初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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レインスーツ

北海道ツーリングでは雨対策が必須

北海道ツーリングについて、いろいろな方のブログやYouTubeを拝見すると、みなさん一様に雨対策の重要性を訴えておられました。当初、私は「う~ん、雨が降ったら走らなければいいじゃん」と今から思えばアホなことを考えており、雨対策をなめてました。「まー一応(一応じゃない!)レインウエアー持っていくかー」ぐらいの軽い気持ちでいました。

ツーリングをろくにしたことがない私は、当然?、バイク用レインウエアーを持っていません。ハイキング用のレインウエアーも持ってはいたのですが、ちょうどレインジャケットがボロボロになって廃棄したところで、ちゃんとしたものを持っていませんでした。

バイク用レインウエアー

レインウエアーについて調べていくと、どうやら一般のアウトドア用のレインウエアーと、バイク用のレインウエアーではいろいろと作りが異なり、ツーリングにはバイク用にしたほうがよいというコメントが多数でした。

確かに雨の中を走るなら、前方からものすごい圧で雨や風が当たってくるので、基本的に上から雨が降ってくる想定のアウトドア用とは作りが違うのは感覚的にはわかります。

特にボトムスは、ブーツのあたりから雨が入ってこないようになっていたり、おしりのあたりからの浸水を意識した縫製になっていたりしています。

またトップスは、手首や首元からの風雨の吹き込み防止は当然として、バタつきを抑えるためのものが二の腕や腰回りに用意されていたりします。

ネットだけではなく、バイク用品店に行って実物をいろいろ見たのですが、やはりどれを買ってよいかイマイチわからなかったです。

レインウエアーの要件

なんとなくまとめたレインウエアーの要件は以下の通り。

  • ツーリング以外の場面でも使えそうなデザイン:
    これは私のバイクウェア選び共通の要件です。
  • 少なくとも上半身の色が、薄暗い雨天でも認識しやすいもの:
    シートバッグやサイドバックと同じ要件です。
  • 縫製など信頼のおける日本のメーカーの製品:
    他の製品選びでも国内メーカー(製造場所は問わない)メインです。
  • 値段があまり高くないもの:
    はっきり言って当時は雨対策をなめていたので、エコノミークラスのグレードでいいやと思っていました。
  • フードがあって取り外しができるもの:
    傘をさすほどのない天気でキャンプ場や街歩きをするときにあったほうがよいかと。

私の場合、国内メーカーの製品を中心に探すため、取り扱いメーカーが多岐にわたるAmazonよりも、国内メーカーの取り扱いが多い?Webikeさんのサイトで商品探しをしました。ただ、残念なことにどうしてもお値段的にはAmazonのほうが安かったりするので、最終的に購入するサイトは商品次第となります(Webikeさん、ゴメンナサイ....)。

選定した商品

正直レインウエアーの商品選定には自信がないのですが、まあー値段も高くなくて、それなりの品質っぽいし、デザインや色的にもこれかなーと選んだのがこちら。

ゴールドウィン「レインウェア Gベクター コンパクトレインスーツ

www.amazon.co.jp

2022年3月当時Amazonで9800円ぐらいで購入しました。

バイク用品メーカーさんのものだと、ライダーです!という主張のデザインが多かったので、外させていただきました。また特定のバイクメーカーのブランドも同様にバイク感出ますので外しています。

雨対策をなめていて、あまり商品選定に時間をかけていなかったので、今探すならば違った選択となっていたと思いますが、当時はやることが多すぎてこれを選ぶだけでも精一杯でした。

実際にレインウエアーはどうだったか

北海道ツーリングで雨をなめきっていた私は初日からしっぺ返しを喰らいます。詳しくはツーリング記のほうで書きますが、走り出して1時間もしないうちにレインウエアーを着ることになりました。

雨対策をなめていたので、事前に雨具のサイズを確認する程度は着てみたものの、細かい機能やつくりまでは確認していませんでした。事前の機能チェックは必要です。

もうその場では雨がじゃんじゃん降っていますので、急いでレインウエアーを着ます。初めてブーツを履いたままボトムスを履くのですが、ブーツもそれなりに大きいので、いくら裾が広がるタイプでもひっかかるにはひっかかります。結局路肩のブロックに腰をかけて履きました。

トップスも急ぎそのまま羽織ったので、フードはついたままです。まあ問題ないじゃろと思ったら問題ありで、走り始めると、襟元のフラップやフードの首周りのフラップがバタバタするは、ヘルメットにボタンが当ってカコンカコンとなるはで、再び路肩に停止。とりあえず襟元のフラップだけ中に突っ込んで(ボタンを留めなさい!)、フードはそのまま(フード外しなさい!)で走行再開。当然フードの襟元フラップが時々ばたつきましたが、文字通りそのまま突っ走りました。全然ダメですね...。

さすがに、その日の夜、反省してレインウエアーを観察して、いろいろな機能を確認し、フードを外したりしました。

このレインジャケットはベンチレーション機能がついていて、助かりました。結構蒸すこともあり、ジャケットの中の湿度コントロールができて助かったと感じています。

ボトムスについては、この後、ブーツカバーの記事で詳しく書きますが、意外とレインパンツはずり上がってきます。短足には自信があったのですが、それでも、です。そのあたりも次回の製品選定で考慮すべきポイントかと思いました。

次回に向けての製品選定

レインウエアーのボトムスは要改善でした。レインジャケットのほうは、まあこれでもよいと思うのですが、ボトムスのほうは買い増しを検討しています。

課題は2つあり、

  1. 裾がどうしてもずり上がり、ブーツの足首部分に雨が吹き付けられる
  2. 立ったままでも脱ぎ履きができるタイプに変えたい

というものです。

裾のずり上がりは、長時間乗っているとだんだんずり上がってきて、ブーツの形状や防水範囲にもよりますが、足首部分に吹き付けられた雨水がブーツの中に浸水してくるという問題になります。私の場合、ブーツは防水でしたが、足首から上は防水ではなかったので、ずり上がると雨水が入ってきました。防水ブーツだから大丈夫と思っていたので油断していました。これはブーツカバーにより防ぐことができますが、バイクを降りたときに、ブーツカバー自体があまり快適な装備ではないので、なるべくブーツカバーなしで行きたいところです。

2番目の課題については、意外と道中でレインパンツを脱ぎ履きすることがある、ということです。このレインパンツでも充分に裾は広いのですが、ヒザ周辺は狭いので、大きいブーツは脱ぎ履きが大変です。私のブーツはそれほどゴツくないにもかかわらず、座らないと脱ぎ履きが難儀したので、多少お値段が高くても、立ったまま脱ぎ履きできるサイドオープン型を導入したほうが元が取れると感じました。

長距離を走る北海道ツーリングでは出発地が晴れていても、途中で天候が変わることはよくあり、途中で雨が降ればレインパンツを履くことになり、再び晴れたりすると暑くなるので脱ぎたくなります。

脱ぎ履きのタイミングは必ずしも道の駅とかコンビニではなく、何もないところで脱ぎ履きすることもあったので、腰掛けるものが何もない状況でボトムスを履くのは大変でした。積載したバイクに寄りかかるのも危険です。

次回に向けては、例えば、こういった製品を導入したく思っています。

ラフアンドロード「3レイヤーサイドオープンストレッチレインパンツ(rough-and-road.co.jp)

www.amazon.co.jp

この製品は、サイドオープンかつ、ずり上がり防止ストラップがついていますので、私の2つの課題に応えてくれています。

ただ、お値段はAmazonで7500円ぐらいと、普通のレインパンツの3倍ぐらいして、これだけで上下のスーツが買えてしまいそうな値段ですので、もう少し研究したいと思います。