ツーリングには必須の積載用具
ツーリングネットは、ツーリングをしたことのない私でさえ持っている最強のバイク積載用具ですね。今回の北海道ツーリングでも持っていきます。
主な用途としては以下のものを結束するためです。
- デイバッグ
- キャンプ用マット
- ソーラー充電式ライト
- マイクロファイバータオルを干す
- 三脚
他にも濡れた手ぬぐい、汗だくのTシャツ?とかも干すかもしれません。
私が以前から持っているのはこちら。
タナックス「MOTOFIZZ ツーリングネットV グレー Lサイズ(30L) MF-4642 (Amazon)」
どのサイズを買えばよいのか当時わからなかったので、とりあえず常用している25Lクラスのデイバッグが入ればよいと思い、30LサイズのLサイズにしました。
色はグレーにしました。黒だと畳んだ状態から開くときに、フックの黒と区別がつきにくいのであえてフックと異なる色合いかつ、どんなバイクの色にも合いそうなグレーにしました。
確かこれは前のバイクNinja 250Rに乗ってすぐ買ったと思いますので、購入時期は多分2010年の夏だと思います。
今までほとんど使ったことがなかったので本格的に使うのが今回が初めてとなります。
実際にどうだったか
想定通りの大活躍でした。ただ購入から12年経過していて、弾力性が弱っているような気もしますので、次回までに同じサイズ、同じ色のものに買い替えようと思います。
使い方は至って簡単なのですが、畳んだ状態から開くときに、絡まっているのでやはり面倒ですよね。みなさん何か工夫しているのでしょうか?
一見表裏や上下がないように見えますが、フックの向きと位置から考えると左右と裏表が決まっています。少なくとも中間のフックがついているのが左右になりますので、フックが逆手になっても気にしないなら裏表はどうでもよいかもしれませんが。
私の積載手順は、シートバッグを車体に拘束した後、
- デイバッグをシートバッグのリアに密着させ、ツーリングネットの中間のフックをシートバッグのリア側Dリングかリアキャリアに引っ掛け、
- 次にキャンプ用マットなどをデイバッグとシートバッグの上部の間に置いて、そのままネットの上側のフックを前に引っ張ってシートバッグのDリングに掛け、
- 最後はツーリングネットの下側のフックを、ツーリングフックバーに掛けます。
荷物の中身の状況によって形状が変わるため、掛ける位置は一定ではなく、適度なテンションがかかるように位置決めをします。
購入してから12年以上経っているので、弾力性が少し弱っているようにも感じました。また、スチールフックを樹脂カバーで保護しているのですが、樹脂カバーがたびたびずれてスチールフックの根元が露出することがありました。もう製品の寿命なのかもしれません。
ツーリングネットは振動によってフックが外れてしまうという弱点があるため、ネットのテンションには注意しなければならないのです。
その掟を一回破ってしまい、走行中にフックが外れてしまい、デイバッグが落下したことがありました。
いつもならナンバープレートのネジの部分にあるツーリングフックバーまで引っ張っていたのですが、リアキャリアでもいいかな?と思ってちょっと緩かったのですがヨシとしてしまったのです。
不幸中の幸いなことに、かろうじてデイバッグのショルダーベルトが外れた下側のフックのひとつにひっかかっていて、地面を引きずられるようなカタチになっていました。それも宗谷丘陵の白い道で引きずり回したものですからデイバッグは真っ白で下の角がボロボロになってしまいました。
ツーリング後、帰宅してこの記事を書いている過程で初めて知ったのですが、フックの背中に小さな逆向きのフック(サイズ調整フック)がついていて、テンションが緩い場合に、ここにネットをひっかけるのだそうです。
これを知っていれば「事件」は起きなかったかもしれません。
勉強になりました!