北海道ツーリングではキャンプ必須
これまで全くツーリングをしたことがなかったので、初めて知ったのですが、ツーリング、特に北海道ツーリングは、キャンプがポピュラーで楽しいアクティビティなんですね。
ガイドブックやツーリングマップルでも、キャンプ場情報がふんだんに盛り込まれていて、ここまでキャンプ推しだと、キャンプ未経験の私でもやらないとなにか損した気分になってしまいます。
昔のキャンプの記憶
小学生低学年の頃、地域のスポーツスクール主催のキャンプに2回ほど行ったことがあり、厳密には未経験ではないのですが、そんな大人たちがお膳立てしたキャンプに、はなたれ小僧がお客様扱いで参加しても、キャンプしたことに入らないと思います。とはいえ、その時の記憶は結構強烈かつ鮮明で、子供なりにいろいろな怖い思いをいっぱいしたので、慣れはあります。なんせ昭和のワイルドなキャンプ場でしたから、どこかの沼のほとりに草ボーボーの空き地があって、そこがサイト。子供6名ぐらいが寝泊まりできる大きさのテントを10張りぐらいみんなで立てました。水は沼の生水を沸かして使っていましたが、ちょっとならそのまま飲んでいましたね。トイレとかもかなりワイルドで子供一人で行くのは無理。蜂とか大きな虫がばんばん飛んでいて、落ちたら助からなさそうなボットンでした。そういった地獄を見ているので、現代の整備されたキャンプ場で、大人になった自分なら、まあ大丈夫かなと思います。
キャンプで何をして何をしないか?=自分のスタイル
さて、そうはいっても、キャンプ用具はどこまで揃えようかと。バイクで移動しますから、キャンプ用具は最小限にしたいところ。ブログやYouTubeを数多く参考にしましたが、みなさんそれぞれスタイルというものがあって、キャンプが好きな人はキャンプ寄りの装備になっていて、走りメインという人はカジュアルな装備になっていたりと様々です。
要は、自分がキャンプで何をして何をしないかをある程度決めないと装備が決まらないので、自分なりのスタイルを考えてみました。
- ソロ用テントを張る(バンガローではないということ)
- マットの上にシュラフ(コットではないということ)
- タープは一応持っていく(出番があるかどうかもよくわかっていません)
- テーブルとチェアは持っていく(テント外で軽く飲食したい)
- コンロは持っていくが、お湯をわかす程度
- 料理はしない
- 焚き火はしない
ざっと以上のようなスタイルを想定しました。
特に、「調理しない」「焚き火しない」というのは重要なポイントと思っています。
調理をしない
最近はキャンプブームということもあって、YouTubeでも楽しそうに料理をしたり、焚き火をしているシーンが多く出てきますが、なにぶん初心者の私ですので、多分ツーリングでまわるだけでも精一杯、そこでキャンプをするとなっても、バタンキューでしょうから、時間のかかりそうなアクティビティはしないことにしました。そもそも普段、まったく料理をしないので、普段やらないことを、ツーリングで疲れた状態でキャンプ場でできるわけがないと思いました。とはいえ、さすがにコーヒー・紅茶などは普段自分で淹れるので、それぐらいはやるかなと思います。
焚き火をしない
また焚き火ですが、これも調べていくと焚き火禁止のキャンプ場もありますし、OKだとしても、今回の旅はツーリングメインですから、焚き火のための準備や後始末に時間は取られたくなく、その分少しでも身体を休めたいと思っています。まだ焚き火を楽しめるレベルに遥か届きませんので、見送りです。
タープは?
悩んだのはタープですね。ネットでのご意見を見ていても、なくても良い!いや、あったほうが良い!と様々でした。今回はツーリングメインですから、夕方まで走っていますし、雨が降ったらキャンプしないので、タープは不要かなと思っていました。風がふいたら張らない、撤収しないといけないなど、だいぶ登場場面が限られるのではと思いました。しかしながら、そもそもタープというものがどんなものか興味があったので、今回は一度購入して持っていってみようということにしました。
それではテントや寝具など、キャンプツーリングに初めて挑戦する入門者がどんなキャンプ用具を揃えていったか、そして実際はどうだったかについてそれぞれコメントしていきたいと思います。