初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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ガイロープ自作とカラビナ増設

コールマン「ツーリングテントST」には、細い赤紐がガイロープとして標準でついてきます。これが、妙に細くて、多分反射材も入っていないと思われるので、自作することにしました。

反射PPロープ

どんなロープを使うべきか調べてみると、ソロ用テントなら太さは3mm、素材はポリエステル(PE)かポリプロピレン(PP)で良さそうです。PEのほうが強いようですが、PPは軽量でお値段もお手頃ということで、今回のツーリング用途ならばPPでよいと考えました。

さっそく近くのホームセンターで、反射材の入った3mmのPPロープをいくつか購入しました。

コーナン オリジナル LIFELEX 「反射PPカラーロープ RPPWB3-10 (コーナン公式)

www.kohnan-eshop.com

実際に購入したものは上記の色違いのイエローです。10mで税込み327円とお手頃です。

自在金具

あとは適当な自在金具を購入しました。

Takelablaze「アルミ自在金具 20個入 (Amazon)

www.amazon.co.jp

ガイロープ自作

作り方は至って簡単。標準のロープと同じような長さに切って、自在金具の2つの穴に通して、固結びで留めます。反対側はそのままでもよいですが、後にご説明するようにカラビナでチャッと留められるよう、「もやい結びを」しておきます。

もやい結びだけは必須

この「もやい結び」だけは、キャンプ初心者でも、何度も練習してできるようにしておくべきです。いくらでも教材はネット上に転がっていますが、例えば先程のコーナンの製品の裏面にも以下のような図解があります。

www.kohnan-eshop.com

ロープの先端処理

あと、ロープの先端は切りっぱなしにしているとほどけて、ボサボサな感じになってしまいますので、面倒でも、ほどけてしまう前にライターとかで炙って固めておくとよいです。自在金具のある固結びしたほうはどっちでもよいと思いますが。

 

カラビナ増設

最初に設営練習したときは、フライシートにガイロープを取り付ける際にはひとつひとつもやい結びをしていったのですが、少しでも設営時間を短くしたくて、フライシート側にカラビナをつけました。一応それなりに力がかかるところなので、ステンレス製の小型で強めなものをホームセンターで購入しました。

その上で、ガイロープはあらかじめ「もやい結び」をした状態にしておけば、接続時はカラビナにもやい結びをしたところをカチャッとかけていけばよいだけです。

私は上の写真のように、ガイロープ(1本は予備)を1本ずつ束ねて、もやい結びにしたところを、まとめ用カラビナ(弱い奴でOK)にかけてまとめておきました(小さな南京錠2つは無視してください)。

実際にどうだったか

反射材は必須

陽のあるうちはどんな素材でも見えると思いますが、夜になると反射材がないと存在がわからなくなるので、ひっかけそうで危ないです。

もし引っ掛かるようなことがあると引っ掛かった人は転倒したり、引っ掛けられた方は設営が崩れるようなこともあるで大変なことになるでしょう。

夜に外出から帰宅したり、トイレを往復するときに、ヘッドライトなどで照らしてサイトを歩くことになります。反射材があればかなり目立って光ってくれるのでお互い安心です。

反射材の入っていないロープの場合は、ペグのあるあたりに、水を入れて重くしたペットボトルなどを置いたりして、注意を喚起するような工夫をしている方もいらっしゃいました。その場ではそうするしかないと思いますが、置く物を調達しなければならないとか、見た目もよろしくないですし、一瞬ゴミの放置にも見えなくもないので、できるだけ反射材入りが良いかなと感じました。

ガイロープ張りがスピーディー

ガイロープ張りは、面倒なので、省略したくなります。テント設営の最終段階でやる作業ですので、疲れていることもあり、まあガイロープはいいや、となりがちです。

私もカラビナを付けているにもかかわらず、省略したことがあったのですが、そういう時に限って夜中に風が強くなってきて、テントがワサワサ揺れたりして、眠い中、ガイロープを張る作業をする羽目になってしまいました。

なので、ガイロープを省略するなら天気予報(Windyが活躍)を確認して、一晩中大丈夫という自信がある時だけとして、基本は、ガイロープを張ることにしました。

といってもカラビナをつけておいたおかげで、カチャっと掛けて、すっと伸ばして、ペグコンコンと、テンポ良く作業できますので、やってみるとガイロープ張りが楽しくなったほどです。やはりピシッと張ったテントっていうのは美しいですね。

現地でもやい結びゼロ

今回は、紐をかける場所は全て「カラビナ設置+事前もやい結び」という作戦で臨んだおかげで、現地でモニョモニョもやい結びをすることはありませんでした。それでも、事前もやい結びが解けてしまうリスクはありますので(もやい結びは引っ張る方向によっては簡単にほどけるのがメリットでもあるため)、いつでももやい結びができるようにしておくと不安がありません。