初めての北海道キャンプツーリング

バイク初心者、ツーリング、キャンプともに未経験の50代が、北海道ツーリングに挑戦

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バイク用スマホホルダーとガジェットバー

バイク用スマホホルダーの導入

ツーリングをしなくても、日常の移動で知らないところに行くときはやはりナビが欲しいですよね。昔はナビ専用機が大活躍してくれましたが、地図が古いことがあったり、検索できる目的地の情報が少なかったりという難点があり、今どきはスマホのナビアプリがベスト。となるとスマホホルダーが必要となります。このスマホホルダーというジャンルは星の数ほど製品があって、一体どれを選べばよいか本当にわからないです。まあ初めての買物は失敗するかもしれないという覚悟で、私はミノウラさんの「iH-220-STD Sサイズ SMクランプ仕様(Amazon)」を購入しました。

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ミノウラは、振動条件が厳しそうな自転車関連の製品を作っている日本のメーカーさんで、国内で製造しているとのことで信頼しているのと、日本人の細かいニーズを製品にフィードバック・改善していると期待しまして、これにしました。もし気に入って再度購入したいときも、後継製品がありそうです。Amazonにある謎のメーカーですと、再購入はほとんど期待できませんので。

この製品の場合、上下は軽くハマっているだけで、左右をバネで挟み込む方式となっていて、それだけでは振動でスマホが落下しますので、シリコンバンドでスマホが浮かないように抑え込んでいます。

この落下防止のシリコンバンドが画面の中央より少し上の部分を水平に横切っているため画面を見る時に時々邪魔になります。特に高速道路に入ってナビが高速道路モードの表示になると、この先のICやPA/SAがリスト表示になるため、文字やアイコンと重なってしまうことがあります。が、そんなときはちょいっと左手でずらしています。

スマホホルダーの取り付け位置

このスマホホルダーは取り付け自体は簡単ですが、問題は取り付ける場所です。これはどんなバイクでもハンドルまわりをどうするかという問題があると思います。導入当初は、ハンドル周りにあったものは、ETCアンテナ(左ミラーの根元にステーを増設)、ヘルメットロック(ハンドル右グリップ近く)だけでしたので、ハンドルバーの左クランプの左あたりに取り付けました。この位置だとトリップメーターが見えにくくなりますが、普段の街乗りでは乗車中に乗車位置から見えなくても困らないと思います。ハンドルクランプ周辺だと2015年式のエストレヤのキーシリンダーの位置と近いのでキーの抜き差しで多少邪魔ですが、抜き差しはできるのでOKとしました。

なお、スマホホルダーは基本的にハンドルの左側にとりつけます。あまりよろしくないことですが、走行中にちょっとスマホを1タップしたいとか、音量を上下したいというちょっとした操作をしたくなることがあり、この場合、右はスロットルを回していますので、左手で操作するしかないのです。そのためスマホホルダーは左側に配置すると少ない動作でスマホを操作できるのでよいです。もちろんスマホをガチで操作するときは停車しなければなりませんが。

マルチガジェットバーの導入

ツーリングをするにあたり、スマホホルダーを位置を変更しました。

タンクバッグを導入することになり、ハンドルクランプの周辺にスマホホルダーを設置することができなくなったからです。そのまま左のハンドルグリップの近くに移設することも検討しましたが、それだと乗車中に目線の移動距離が大きくなり、ちょっとあぶないです。ちょうどGoPro導入も検討していて自撮りをする可能性もあり、他にもUSB電源やら電圧計やら導入の機運がありましたので、思い切ってマルチガジェットバーを導入しました。

エストレヤ(ESTRELLA)15年 マルチガジェットマウントバー WORLD WALK(ワールドウォーク)(Amazon)

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スマホホルダーは、見やすいように、ガジェットバーの中央左よりに設置しました。

これでもホルダーの角度によっては、特にUSB電源ケーブルをスマホに接続した状態のときに、タンクバッグと干渉するので、スマホの角度はやや水平気味にする必要があります。このタンクバッグとの干渉問題もあり、USB電源ケーブル接続時は、タンクバッグは上下に拡張して使うことができません。ここは使い勝手の観点で注意ポイントとなります。

また、北海道の道路は都心部と違って、一部穴が空いていたり、でこぼこになっているところもあり、振動でスマホが落下するリスクが高いと思い、補強するため、四隅を押さえるラバーバンドや、落下防止ストラップを導入するとか考えましたが、使い勝手の観点から見送りました。

四隅を押さえるタイプは、取り付けの際に4つの隅にひとつひとつゴムをかけることになり、取り外しのときも少なくとも2つの隅からゴムを外さなければならないと思います。一方で単にわっかになっている標準のシリコンバンドなら、取り付け時は、スマホをシリコンバンドにくぐらせてホルダーの左右で挟むだけ、取り外し時はスマホ本体を抜き取るだけなので、手間がかからないと思ったからです。もちろん外れにくさは四隅タイプだと思いますが、そこは個人の選択だと思います。

落下防止ストラップは普段からスマホにストラップがつくことになり、これも自分的には邪魔に感じるので不採用です。

<四隅を押さえるラバーバンド>
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<落下防止ストラップ>
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スマホホルダーは実際にどうだったか

北海道ツーリングを通して、スマホは、ナビ、天気アプリ、音楽再生などで大活躍だったので、スマホホルダーは必須の装備です。心配されたシリコンバンドだけでも大丈夫でした。

一方で、ツーリングの途中から、スマホを取り外すときに、開放レバーを引くだけでは左右のホルダーがバネの力では開かなくなりました。このスマホホルダーを購入したのは2年前の2020年7月ということもあり、そろそろ樹脂の経年劣化が始まっていると思われ、加えて長距離を走ったことで砂埃が可動部のスキマに入ったからだと思います。そのためスマホを取り外すときは、開放レバーを引きつつ、スマホを右側にスライドする操作となりました。まあ外れなくはないので問題なく使い続けられると思います。