どこまで実用的かは効果も含め次回確認してみたいと思います。

サラテクトは良いね

虫除けスプレー大活躍でした。基本的には、手に薬剤を取って、防御したいところに塗り拡げるようにしていました。スプレーの首のあたりにON/OFFレバーがついているので、荷物の中で押されてうっかり噴霧するようなこともありませんでした。このレバーも操作しやすく、ぱっと見てONかOFFかもすぐわかるのでよいです。普通のガンタイプのスプレーだと先端のON/OFFが読み取りづらく、回転するのもちょっと力が必要だったりします。

容量も充分でしたので、まだ使えそうです。これがなくなったらスポーツ用でなくて普通の無臭タイプを買ってみたいと思います。それほど臭くはないですが、塗りたてはちょっと香料が臭うので。

ハッカ油は不要かな

ハッカ油は使わなかったです。泊まったキャンプ場は芝が整備されていたこともあって、芝のよい匂いがしていたので、アロマを使いたくありませんでした。宿泊先で匂いに困るところもなく、今回は出番なしです。自宅には猫がいるので、あまり自宅で使いたくないので、ちょっとやり場に困っています。

ムヒアルファEXはGood

ムヒアルファEX、大変助かりました。いつも普通のムヒアルファをつかっていたのですが、このEXはさらにかゆみ止め効果が高いですね。かゆみをぐっと抑え込みます。素晴らしいです。

ポイズンリムーバー

幸いなことにポイズンリムーバーを使わずに済みました。今回はあまりブヨは見かけませんでしたが、アブは晴れた日の展望台の駐車場などに結構いたので、刺すタイプかどうか不明でしたが、無事にやり過ごすことができました。何度かヘルメットの中に虫が入ってくることがあり、下手に攻撃するとヤバイのでうまい具合に風を入れて出ていってもらいました。運が悪かったら刺されたかもしれないので次回も必携と思います。