初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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デイバッグ

使い慣れたデイバッグを持っていく

これまで私の長期旅行の際の荷造りが、スーツケース+デイバッグというスタイルでしたので、今回もシートバッグをスーツケースに見立て、いつもどおりデイバッグも持っていくことにしました。

いつも使っているものですから、どこに何を入れるかが決まっていますので、収納・取り出しにストレスが少ないです。

活用場面は様々で例えば以下のような感じです。

通常ツーリング中:雨具や防寒具、飲料や行動食などツーリング中に使用するもの一式を入れます

ホテル泊:街に出るときに持っていき、ツーリングプラン検討用の地図や、買った土産を入れる

キャンプ泊:風呂にいくとき、買い出しに行くときなど

連泊の中日:ツーリング中に必要なもののみを入れる

デイバッグの要件

私がデイバッグを買い替えるときに必ずチェックしているポイントを記載します。

  • 容量:25L前後。30Lだと縦長になって大きすぎで、20Lだと小さすぎます。自分にとって25Lがジャストサイズです。
  • メインコンパートメント:背中側にノートPCを入れるエリアがあること。ノートPCやタブレットなどを持ち歩くことが多いので、摩擦なく出し入れできるノートPC用のスロットが欲しいです。
  • パネルオープンタイプ:なるべく下まで大きく開くこと。
  • ファスナー:ダブルファスナー。ファスナーを中央付近にしておきたいため。
  • グラブループ:なるべく太めでしっかりしたもの。ここを掴む機会が多く、細いと重いものが入っているときに手に食い込んで不快なので。
  • サイドポケット
    両側に左右対称であること:左右対称にあると同一のものをどちらにも入れられるため使いやすいです
    ペットボトルが入ること:普段はペットボトルや折りたたみの傘を入れるため(ツーリング中は三脚を入れることもありました)
    メッシュ不可:よくサイドポケットがメッシュになっている製品もあるのですが、メッシュにひっかかることがありストレスなので表面がスムースな布地になっていてほしいです
    結束するストラップがあること:ちょっと長めのものを入れるときに縛り付けることができると安心
  • フロントポケット:多用するので、中は小分けになっていて欲しい
  • チェストストラップ:稀に重いものを入れたときに使うのであって欲しい
  • シンプルなウェストベルト:シンプルなストラップであること。稀に重いものを入れたときに使うのであって欲しいが、めったに使わないので、普段はテープバンドでコンパクトにまとめたいので、ごつくて太さのものや、収納機能があるものはかえって邪魔なのでNG。
  • 表面にネットやループがないこと:普段は何かひっかける用途がないので、むしろ何かに引っ掛かりやすくて危なくストレスなので。

現在使っているのは3代目ぐらいで、ジャックウルフスキンのシリウス(www.outnorth.no)というシリーズの25Lです。2014年に購入したものなので、もうさすがに販売していません。

www.outnorth.no

デイバッグの積載

デイバッグはシートバッグと一緒に「ツーリングネット」を使って結束します。

www.amazon.co.jp

私はだいぶ前にタナックスさんの「MOTOFIZZ ツーリングネットV グレー Lサイズ(Amazon)」を買って持っていたのでこちらを活用します。

引っ掛け先は主に、シートバッグのフロント側のDリング、リアキャリア、ツーリングフックバーといった具合です。

この結束はかなりしっかりしないといけません。北海道は都心部と違って結構道がでこぼこしているため上下の揺すぶりがあると考えなければいけません。

ツーリングフックバー

ツーリングネットの引っ掛け先に「ツーリングフックバー」という聞き慣れない部材名がありますが、これはバイクのナンバープレートを留めるネジ穴につけるコの字型のバーのことです。

www.monotaro.com

最近は売っているのをあまり見かけないので、ナンバープレートを一部隠してしまうからダメになったのかもしれません。ナンバープレートの横にひっかける穴がついている製品は今でもあるようなので主流はそちらなのでしょう。

タナックス(TANAX) 「バイク用荷掛けフック MOTOFIZZ プレートフック3 (ブラック) MF-4729 (Amazon)

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レインカバー

私のデイバッグにはレインカバーが標準ではありませんが、以前からレインカバーを持っていたのでそれを利用します。自転車で通勤していたとき、年に数回ほど雨の中を走らざるを得ないことがあり、その時用に持っていた汎用のレインカバー、ドイターのレインカバー1(Amazon)という製品です。ドイターといえばブルーがメインカラーなのですが、またしてもイエローを選んでいます。薄暗い雨の日は目立つ色で!

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25Lのデイバッグ用が入るなら何でもよいと思います。デイバッグはツーリングネットで結束するので、カバーでも飛んでいってしまうことはないのでOKと思います。上のドイターもそうですが、収納ケースと一体になっているほうがよいでしょうね。小さい袋が別だと失くしやすいので。

ザノースフェイス「スタンダードレインカバー30L NM09103 (Amazon)

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実際にどうだったか

防水シートバッグ+デイバッグ作戦は自分のスタイルにマッチしているのでストレス少なく過ごすことができました。いつも使っている用具があることの安心感がなんともいいです。まさに八面六臂の大活躍だったのですが、一度「事件」が発生します。

デイバッグ引きずり回し事件

今回の北海道ツーリングでやらかした失敗のひとつに「デイバッグ引きずり回し事件」というのがあります。稚内を出発して、まっすぐ宗谷岬まで行き、そこで一度デイバッグを外して着替えなどをしました。その後デイバッグを結束する際に、ツーリングネットの下側をリアキャリアに引っ掛けたのですが、ちょっと緩いかな~と思ったのですが、ま、大丈夫じゃろ、と思って発進しました。

宗谷丘陵に入っていったところ、結構道がバウンバウンしていました。そのうちどこかから小さくビーーーーという音が聞こえてきたのですが、ん?なんじゃ?と思っていましたがバイクから降りて確認することもなく、そのまま宗谷丘陵を抜けて白い道に入りました。

白道では撮影などをして、バイクのところに帰ったときに、なんとデイバッグが地面までずり落ちていて、ツーリングネットにひっかかって引きずっているような状況でした!

北海道ツーリング初のトラブルだったので、ショックで頭が真っ白になりました。いやーでも不幸中の幸いで荷物が落ちていなかったのです。これでデイバッグがなくなっていたら大ショックですよね。いや本当に焦りました。あまりにもショックで写真に撮りそこねてしまいました。残念。

結果として、デイバッグのボトムの隅が擦り切れた状態となってしまいました。穴までは開いていないのでまだ使えますが、これも思い出の傷ということでこのままにしてあります。